No. 24 教育制度批判 その7 2008年4月30日 社会 コメント: トラックバック (0) (これまでの 白田秀彰の「現実デバッグ」はこちら。) それでは、大学時代の私のようなボンクラ学生が「なんか一番ってカッコいいじゃん!」とか言いながら東京大学の講義に通って、東京大学の学位授与試験を受験するだろうか。そうはならないと思う。たぶん、四月に東京大学の講義に出席してみて、周りの学生の頭の良さそうなこと、講義の内容の高度なこと、課題の多いことに恐れをなし、次第に大学の難易度を下げていくだろう。もとより受講は勝手なのだから、近辺で通いやすい大学の講義をあれこれ受講してみて、「このあたりが自分でもついていけるところだな」という大学の講義に落ち着くはずだ。もし、どこの大学の講義にもついていけなければ、もとより大学には向いていなかったのだ。すぐに就職したほうがいい。 逆に、講義の受講それ自体は