pdflushを制御してLinuxのキャッシュバッファのチューニングを考えてみたいと思います。 kernel2.6系から書き込みに関するキャッシュバッファ管理はpdflushによって実現されています。これはkernel2.4系の時代にはbdflush+kupdateの組み合わせで実現されていたものです。このpdflushを制御することにより、ディスクI/Oを向上させる可能性があります。 ※ 当然ですが、パフォーマンスが向上するか否かは環境によります。 ・Linuxの遅延書き込み機構(ざっくりと) 一応、前提となる遅延書き込みについて簡単に触れておくと、データの書き込みは1次記憶装置から2次記憶装置へ・・・みたいな感じで、徐々に記憶容量の多いほうに渡されていきます。一般的に記憶容量が多くなるに反比例して記憶装置へのアクセスは遅くなりますね。 要はメモリからHDDへのディスク媒体にデータが書