私は、最近、日本維新の会 参議院比例代表 第63支部長となり、政治の世界に足をふみ込むべく決意をした。理由の一つは、アベノミクスは失政であり、今後市場の大反乱が起きると思うからだ。それなのに現在、かじ取りをする日本の政治家の中には、失礼ながら、マクロ経済のプロが極めて少ない。経済のプロはいると言っても、企業経営というミクロ経済のプロか、または市場のレフリー役の経験者にすぎない。これではマーケットが動揺した時、見えない影におびえて右往左往するだけだ。今の日本の政治は、血を見ただけで大騒ぎする私に、脳外科の手術を託しているのと同じである。