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ブックマーク / realsound.jp (5)

  • ChatGPTは史上最高の小説家になりうるーーSF作家 樋口恭介が考える、生成AIの知性

    樋口恭介『構造素子』(早川書房) 文章、画像、音楽、動画など幅広い分野の生成AIがあるなか、とりわけ昨今注目が集まっているのはChatGPTだ。インターネット上の大量のテキストデータを学習した、いわゆる大規模言語モデル(LLM)で、ユーザーがチャットで質問や指示を投げかけると、高精度の回答をまるで人間であるかのように返してくれる。 『構造素子』(早川書房)や『未来は予測するものではなく創造するものである ――考える自由を取り戻すための〈SF思考〉』(筑摩書房)などの著作で知られるSF作家・批評家の樋口恭介氏は、そんなChatGPTを「リスペクトをしている」と語る。SF的な発想をもとに新たな価値や事業を模索するメソッド「SFプロトタイピング」のアイデアをもらったり、小説や批評の執筆時に利用したりしているという。ChatGPTはどのような点が画期的なのか。これからの時代に、作家、批評家、クリエ

    ChatGPTは史上最高の小説家になりうるーーSF作家 樋口恭介が考える、生成AIの知性
  • 菊地成孔が考えるAIと音楽のこれから 常識を揺るがす可能性があるも“100パーセント肯定”な理由

    リアルサウンドでは現在、生成AIによって変わりゆくカルチャーについて考える音楽映画・テック・ブックの4部門合同特集を展開中だ。その一環として、「Max」や「Synthesizer V」などを使用して楽曲制作を行った菊地成孔にインタビュー。「あと2、3年のうちにボーカリストが存在しないポップスのアルバムができる」という菊地が考える、AI音楽のこれからについて聞いた。(編集部) 現時点ではAI音楽産業の常識を根底から揺るがす可能性がある ――菊地さんは実際にAIを使った楽曲制作に取り組まれているのでしょうか? 菊地成孔(以下、菊地):私が主宰しているギルド・新音楽制作工房は現在20名体制で稼働しています。なかには「先端技術開発部」みたいな人たちもいて、当然AIも使っているんですよ。それによって制作された曲も増えてきました。ただ、今の時点だとAIは権利的に不安定で、音楽産業の常識を根底から

    菊地成孔が考えるAIと音楽のこれから 常識を揺るがす可能性があるも“100パーセント肯定”な理由
  • 「音楽そのものが空間であってほしい」 キヌとmemexが語りあう“VRにおける音楽と空間表現”の醍醐味

    音楽とバーチャル表現で人々がつながるイベント『SANRIO Virtual Festival 2023』。多くのミュージシャン・VSingerが参加する中、とりわけ注目度が高かったのは、会場も観客も全てをひとつの舞台に変えてしまう大胆なVR演出だ。 視界をジャックされたり、無数のアイテムが降ったり、足元が消えたりと、強烈なVR体験をした人が多く、その高い評判からどのパフォーマンスの回もフルインスタンス(満室)が続出。有料ライブ同様の注目を浴び、Twitterでも絶賛の言葉とスクリーンショットが飛び交った。 今回はその中から、2019年ごろからVR空間での音楽活動で多くの人の度肝を抜き続けてきたキヌと、楽曲と独自のVRライブパフォーマンスなどでファンが多いmemexのアラン、ぴぼの対談を企画。VR空間における「音楽と空間表現」が及ぼすものについて語り合ってもらった。 〈プロフィール〉 キヌ

    「音楽そのものが空間であってほしい」 キヌとmemexが語りあう“VRにおける音楽と空間表現”の醍醐味
  • w-inds. 橘慶太×KREVA対談【前編】 トラックメイカー視点で語り合う、楽曲制作のテクニック

    慶太:ビートはどうやって作ることが多いですか? KREVA:最近はまずはマシン(Native Instruments Maschine)だね。それで納得いかない時にMPCを通すと、それこそミックス的な観点でも腑に落ちることが多くて。 慶太:なるほど。じゃあマシンのプリセットの音を作って。 KREVA:プリセットからスネアだけ変えたい時はMPC3000に取り込んだり、ちょっとグルーヴが欲しいなって時はまったく同じパターンをMPC3000で組み直して録り直したりとか。そういうのが多いかな。 慶太:じゃあサンプル(既存曲の一部のフレーズ)から音を作ったりはしないんですね。 KREVA:最近はないね。 慶太:前はあったんですか? KREVA:前はもちろん。でも最近だといわゆるドラムマシンのプリセットの中のフレーズとかコード展開とかから作ってみたり。あとはコード進行集とかループ集とかを買ったり。 慶

    w-inds. 橘慶太×KREVA対談【前編】 トラックメイカー視点で語り合う、楽曲制作のテクニック
  • ライゾマティクスが示した“1000日後”の東京五輪 「Perfume Lighting Project」を振り返る

    10月28日、東京オリンピック開催1000日前を記念した番組『内村五輪宣言!~TOKYO 2020開幕 1000日前スペシャル~』(NHK総合)が放送された。番組では“東京”“2020年”をテーマに椎名林檎、トータス松、HUMAN ERROR(浮雲/小雨/林檎)、ゆず、Perfumeがパフォーマンス。中でもPerfumeのステージは、彼女たちのライブに欠かせない存在であるライゾマティクス・真鍋大度チームとコラボしたスペシャルパフォーマンスとなった。番組に出演したメンバーは、小雨こと演出振付家のMIKIKO含めリオ・デジャネイロ オリンピック/パラリンピック閉会式のフラッグ・ハンド・オーバーセレモニーに携わったメンバーばかりで、今回の番組は彼らが東京オリンピックにも何らかの形で関わる布石なのでは、と注目を集めていた。 「Perfume Lighting Project」特設サイトより Pe

    ライゾマティクスが示した“1000日後”の東京五輪 「Perfume Lighting Project」を振り返る
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