日本郵便は、子会社の物流会社が配送途中に紛失した劇物のメタノールが別の配送先に誤って届けられていたと発表しました。 日本郵便によりますと、20日、報道を見た大阪市内の会社から警察に「荷物の中に紛失したものと似たメタノールの缶が紛れ込んでいる」と通報があり、調査の結果、紛失したものと同じだと確認したということです。 缶は開封されておらず、メタノールは本来の配送先の会社に届けられました。 誤って配達された会社には紛失がわかった先月28日に数百個の配達物があったということで、日本郵便は荷物を仕分ける段階で誤って紛れ込んだとみています。 日本郵便は「原因について調査を行い、今後同じような誤りがないようにチェック体制など指導していきたい」としています。