歴史教科書でよく見る“成金の風刺画”を、百円札が光るライトとして再現したユーモラスな工作が人気です。あの「暗くてお靴が分らないわ」「どうだ明くなったろう」(原文ママ)のやりとりがよみがえる。 暗くてお靴が見えないときも…… スイッチオンで百円札が光り、どうだ明るくなったろう? 元ネタの風刺画。関連性は明らかでないが、「成金の中の成金」といわれる山本唯三郎が、実際に同じことを札束で行ったと伝えられている(浜島書店『中学歴史資料集 学び考える歴史』東京都版173ページより) モチーフの風刺画は「成金栄華時代」(和田邦坊)。第一次世界大戦時の「大戦景気」で成功した成金が、暗闇の中で靴を探す女性に対し、わざわざ百円札を燃やして灯りをとる、そのおごった振る舞いを描いたものです。 作者のosaka(@osakaplush)さんは、この成金の人形を製作。百円札付近にライトを仕込み、スイッチオンで燃えるか