はじめに Prometheus でアプリケーションの構築をしているとどうしてもこの値が取りたいのに... と思うことが多々ある。Pushgateway も選択肢として上げられるが今回は選択肢を増やしてほしいという意味でもExporterの実装方法について検討していきます。ExporterはPrometheusのpull モデルに適合し、監視対象のライフサイクルと一貫性があり、スケーラビリティと自動検出の利点を享受できるため、Pushgatewayよりも推奨される方法です。ただし、特定のユースケース(サービスレベルのバッチジョブなど)では、Pushgatewayの使用が適切な場合もあります。Pushgatewayを使う際には以下の問題点があるので注意が必要です。 複数のインスタンスを1つのPushgatewayで監視すると、単一障害点とボトルネックが発生する可能性がある。 Prometheu
The core engine providing runtime insights to the Sysdig platform
3-shake SRE Tech Talk #4 (https://3-shake.connpass.com/event/253028/) の登壇資料です。LT です。
The core engine providing runtime insights to the Sysdig platform
今回はKubernetesクラスターをPrometheusとcAdvisorで監視してみるのを試してみようと思います。 Kubernetesの監視にPrometheusとGrafanaを使うのはメジャーな方法です。 久しぶりにセットアップしてみたら、Kubernetesのバージョンアップデートに伴って仕様変更など色々あり、旧来のやり方でうまくいきませんでした。 コンテナー基盤のクラスター監視は重要だと思うので、現時点(2020年5月9日)の動作確認した手順をここにまとめておきたいと思います。ちなみにKubernetesはmicrok8sを使って構築した環境で確認していますが、他の方法でセットアップしたKubernetesでも動くと思います。バージョンは1.17.5を用いましたが、おそらく1.18でも同様かと思います(後日確認します)。 想定する構成 本例では次の2台を想定しますが、Prom
この記事では、Prometheusを用いてKubernetesクラスターを監視するための10個の実用的なクエリー例を紹介し、PromQLの書き方に不慣れな方々をサポートします。 これらのクエリーはSysdigの経験に基づき、クラスターのヘルスチェック、リソースの使用状況、オーバーコミットの警告など、運用に役立つ情報を提供します。 例えば、クラスターやネームスペースごとのポッド数、CPUやメモリのリミットが設定されていないコンテナの検出、再起動しているポッドの把握、CPUやメモリのオーバーコミットの検出などが含まれます。 これらのクエリーは、クラスター運用の効率化やトラブルシューティングの初期段階に役立ちます。 また、Sysdig MonitorのPromQLライブラリーを参照することで、さらに多くのクエリー例を見つけることができ、PromQLの理解を深めることが可能です。 詳細はこちら
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは。ヤフーのクラウドプラットフォーム本部に所属している北田、馬場、高橋です。 私たちのチームは社内向けに IaaS 環境を提供しており、その品質を管理・維持するために監視システムを導入しています。 システムの部分的な障害や冗長性などを監視する目的で、私たちはこれまで Sensu を使っていましたが、その EOL をきっかけに Prometheus へ移行することにしました。 この記事では、Sensu の移行先として Prometheus を選んだ理由、Prometheus を利用した監視システムの構成、そして、Prometheus を導入した際の工夫などを紹介します。 ヤフーの IaaS 環境の監視状況 私たちのチームが社
概要 Metric types | Prometheus で定義されているようにPrometheusでは大きく4つのメトリクスタイプがあります。 Counter Gauge Summary Histogram 今回はGoのPrometheusクライアントライブラリを用いて各メトリクスを独自で用意する方法を説明します。 環境 Prometheus 2.11.1 Golang 1.12.7 prometheus/client_golang 1.0.0 expose まずはPrometheusが監視対象のメトリクスをPullできるよう/metricsのエンドポイントを用意します。 公式クライアントとしてpromhttpというライブラリが提供されているのでそれを使います。 package main import ( "log" "net/http" "github.com/prometheus/c
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