もはや必須? 企業の「AIを使いました」報告 米国では“明示なし”フェイク音声が物議に:事例で学ぶAIガバナンス(1/3 ページ) 企業がAIを利活用する際、どのような原理原則に従うべきか。世の中でいくつかの共通認識が生まれようとしているが、その一つが「AI利用の公表」だ。これは「AI利用が隠されたままだと社会や個人に対して不利益が生じる可能性がある」という懸念を多くの人が感じているためだ。 実際、AIの判断が完璧ではなかった事例もある。米Amazonが採用した「履歴書審査AI」では、AIが応募してきた女性エンジニアを不当に低く評価してしまっていた。これは、過去Amazonのエンジニア採用が男性中心だったことをAIが学習してしまったためで、別に同社が女性を差別するAIを開発していたわけではない。だが求職者側には大問題であり、AIによる自動判断が行われるのであれば、事前にそれを知っておきたい
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