約17年という歳月をかけて『水滸伝』『楊令伝』『岳飛伝』の3作から成る全51巻「大水滸伝」シリーズを完成させた北方謙三。同シリーズは累計発行部数1100万部を突破し、熱烈なファンを数多く抱える大ベストセラーとなった。そんな北方謙三の新たな歴史大河小説として2017年より「小説すばる」で連載がスタートした作品が『チンギス紀』。この度、その単行本第1巻『チンギス紀 一 火眼』・第2巻『チンギス紀 二 鳴動』が同時刊行! タイトルからわかるように本作は、ユーラシア大陸を人類史上最大規模の広域にわたって支配したモンゴル帝国の初代皇帝チンギス・カンを主人公にした物語だ。 チンギス・カンは12世紀半ば(生年不詳)にモンゴル族キャト氏、イェスゲイの長子として生誕。テムジンと名付けられた。1206年、モンゴル草原の諸部族の統一を果たしたテムジンはモンゴル帝国の支配者、チンギス・カンとして即位。以降、ユーラ
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