ウォータースライダーには毎夏、行列ができた=2017年8月9日午後1時26分、埼玉県上尾市、県公園緑地協会提供 多くの埼玉県民に親しまれた県営さいたま水上公園(上尾市日の出2丁目)のプールが今夏、半世紀にわたる歴史に幕を下ろす。最後は歓声を響かせたい。関係者は新型コロナウイルスの感染対策を徹底して営業するつもりだったが、そこに「第5波」到来。公園を管理する県公園緑地協会には惜しむ声が寄せられている。 【写真】1979年ごろの水上公園。7ヘクタールの敷地に7種類のプールを擁し、開業当時は「東洋一」の規模を誇った=朝日新聞社機から撮影 さいたま水上公園は1971年7月、県誕生100年を記念し、県内初の水上公園として開業した。7ヘクタールの敷地に七つの屋外プールを備え、ひと夏で80万人以上が訪れたこともある人気施設だった。近年は形の違う三つのプールと高さ10メートルのウォータースライダーで営業。
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