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ブックマーク / www.honzuki.jp (2)

  • 自我の境界線はどこにあるの?『空が灰色だから』の阿部共実作品特集 | 本が好き!Bookニュース

    今年もたまごまごさんに原稿を依頼しました。今回は、昨年から話題騒然の阿部共実特集です。先日、代表作『空が灰色だから』の最新刊と、最初期からの短編を集めた作品集『大好きが虫はタダシくんの―阿部共実作品集』が刊行されました。読者の不快感を煽るような独特の表現を用いて、社会生活の不安を描く阿部共実の魅力とは何なのでしょうか。 阿部共実の作品を最初に読んだとき、つよく印象にのこったのは虫でした。 虫には「群体で行動することが多く、単体で生きていくことができない」というイメージがあります。 群れの中で何らかの役割をになって、初めて生きていけます。 でも人間は違う。一人でも生きられる。ゆえに、自我がある。 自分は他人と違う。社会と違う。一個人である。こうやって認識することで、「自分」を考えるきっかけができる。 それが、阿部共実作品ではゆらぎます。 強烈な自意識過剰と、自他の境界線の崩壊。自分はこう思っ

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  • 書評でつながる読書コミュニティ - 本が好き!

    殺戮の繰り返されてきた中国史は、平和ボケの日人には信じられないほど、おぞましいものです。世界の覇権を目指すことを隠そうとしない現代中国に対峙するためには、禁断の中国史を知っておくことが必要です。 百田さんが、まえがきで述べていますが、歴史上、中国という国は、存在しません。清や明などの国が存在しただけです。 3頁 私たちが「中国史」と思っているのは、ひとつの国家の歴史で…

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