梅雨を前に、手ごろな価格で傘を借りることができるシェアリングサービスが、21日から福岡市で始まりました。 利用者は、スマートフォンのアプリで、設置スポットに置かれた傘の柄の部分のQRコードを読み取ります。 すると、スマートフォンに暗証番号が表示され、その番号で傘の柄の部分にあるダイヤルを回すと傘が開きます。 傘を使い終わったら、近くの設置スポットに表示されている返却用QRコードを読み取って、返却することができます。 傘の設置スポットは、福岡市役所や地下鉄天神駅など市内に41か所あり、合わせておよそ1000本の傘が用意されています。 料金は1日70円で、6日目以降、1か月間は420円で好きなだけ利用することができます。 日本洋傘振興協議会によりますと、国内での傘の年間購入量はおよそ1億3000万本で、運営会社は、傘をシェアリングすることでゴミの減量にもつながると期待しています。 「アイカサ」