特集はシリーズSDGsです。宮城県大崎市の天然記念物の淡水魚「シナイモツゴ」がある外来種の繁殖によって生存を脅かされています。生態系の回復には外来種の駆除が欠かせませんが、資源として有効活用するため、いま地域ぐるみの活動が行われています。 【写真を見る】1年で“4万匹”駆除 天然記念物の天敵「赤いアイツ」を炊き込みご飯に! 大崎市鹿島台にあるため池。およそ3万平メートルの広さがあり、豊かな生態系が育まれています。池には、1916年この地区にあった「旧品井沼」で発見され、現在は絶滅危惧種に指定されている淡水魚の「シナイモツゴ」など、多くの魚や水生昆虫が生息しています。 しかし、ある生物の存在がそれらの生存を脅かしています。 ため池の厄介者の正体それは・・・、外来種のアメリカザリガニです。 魚や水生昆虫の生息に必要不可欠な水草を食べるなど、生態系に大きな影響を及ぼしています。 先月28日、今シ