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2023年1月13日のブックマーク (6件)

  • 構造主義で作るおいしいカレー - 快適な生活

    知の三段階 今日、人間の知は次の三段階に分けられます。 事象の収集(何があるか) 事象の理解(質は何か) 事象間の関係化(どう位置づけるか) 人間の知に「関係」の理解という第3段階を追加したのが構造主義です。構造主義とは、事象そのものの質よりもそれを構成する要素間の関係、つまり構造に着目する考え方です。 カレーと構造主義 ところで、カレー質とは何でしょうか。ルウの存在?スパイスの存在?ブイヨンにカレー粉をまぶしたもの?……カレーという概念をあらためて吟味すると、じつに「ふれ幅」の大きな概念だということがわかります。結局のところ、カレーとは、「カレー的なスパイスをつかった料理」くらいにしか説明できません。「インド料理をすべてカレーと呼ぶことは、日料理をすべてしょうゆ料理と呼ぶようなもの」とよく言われます。「カレー」の概念的実態は、使い手によって異なる、曖昧で変動的なものと言えます。

    構造主義で作るおいしいカレー - 快適な生活
  • かくて神は身罷られスパイスの芳香だけが残る - 四次元くずかご

    暇なので南インド風カレーでも作りながら、神の不在について考えてみましょうか。 まず中華鍋を用意します。“爆”って感じの鉄の格的なやつは「結局そんな火力、ウチにはないやん」ということで使わぬまま錆びつき、この前捨ててしまったので、形だけが中華鍋型のテフロン加工なんちゃって中華鍋です。 いわゆる「神の死」について、利用機会がなく錆びついて捨てられた、つまり有用性が失われたから神はいなくなった、という考え方はあるのでしょうか。でも、有用性故に存在していたとしたら、それは共同体で共有し得る単なる社会常識や法であり、神とは呼べないと思います。そもそも代替可能な神ならば、わざわざ死を喧伝されたりしません。 ちなみにこの鍋にはぴったり合う蓋があるのが素晴らしいのです。蓋は後になくてはならない役割を演じてくれます。鍋の真ん中に油を垂らします。大さじ3と言ってみるけど目分量です。ハンドメジャーってやつです

    かくて神は身罷られスパイスの芳香だけが残る - 四次元くずかご
  • コロナ禍の学生はすごいから覚悟しておけ

    仕事で、大学生とか高校生と長年関わりがある(教員ではない)。 コロナ禍の学生、すごいぞ。社会なめ腐ってるぞ。 メールはおろかSNSの連絡も興味があるものを最優先して、返信を寄越さない。 やらなきゃいけないことに手をつけない。 注意すると「コロナで青春奪われたのだから、このくらいは大目に見てほしい」とか平気で言う。 奪われた時間を取り返そうとして、あちこち手を出してパンクして人に迷惑かける学生も多い。 (学生に限らないけど)Zoomの打ち合わせは「ながらで全然OK」って思ってるせいか、大事な発表会とかでも他の行事と掛け持ちしてることさえある(歩きながら、とか別の打ち合わせと同時に参加、とか)。 よく「今の若者は青春を奪われてかわいそう」とか聞くけど、その世代が卒業して実際に関わることになったらびっくりするぞ。 【追記】 想定よりも反応が多くて、言葉足らずだったなと反省したので追記する。 ・お

    コロナ禍の学生はすごいから覚悟しておけ
    danse
    danse 2023/01/13
    “注意すると「コロナで青春奪われたのだから、このくらいは多めにみてほしい」とか平気で言う。”
  • 話すのが苦手な人のためのプレゼンの裏技テクニック|けんすう

    僕のことを直接しっている人にはよく知られた話ですが、僕はなかなかどうして話すのがヘタでして、コミュニケーションをとるのが得意ではないのですね。 特に、大人数の前だとすごい緊張しちゃうので、落ち着いて話すこともできません。心臓がバクバクいい、足が震えます。10人以上いる会議で発言とかかなりキツイです。 で、そんな僕なんですが、プレゼンをしなさい、となる時もたまにあって、そういう時、結構困るのですね。どうしたらいいんだと。 しかし、何回か回を重ねていくことで、話す技術を向上することはできなくても、表面的なテクニックでなんとかカバーすることは出来るな、と思ってきました。ハウツーですね。僕はハウツーが好きなんです。 そのあたりのテクニックをたまに後輩に教えたりするのですが、ブログにまとまっているほうがいいかなと思ったので、紹介します。 ---✂--- 「遊び半分の起業のすすめ」 最近、こんな感じ

    話すのが苦手な人のためのプレゼンの裏技テクニック|けんすう
  • これだけ守れば見やすくなるデザインの基礎

    2019/04/18に株式会社gumi様で行ったデザイン講義のスライドです。 デザインとは何か?デザイナーは何を考えてデザインを作っているのか? という話から、実際にデザインを評価・検討するための言葉を紹介しています。

    これだけ守れば見やすくなるデザインの基礎
  • 哲学のスライドのつくり方 - エウダイモンな李徴

    はじめに 先日、初めての学会発表をしたが、これは同時に、初めて公の場で自分が作ったスライドを披露する機会でもあった。これより以前にスライドを作ったのは、おそらく学部2回生の頃が最後で、そのときでさえ無手勝流のスライドだったので、学会発表を機にスライドの作り方を初歩から学び直した、という次第。 eudaimon-richo.hatenablog.jp ノートでは、私がスライドのデザイン面で勉強したことや気をつけたことを記しておく*1。私の備忘録でもあるが、他の方が参考にすることも当然できる。 哲学分野やその他のいくつかの人文科学系の分野ではテキストが多く、かつ図や表が少ないため、学会発表の際にもスライドを使わない——その代わりにレジュメを使う——場合がある。たしかに、レジュメによる発表にも多くの利点があるが、〈スライドを使うという選択肢がないから、あるいは見やすいスライドを作ることができな

    哲学のスライドのつくり方 - エウダイモンな李徴