第４回 ハバナのアルセニオス
いつも旅が終わらぬうちに次の旅のことを考え、隙あらば世界中の海や山に、都会や辺境に向かう著者。とは言っても、世界のどこに行っても自己変革が起こるわけではなく、それで人生が変わるわけでもない。それでも、一寸先の未来がわからないかぎり、旅はいつまでも面白い。現実の砂漠を求めて旅は続く。体験的紀行文学の世界へようこそ。 アルセニオスは突如として漆黒の表情を浮かべて静かに語り始めた。「先月に彼女は死んだんだ」と。予想もしない話に僕は「え...？」と言ったきり何も言えなくなる。 コーンロウスタイルの黒髪と褐色の肌を持つアルセニオスは、たった1時間前にハバナのホテル街の外れで出会ったばかりの青年だ。オレンジの花が描かれた黒いTシャツを着ている。もし彼に日本で出会っていたら、遊び人風情の若者だと思っただろう。そういう軽さが彼にはある。 アルセニオスの恋人はトーカという名前の日本人だった。４年前、彼女は友
Don’t Like Your Job? Change It (Without Quitting)
Sometimes you know your job just isn’t right for you. Maybe you’re in the wrong field, don’t enjoy the work, feel surrounded by untrustworthy coworkers, or have an incompetent boss. Most people would tell you to find something that’s a better fit. But that may not be possible. There are many reasons you may not […]
「静かな退職」阻止は経営者の責務－ダボス会議パネルで専門家指摘
世界経済フォーラム（ＷＥＦ）年次総会（ダボス会議）の経営・人事専門家のパネルで、新型コロナウイルス禍により労働環境が根本的に変わった結果広がった、無理せず最低限の仕事をこなすという就業スタイル「静かな退職（クワイエットクイッティング）」について、これを防ぐのは経営者や企業首脳の責務との見解が示された。 クリエーター向け動画共有サイト運営の米Ｖｉｍｅｏのアンジャリ・スッド最高経営責任者（ＣＥＯ）は「この問題を解決するのはトップダウン型リーダーの仕事だ」とし、「われわれは非常に異なったコミュニケーションの必要がある」と指摘した。その上で、ほとんどのリーダーはその用意ができていないと述べた。 「静かな退職」はコロナ禍のさなか、在宅勤務で雇用者とのつながりを失った結果、仕事は最低限にとどめてプライベートを優先するスタイルに静かにシフトした人たちを表す造語だ。昨年９月に公表されたギャラップ調査による
1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
