コーヒーショップのテーブルに置かれた使い捨てのコーヒーカップとプラスチック製のふた(2017年11月15日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Justin TALLIS 【1月17日 AFP】欧州連合(EU)は16日、欧州で使用されるプラスチック製の包装材を2030年までにすべて再生利用可能なものとする環境汚染対策計画を発表した。さらに、コーヒーカップなどの使い捨てプラスチック製品の使用を段階的に廃止する計画も明らかにした。 EUの行政執行機関である欧州委員会(EC)から発表された計画は、中国が海外のリサイクル用廃棄物の輸入を禁止する決定を下したことを受けてのものだ。欧州からの膨大な量の輸入廃棄物もこの規制の対象に含まれる。 EUは現在、収集・分別したプラスチックの半分を輸出しており、このうち85%が中国に送られている。 ECのフランス・ティメルマンス(Frans Timmer