1978年6月27日生まれ、静岡県浜松市出身。出版社勤務を経て演劇・音楽系フリーライターに。90年代半ばに『MTV japan』に出会い音楽に目覚める。オアシス、ブラー、レディオヘッド、サウンドガーデンやスマッシング・パンプキンズとブリット・ポップやオルタナティヴ・ロックに洗礼を受け、インダストリアル・ロックにハマり、NINE INCH NAILSの虜になる。BOREDOMSのEYEと七尾旅人がマイヒーロー。
![人間的存在を一瞬のうちに変転させる批評性──Arctic Monkeys『The Car』](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f09555076825c8e556e9e0b6b3ee94c702ff4393/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstorage.googleapis.com%2Fmusit-2022-storage%2F2022%2F10%2F5410fc4b-fsqkdtdx0aa7ism.jpeg)
Arctic Monkeysとわたし自分が音楽の深みにハマったきっかけ。それは2009年当時、14歳の誕生日の数週間後にリリースされたArctic Monkeysの3rdアルバム『Humbug』が原因だ。 7歳離れた兄の影響もあり、元々海外の音楽に親しんでいた。それまでの数年はクラシックロックを一通り聴いていた。そんな時に、音楽をディグり始めた少年時代の私は“Crying Lightning”に出会し、まさに雷に撃たれた。リアルタイムのバンドに熱中したのはArctic Monkeysが初めてだった。来日時にNHKの音楽番組で演奏した際も、夜更かしをしてテレビにかじりついた。スタッフにフリスク的な物をあげようとするAlexがキュートであった。 3rd『Humbug』は、Arctic Monkeysで一般的に名盤とされる1stと2ndに比べ、高確率で駄作扱いを受けているが、それはプロデューサー
Arctic Monkeysについての雑感2018年に発表された「Tranquility Base Hotel & Casino」から約4年、待望のArctic Monkeysの新作が発売されます。ありがたいことにBeatink社主催の世界最速視聴イベントに参加することも叶い、リリースに向けてかなりテンションが上がっています。 「個人的アルバムランキング」ということでアクモンに対する雑感から。私が海外の音楽を聴き始めた頃は「AM」を出した後で、図書館やTSUTAYAで全部のアルバムを借りウォークマンに入れていた訳ですが、性急な1stや2ndだけが8MBの音楽プレイヤーのスタメンに残り他のアルバムはあまり聞き返す機会はありませんでした。2018年に「Tranquility Base Hotel & Casino」を聴いた際も「音が良い」「声が良い」「渋い」とはっきりした感想を持たないままに気
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