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ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (3)

  • 宮崎哲弥&呉智英『知的唯仏論』

    宮崎さんから頂戴しました。ありがとうございます。しかしこの対談は題名通りに知的刺激に満ちてますね。最初は宗教マンガ(僕も名作だと思う『祝福王』など)を題材にしてわりと軽めに話題に入るのですが、書の主要部分といっていい第二部の「宗教と「この私」」は濃密な仏教論というだけではなく、近代、意識、キリスト教や現代西洋思想の問題領域、そして個々の生き方までするどく切り込んでいきます。主に話し手は宮崎さんですが、要所要所で呉氏が問題を提起してさりげなくリードしていくのがある意味にくい(笑。 「宮崎:私の考えでは、仏教は、先に縷説した独我論的な思考を内側から破る方途を提供できる、たぶん唯一の実践哲学なのに、誰もそこに注目しない。「「この比類なき私」から入り、「縁起する無我」で出る」仏教だからこそ可能は「救済」ですのに」(240頁)。 「この比類なき私」から入り「縁起する無我」で出る宗教という発言は、第

    宮崎哲弥&呉智英『知的唯仏論』
  • 宮崎哲弥・山形浩生・田中秀臣:ポール・クルーグマン『さっさと不況を終わらせろ』を読む(ニコニコ生放送14日金曜19時30分)

    ニコニコ生放送の公式番組です。今週の9月14日金曜の夜19時30分開始になります。詳細は以下に http://live.nicovideo.jp/watch/lv107129123?ref=top&zroute=index だいぶ昔からの知人ですが、なんと三人で集うのは今回が初めてです。いつも会った気がしてますが 笑 どんな話がとびだすか、まったくわかりません。 僕もとても楽しみです。少なくとも衣装だけは工夫しようかな? 笑) さっさと不況を終わらせろ 作者: ポール・クルーグマン,山形浩生,Paul Krugman出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/07/20メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 12人 クリック: 404回この商品を含むブログ (54件) を見る

    dcfmpm
    dcfmpm 2012/09/10
  • [経済]トーマス・サージェント(2011年ノーベル経済学賞)と政策レジーム転換:2011-10-10 - Economics Lovers Live Z

    今年のノーベル経済学賞はトーマス・サージェントとクリストファー・シムズの両氏の与えられた。特にシムズ氏については僕は専門外すぎてわからないので書くのは遠慮するが、サージェント氏の業績のあるものを少なからず熟読した経験もあり(いまも定期的に繰り返し読んでいる)、ここで簡単にコメントしたい。 http://www.nobelprize.org/nobel_prizes/economics/laureates/2011/ サージェントは1943年生まれ。カリフォルニア州バサーデナ生まれ。68年にハーバードでPhDを取得。ニューヨーク大学の経済学教授。ルーカスらと合理的期待形成を基にしたマクロ経済学の立場で有名で、その代表的なテキストは80年代から90年代にかけてよく読まれていたと思う。サージェントの長いキャリアの前半について、経済学史家のマーク・ブローグの『ケインズ以後の100大経済学者』から引

    [経済]トーマス・サージェント(2011年ノーベル経済学賞)と政策レジーム転換:2011-10-10 - Economics Lovers Live Z
    dcfmpm
    dcfmpm 2011/10/10
    レジーム転換の重要性がわかっていても、それに踏み出せない心理的、社会的な要因を知りたいよね。
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