ブックマーク / honz.jp (17)

  • 『黒い海 』 海の『エルピス』調査報道が明らかにする未解決事件の「真実」 - HONZ

    興奮冷めやらぬままこれを書いている。すごいノンフィクションを読んだ。大晦日に読み始め、気がついたら年が明けていた。このは読み始めたら途中で止めることができない。 ある未解決事件の謎に単身挑んだジャーナリストが、ファクトを丹念に積み上げ、真相に迫る。ところが、あらゆる可能性を吟味し、これしかないという仮説に辿り着くが、国の調査結果はこれを否定するものだった。目の前に機密の高い壁が立ちはだかる。明らかに国は何かを隠しているのに、その先に進むことができない……。迫力ある一冊だ。これが初めての単著というから驚く。デビュー作にしてこれほどの傑作というのは、近年記憶にない。 著者が挑んだのは、日の重大海難事件史上、まれにみる未解決事件である。2008年6月23日、第58寿和(すわ)丸は、千葉県銚子沖にいた。犬吠埼から東へ約350キロの太平洋上である。船員は20名。この朝はカツオの群れを追って操業し

    『黒い海 』 海の『エルピス』調査報道が明らかにする未解決事件の「真実」 - HONZ
  • 昆虫がいま、消えつつある──『サイレント・アース 昆虫たちの「沈黙の春」』 - HONZ

    この『サイレント・アース』は副題に入っているように、殺虫剤や農薬などの化学物質の危険性を訴えた「沈黙の春」の昆虫をテーマにした現代版とでもいうべき一冊だ。 著者によれば、いま世界から昆虫の数が急速に減少しつつあるという。温暖化など環境の変化もあるうえ、森林の伐採など問題は絶えないから、昆虫の数が減っていること自体に違和感はない。では、具体的に何が原因で昆虫は減っているのか? 気候変動の影響? 農薬や殺虫剤の影響がいまなお残っているのか? その全部が複合しているのか? そもそも、昆虫の数は数はあまりに多いので正確に把握されていないとよくいわれるが、数が減っているのは当なのか──など、昆虫の現在の苦境を中心軸において、無数の問いかけを書では扱っていくことになる。 昆虫がいなくなると何が問題なのか? 昆虫が消えてなにか問題があるのか? と思う人もいるかもしれない。蚊やゴキブリが消えたらせいせ

    昆虫がいま、消えつつある──『サイレント・アース 昆虫たちの「沈黙の春」』 - HONZ
    dazz_2001
    dazz_2001 2022/09/07
    森林とか自然の中の昆虫は減っているかもしれないけれど、都市部の下水とかトンネル、地下などの昆虫は逆に増えているんじゃないかなぁ?
  • 友好的なのが何より大事 『ヒトは〈家畜化〉して進化した──私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか』 - HONZ

    ヒトの進化において「協力的なコミュニケーション」が大きな鍵を握ったであろうことは、たびたび指摘されるところである。人がひとりでできることは限られている。単独で野生動物を狩ろうとしても、得られるのはせいぜいウサギくらいだろう。しかし、ほかの人と協力すれば、わたしたちはシカだって野牛だって狩ることができる。また、ほかの人と情報交換すれば、わたしたちは新たな技術などについて伝えあうことができる。というように、その進化史において、協力的なコミュニケーションはヒトに多大なメリットをもたらしたと考えられる。 しかしそれならば、次のような問いがさらに生じても不思議ではないだろう。ヒトはどうやって協力的なコミュニケーションを行うことができるようになったのか。 書は、その問いに対してひとつの回答を与えようとするものである。そして、書が導き出す回答は、原書のタイトル(Survival of the Fri

    友好的なのが何より大事 『ヒトは〈家畜化〉して進化した──私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか』 - HONZ
  • 『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』世界はくだらない仕事にあふれてる - HONZ

    待ちに待った邦訳がようやく出た。 デヴィッド・グレーバーの『ブルシット・ジョブ』である。 「ブルシット・ジョブ」とは、「クソどうでもいい仕事」のことだ。 もう少し丁寧に説明すると、「なんのためにあるのかわからない、なくなっても誰も困らない仕事」のことである。 近年、私たちの身の回りでブルシット・ジョブが増えている。 そして、確実にこの手の仕事は、働く人々の心身を蝕んでいる。 多くの人がこのことにうっすら気づいていたようで、2013年に著者があるウェブマガジンで「ブルシット・ジョブ現象について」という小論を発表したところ、国際的な反響を呼んだ。書はこの小論をベースに、その後の調査や考察を加えて一冊にまとめたものだ。コロナ禍でエッセンシャル・ワーカーに注目が集まる中、時宜にかなった出版といえる。まさにいま読むべき旬の一冊だ。 著者のデヴィッド・グレーバーは、イギリスの名門大学、ロンドンスクー

    『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』世界はくだらない仕事にあふれてる - HONZ
    dazz_2001
    dazz_2001 2020/08/26
    でも、効率効率として無駄が全くない世界も、ディストピアなので、要はバランスの問題なんだよなぁ。究極的に言えば、ゲームとか娯楽も無駄と言えば無駄だし。
  • 『真実の終わり』米国きっての書評家が警告する民主主義の危機 - HONZ

    ミチコ・カクタニをご存じだろうか。を愛する者にとって彼女はまさに「雲の上の人」だ。1955年生まれの日系米国人2世で、ニューヨーク・タイムズ紙で34年間にわたり書評を担当した。辛口の書評で知られ、98年にはピューリッツァー賞(批評部門)も受賞している。英語圏で最も影響力のある書評家だ。 書は、彼女が2017年に会社を退職して初めて世に問うた著作である。意外なことにそれは文芸批評ではなかった。トランプ政権の誕生以後、民主主義が危機に瀕する米国社会を鋭く分析した渾身の一冊だったのだ。 トランプ大統領の登場をきっかけに世界は明らかに変わった。フェイクニュースやプロパガンダがはびこり、真実を追究する姿勢はないがしろにされるようになった。ヘイトスピーチが主流化し、人々は異なる政治的立場を超えて対話する術を見失ってしまった。なぜこのような事態が引き起こされたのか。なぜ真実や理性は絶滅危惧種となって

    『真実の終わり』米国きっての書評家が警告する民主主義の危機 - HONZ
    dazz_2001
    dazz_2001 2019/07/13
    トランプ大統領とか安倍総理を積極的に支持している層が、格差拡大で生活が苦しくなっている貧困層というジレンマ。
  • 『トッカイ』バブルの後始末はまだ終わっていない - HONZ

    平成が終わった。元号なんて日でしか通用しない、世界は西暦だ、などと言われてしまえばその通りなのだが、大学入学で上京したのが平成元年だったこともあって、個人的にはやはり平成の終焉は感慨深いものがある。 平成とはどういう時代だったのだろうか。 平成元年、1989年12月29日に日経平均は史上最高値の3万8915円87銭をつけた。ところが翌年1月から株価の下落が始まり、夏には都心の地価も下がり始めた。1991年(平成3年)2月に景気が後退局面に入ると、あとは坂道を転げ落ちるように日経済は転落して行った。その後に長すぎる停滞が待っていたのはご存知の通りだ。 平成とはバブルのてっぺんから始まり、奈落へ転げ落ちて負った複雑骨折の大怪我が癒えることのないまま、そのほとんどを寝たきりで過ごしていたような時代だった。平成が終わり、令和が始まった瞬間の空騒ぎを見ていると、停滞をなんとかしてリセットしたいと

    『トッカイ』バブルの後始末はまだ終わっていない - HONZ
    dazz_2001
    dazz_2001 2019/05/14
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    水虫治療のためならば千里の道も駆け抜ける!『乱世の薬売りシン』第... 2018年09月25日 秘伝の水虫薬を売ることに人生を賭ける男“シン”の活躍を描いた1P大河ギャグ『乱世の薬売りシン』第三十四話!⇒【第一話】はこちら【毎週火曜更新】佩月なおこ/作。シン・・お前は何しにきたんだ?! 次の...

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    dazz_2001
    dazz_2001 2017/05/16
    久しぶりに読み返したくなった。原作の方は未読なので、そっちも読んでみるかなぁ
  • どこまでを人に任せるべきか──『デジタルアポロ ―月を目指せ 人と機械の挑戦―』 - HONZ

    書は「人と機械がアポロ計画においてどう役割分担をしたのか(そもそも人に役割はあるのか)」という観点から、計算機開発を中心に、人間と機械の協働を分析した一冊になる。アポロ計画に関する歴史を辿る物からマネジメントを分析する物まで山ほど存在するだけに、今更新しいものが読めるのかなあ? と疑問に思っていたのだが、これが滅茶苦茶おもしろい! アポロ計画の技術者は機械設計にどのように人を組み込んだのか? 重大な月面着陸で人を制御にどのように介在させたのか? 人はいつスキルを持った賢い操縦士として働き、いつ飛行規定書に沿って機械のように動いたのか? この”人と機械”の境界線は、無味乾燥とした技術計算だけで成り立っているようにみえるアポロ宇宙船の人間的側面を映し出す。 原書は2008年刊行なので10年近く時間が経っているが、その価値はいささかも減じることがない。それどころか、自動運転車や人工知能との

    どこまでを人に任せるべきか──『デジタルアポロ ―月を目指せ 人と機械の挑戦―』 - HONZ
  • 『限りなく完璧に近い人々』北欧の人って本当に幸せなの? - HONZ

    北欧諸国といえば、税金は高いが充実した福祉が存在し、経済は概ね堅調でしかも労働時間が短く、民主的で腐敗の少ない政府を持ち、そのうえ、シンプルでオシャレな家具が溢れる地上の楽園というようなイメージ゙があるのかもしれない。実際に英国にあるレスター大学の心理学部の「人生の幸福度指数」という調査では、デンマーク人が人類でもっとも幸福な国民に選ばれている。2011年に国連が行った世界幸福度レポートでも1位がデンマークで2位がフィンランド。ノルウェーが3位でスウェーデンが7位という結果もある。 HONZでも最近、新メンバーの堀内勉が『フィンランド人が教える当のシンプル』と言うのレビューを書いている。書によればフィンランド人は朝の8時から仕事を始め夕方の4時くらいで仕事を切り上げる。仕事と家族、そして個人の自由な時間とのバランスを大切にしており、夏休みは平均で4週間もあり、多くの国民が田舎にコテー

    『限りなく完璧に近い人々』北欧の人って本当に幸せなの? - HONZ
    dazz_2001
    dazz_2001 2016/10/31
    読んでみたいかな。
  • 『兵士は戦場で何を見たのか』破壊される男たち - HONZ

    2007年、カンザスのフォート・ライリーを拠点にしていた第16連隊第2大隊は、念願のイラク派兵に臨むことになった。指揮官のカウズラリッチ中佐は40歳の勇猛な男で、特殊部隊の兵士としてアフガニスタンでの従軍経験もある。しかしイラク進攻作戦では、彼の大隊は留守番組であった。 士官学校を卒業した多くの士官がペンタゴンで働くことを夢みる。だがカウズラリッチはそれを望まない。軍内部の政治を敬遠し前線で戦うことを常に求める。「兵士の中の兵士」「彼について行けば地獄の底からでも戻ってこられる(後略)」と部下に呼ばれるような気質の男だという。また彼は陸軍に入隊してから今まで、一人の部下も死なせたことがないという経歴の持主でもあった。書はピュリツァー賞経歴を持つジャーナリスト、デイヴィッド・フィンケルが派兵される第2大隊に同行し、兵士たちがどのように崩壊していくかを丹念に取材した従軍記である。 カウズラリ

    『兵士は戦場で何を見たのか』破壊される男たち - HONZ
    dazz_2001
    dazz_2001 2016/03/18
    紹介されている本は全部読んで見たい。良いレビュー。
  • 『食糧と人類』エネルギーから見た文明史 - HONZ

    「文明を動かす究極のエネルギーとは何か?」 この問いへの答え方は、その人の考え方よりも置かれた状況に左右されるのかもしれない。 「文化」や「技術」という答えが場所を占めるようになったのは、何千年というスパンで見ればここ最近のことだろう。それらを謳歌できるのも、うに困らなくなってからの話である。これまでも、そしてこれからも、文明を動かすエンジンはべ物だ。 文化技術ではなく、糧生産を軸に文明について考えてもいいのではないかと著者は言う。その歴史は、1つの問題を解決するとまた別の問題が持ち上がる、危機と方向転換のサイクルを繰り返しながら進んできた。書は、何千年にもわたる壮大な糧史を一気に振り返ろうとする意欲的な1冊である。 狩猟採集から農耕定住、そして都市生活へ。エネルギー不足から過剰への転換、そして環境問題の発生。糧生産の歴史を把握するには、そうした大きな流れの中にある、数々の分

    『食糧と人類』エネルギーから見た文明史 - HONZ
    dazz_2001
    dazz_2001 2016/02/02
    これも読みたい本。
  • 『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』 自然選択は、年を取ると引退する - HONZ

    この200年間における人類の平均寿命の伸長度合いには目を見張る。1840年を起点にとれば、我々の平均寿命は1時間あたり15分も伸び続けており、この200年で倍になった計算となる。しかしながら、最先端テクノロジーをもってしても不老不死の実現はおろか、150歳まで生きるこすら全く不可能に思える。なぜ、ヒトは老いから、死から逃れることができないのか。 人類が思考を手にしたときから問われ続けているだろうこの難問に、エディンバラ大学進化生物学の教授である著者は、進化論を武器に切り込んでいく。進化論を軸に考えれば、最初に疑問に思うべきなのは「なぜ、ヒトは永遠に生きられないのか」ではなく、「なぜ、ヒトはこれほど長く生きられるのか」であることがよく分かる。著者は巧みな比喩と刺激的なエピソードを交えながら、進化が老化と死にどのような影響を与えてきたのかを教えてくれる。またその過程を通して、自然選択がどのよう

    『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』 自然選択は、年を取ると引退する - HONZ
    dazz_2001
    dazz_2001 2016/02/02
    読みたい本の一つ。だけど、読み込む体力がないと、駄目そうなので、ちょっと手を付けられずにいる。
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    あなたの留守中に家に勝手に人が入って生活していますよ?それが『ヒ... 2018年09月20日 あなたが朝起きて学校や会社に行く時に鍵をちゃんと閉めて出て行って。 一日を終えて夜に帰宅した時に違和感を覚えた事無いですか? “あれ?前日の夜にシャワー浴びた後のタオルってここに置いたっけ?”...

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    dazz_2001
    dazz_2001 2016/01/20
    全然知らない漫画だった。少女漫画?
  • 『香港』自由を模索し続ける人々 - HONZ

    慌ただしい事から傷ましい事まで、年明け早々大きなニュースが次々舞い込んでくるが、中でも異質な恐ろしさを感じたのが、香港・銅鑼湾書店の関係者が失踪したという報道だ。後に中国当局が拘束の事実を認めたが、共産党や国家指導者にとって都合の悪いを売る人々を香港の中から連れ去るというのは、圧力のかけ方が尋常ではない。「一国二制度」が掲げられてきた香港の「自由」に一体何が起きているのか? そもそもこれまで、香港における「自由」はどのように移り変わってきたのか? 書はイギリス植民地時代、1997年の返還後、そして近年へと変化を続けてきた香港の姿が書かれた一冊だ。日人の香港政治研究者と香港人の日社会研究者の2人による共著であり、それぞれ異なる角度から香港の変遷を追っている。金融、スパイ映画、マカオに代表される華やかさ、雑多な街並み、といったパッと浮かぶイメージからは見えない香港の実態が、平易な文章で

    『香港』自由を模索し続ける人々 - HONZ
    dazz_2001
    dazz_2001 2016/01/20
    中国が攻めて来たら無抵抗で云々と言っている人は、こういう中国の実態を知って、どう思うのだろうか。まぁ、知ろうともしないだろうけど。
  • 『ハンター・キラー』対テロ戦争の主役ドローン。その運用の内幕を見よ! - HONZ

    作者:T・マーク・マッカーリー中佐 翻訳:深澤 誉子 出版社:KADOKAWA/角川書店 発売日:2015-12-25 ドローンという兵器はアメリカ軍が行う対テロ戦争において、なくてはならない存在になりつつある。様々なメディアなどでこの無人兵器が取り上げられているが、その運用実態や、どのような人間が何を考え、この兵器を遠隔操作しているかということは、あまり知られていない。なぜなら、書でも述べられているが、ピンポイントでテロ組織の幹部を抹殺する、この兵器を運用するには、高度な匿名性が維持される必要があるからだ。 しかし、匿名性ゆえに氾濫するRPA(遠隔操縦航空機)への無責任な報道に業を煮やした著者は、遂に沈黙を破る決断をする。書はRPAの操縦士として勤務し実績を重ね、後に第60遠征偵察飛行隊の指揮官を務めた空軍の元将校が記したRPA部隊の内部の記録である。 まず、意外なことに米空軍ではド

    『ハンター・キラー』対テロ戦争の主役ドローン。その運用の内幕を見よ! - HONZ
    dazz_2001
    dazz_2001 2016/01/19
    ちょっと読んでみたいかな。
  • 『生物はなぜ誕生したのか 生命の起源と進化の最新科学』 - HONZ

    作者:ピーター・ウォード、ジョゼフ・カーシュヴィンク 翻訳:梶山 あゆみ 出版社:河出書房新社 発売日:2016-01-14 書はピーター・ウォード/ジョゼフ・カーシュヴィンク著、A New History of Life: The Radical New Discoveries about the Origins and Evolution of Life on Earth(Bloomsbury, 2015)の全訳である。 著者の一人ウォードは地球科学および宇宙科学の研究のかたわら、これまで多数の著作を発表し、日でも六作が紹介されている。とくに、酸素濃度の変遷が進化や絶滅の原因となったという説や、生命は自滅的な性質を内包しているという「メデア仮説」、そして地球生命は宇宙で唯一ではないものの非常に稀だという「レアアース仮説」で知られる。書は、ウォードの研究の現時点での集大成というべき

    『生物はなぜ誕生したのか 生命の起源と進化の最新科学』 - HONZ
    dazz_2001
    dazz_2001 2016/01/13
    生物はなぜ誕生し、進化したのか。
  • 『二重螺旋 完全版』訳者あとがき by 青木薫 - HONZ

    世界を震撼させたドキュメントには、失われたピースが存在した。行方不明になっていたクリックの書簡、そして貴重な資料写真や図版を加えて、「分子生命学の夜明け」が再び蘇る。なぜ今、『二重螺旋 完全版』なのか? その出版までの経緯を、翻訳者の青木薫さんに解説いただきました。(HONZ編集部) 1953年の2月28日、ジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックは、DNAの二重螺旋構造を発見した。 それから15年後の1968年に、ワトソンはそのときの成り行きを綴った『二重螺旋』を発表する。そこに描かれていたのは、いまだ第二次世界大戦の爪痕の残る欧米を舞台とし、生命科学の景観を変えることになる発見をめぐるドラマだった。 物語の幕開けは、1951年の春。生命の謎を解きたいという野心を抱く、23歳のアメリカ人ジム・ワトソンは、たまたまナポリで開かれていた高分子学会に参加した折に、ロンドン

    『二重螺旋 完全版』訳者あとがき by 青木薫 - HONZ
    dazz_2001
    dazz_2001 2015/05/29
    この人の翻訳は信頼できるし、面白い。読む価値はあると思うし、自分も買って読もうと思う。
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