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ブックマーク / nowokay.hatenablog.com (14)

  • 時代がstaticおじさんに追いついてきた(追記あり) - きしだのHatena

    この文章みてください。 オレはもう20年以上システム業界にいるけどな、その長い経験から言うと、オブジェクト指向なんてものは、理論としては面白いけど、およそ実用的とは言い難いものだな。まぁ、例えばGUIのコンポーネントとかはオブジェクト指向に基づいて作られているようだから、そういうツールとかを作る人には必要なものなのかもしれない。しかし君たちがいずれ作ることになる業務アルゴリズムにはまったく無縁のものだと思ってもらって間違いない。どうもこの業界、オブジェクト指向でなければダメ、というような風潮がまかりとおっているけどな、オブジェクト指向なんか当に使っている人はほとんどいないよ。オレも少し勉強してみたけど、カプセル化とかポリ何とかとか、どうにも利点が理解できなかったね。実際、実業務で使ったことなどないしな…… 「またお前、オブジェクト指向の話をしてるのか」と思ったかもしれませんが、2010年

    時代がstaticおじさんに追いついてきた(追記あり) - きしだのHatena
    deep_one
    deep_one 2024/02/08
    関数をスタティック呼び出し可能なメンバ関数にする利点は「複数まとめてバリアントと入れ替えるのが楽だから」というのがある。オブジェクト指向の恩恵って言うのもだいたいそういうことだと思ってる。
  • 報道ヘリがうるさくて救助の邪魔になるという話はどう広まったのか - きしだのHatena

    報道ヘリがうるさくて救助の邪魔になるという話はどう広まったのか、というのを調べてみていたのでメモ そもそもとして「報道ヘリがうるさくて救助の邪魔になる」ということなんてあるのか、という話は、1995年1月17日の阪神淡路大震災にさかのぼる。 震災後6日後に収録されたと言われる1月27日放送の「パペポTV」で上岡龍太郎が次のような発言をしていた。 取材陣のヘリコプターがあの被災地の上を飛び回るでしょう。あの爆音のために、生き埋めになってる人に外からどんなに声かけても、その人たちの声が爆音のために聞こえない 救助の邪魔になるという話 以外にも、被災者から「自分が見せ物にされている」というような苦情もあったようだ。救助ヘリの邪魔になる高度を飛ぶようなこともあったらしい。 これは実際に問題だったようで、その後1997年に日民間放送連盟から「航空取材ガイドライン」が出されて、報道ヘリがある程度の高

    報道ヘリがうるさくて救助の邪魔になるという話はどう広まったのか - きしだのHatena
    deep_one
    deep_one 2024/01/05
    他にも「聴音するために静かにする時間」とかもなかったっけ?
  • 空の配列に対するmaxは何を返すか - きしだのHatena

    ちょっと前に「配列中のすべての要素が条件を満たすかどうか判別する関数で、空の配列はTrueを返すべきかFalseを返すべきか」のような話が話題になってました。 まあこれは「Trueを返す」が答えなわけですが、では「配列中の最大値を返す関数で空の配列の場合は何を返すか」が気になりました。 「配列中のすべての要素が条件を満たすかどうか判別する関数」について言えば、簡単に言えばこんな感じ。 まず、配列のすべての要素が偶数であるかどうか判別する関数を考えます。 void main() { int[] data = { 23, 44, 12, 98, 5 }; System.out.println(allEven(data)); } boolean allEven(int[] data) { for (int n : data) { if (n % 2 != 0) return false; } r

    空の配列に対するmaxは何を返すか - きしだのHatena
    deep_one
    deep_one 2023/06/06
    MAXは片方がN/A(not available)でも正常に計算できるよな。前の話もfalseでは既存の論理演算が破綻するのでダメだが、N/Aは論理演算を拡張すればいけるかもしれん。
  • シンギュラリティは来ない - きしだのHatena

    ChatGPTが思いがけずいろいろなことを人間より賢くやっているのを見てシンギュラリティという言葉を使う人が増えたように思いますが、逆に、シンギュラリティは来ないのではという思いを強くしています。 まず、この文章でのシンギュラリティがなにかという話ですが、レイ・カーツワイルが「シンギュラリティは近い」の1章の終わりで「さあ、これが特異点だ」といっている特異点、そのシンギュラリティです。 シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき 作者:レイ・カーツワイルNHK出版Amazon この特異点は単にAIが人間より賢くなるというだけではありません。人間より賢くなるだけだと、便利な道具が増えるだけなので、大騒ぎするほどの変化は起きません。人の仕事を奪うといっても、蒸気機関ほどでもないですね。印刷機などと並んで、人の生活を変える転換点にすぎず、ただひとつの点をあらわすシンギュラリティには なりま

    シンギュラリティは来ない - きしだのHatena
    deep_one
    deep_one 2023/04/19
    ChatGPTの向こうには、だな。
  • ChatGPTがGoogle検索を使いものにならなくする未来 - きしだのHatena

    いろいろ仕組み的にChatGPTというのはGoogle検索の代替以上の働きをするなぁと思っていたのだけど、それとは別にChatGPTによって検索が使い物にならなく未来が考えられるなぁと思った。 ChatGPTが検索よりもいいのは、そのものズバリな文書がなくても、その周辺から学んだ単語の関係をもとに、答えを構築してくれることです。 たとえば検索の場合は、日語で書かれた文書が用意されていなければ、たとえ英語中国語の文書があったとしても日語での検索には引っかかりません。 けど、ChatGPTの場合は、英語中国語の文書から学んだ単語の関係や、ほかの文書から学んだ英語と日語の関係、日語での単語の関係などから、日語の回答を生成してくれます。 たとえばGluonという会社について日語で説明してる記事はおそらくないと思うのですが、ちゃんと日語で説明してくれます。社はベルギーですが。。。

    ChatGPTがGoogle検索を使いものにならなくする未来 - きしだのHatena
    deep_one
    deep_one 2023/01/25
    主な問題は検索対象のデータが腐っていく事の方かな。まぁゴミブログについては昔からワードサラダ問題があったが。
  • なぜオブジェクト指向方法論に代わる方法論が出ないのか - きしだのHatena

    1990年代にオブジェクト指向分析・設計の方法論がめちゃ流行ったことがあります。 ただ、そのブームが終わって、後続となるような方法論が流行ることはありませんでした。 で、なぜなのか考えていたのですけど、オブジェクト指向方法論のウリは分析段階で出てきたオブジェクト(といいつつクラス)がコードにそのまま引き継がれるというものでした。ようするにオブジェクト指向方法論というのはコードのスケッチを書いて詳細化していくというものだったのです。 しかしながらこれは、スケッチとして書いた分析・設計が間違っていればコードも間違うわけで、強くウォーターフォールの性質をもつものでした。 結局のところスケッチの妥当性というのはコードを書かないと検証ができません。分析・設計段階で見出されたクラスが妥当かというのは、コード書かなければわからなかったのです。逆に、コードを書けば妥当かどうかわかります。であれば、最初から

    なぜオブジェクト指向方法論に代わる方法論が出ないのか - きしだのHatena
    deep_one
    deep_one 2022/08/08
    関数型が流行ってるんじゃないの?
  • オブジェクト指向はすでに粒度が時代にあっていない - きしだのHatena

    定期的にオブジェクト指向disを書いてしまってるのだけど。 とりあえずオブジェクト指向の話をすると定義が人によって違いすぎるので、改めてここでの定義を書いておくと 、基的にはOMTの「データ構造と振る舞いが一体となったオブジェクトの集まりとしてソフトウェアを組織化すること」 に従うのですが 「1990年に流行りソフトウェア開発のすべてを飲み込み、いまとなっては人それぞれ定義が違って技術的議論に使えなくなった、主にオブジェクトを基単位としてプログラムを整理するやりかたを指すマーケティング用語」 という感じです。 ほとんどの場合で人によってオブジェクト指向の指す範囲が違いすぎて、技術的知見の共有には使えなくなっています。でも、いずれの定義にしろオブジェクトを基単位にするというのは重要ではないかと。 ソフトウェアの組織化の単位としてオブジェクトを使うというのが大事で、データの搬送に構造体代

    オブジェクト指向はすでに粒度が時代にあっていない - きしだのHatena
    deep_one
    deep_one 2021/09/27
    クラス概念は有用だけどメソッド組み込んでる意味はないんじゃないかって話かな?微妙に設計が違ってるクラスでメソッド組み入れている方が楽ってことはあるんだが。
  • オブジェクト指向には、カメラがやっとついたころのガラケーのイメージがある - きしだのHatena

    某所でオブジェクト指向についていろいろ書いたのでまとめておく。 問題意識としては初学者がなにかというと「オブジェクト指向できるようになりたい」のようなことを言うけどそこまでの優先順位でがんばるものではないんでは、というところです。 まず前提として、オブジェクト指向は1980-2000年くらいに流行って発達したものの、それ以降は時代にあわせた進歩はしていない20年以上前の技術ってのがあります。 そのころは今だとCPUのキャッシュにも満たないようなメモリをやりくりしてプログラムを書く必要があったので、オブジェクト指向はメモリ上のデータをコピーすることなくうまく使いまわせるようなプログラム技術になっています。 そしてオブジェクト指向にはそこから目だった更新はなく、タイトルに書いたように、カメラがやっとついたくらいのガラケーのような古い技術という感じがします。 オブジェクト指向について、アプリケー

    オブジェクト指向には、カメラがやっとついたころのガラケーのイメージがある - きしだのHatena
    deep_one
    deep_one 2021/01/21
    「オブジェクト指向はメモリ上のデータをコピーすることなくうまく使いまわせるようなプログラム技術になっています」え?そう言うもんじゃないぞ?私の知ってるオブジェクト指向と違う。
  • 電子ペーパーAndroid端末BOOX Nova2を買って不要になった端末たち - きしだのHatena

    電子ペーパーAndroid端末であるBOOX Nova2を買いました。 BOOX Nova2,7.8インチ,電子書籍リーダー,Android,Einkタブレット メディア: 2021/4/29追記 いまはNova3が出てます BOOX Nova3,電子ペーパー,7.8インチ,E Ink,Android10,電子書籍リーダー メディア: 4年前にBOOX C67ML Carta2を買ったのだけど、メモリが512MBで安定して動いてなくて、そんなもんかーとあきらめていた。 それがなんか新しいBOOXは 結構ちゃんと動くっぽいという話で、メモリも3GBになってるし使えるやろーということで買ってみた。 そしたら想像以上によくて、いろいろなものが不要になったのでまとめてみる。 重さはほぼカタログ通り。 Kindle Paperwhite まず完全に用途がかぶるKindle Paperwhiteは完全

    電子ペーパーAndroid端末BOOX Nova2を買って不要になった端末たち - きしだのHatena
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    deep_one 2020/10/10
    なぜブギーボードが出てくる(笑)/コメントを見て。電子ペーパーの方が目が疲れないと言われてる。
  • コードに対してコメントを書くと実装に関するコメントになる - きしだのHatena

    おととい、渋谷JVMというイベントがあって登壇させてもらったんですが、そのあとビール飲んでるときに、ぼくが「コード書く前にコメントだけ書くのいいよね」と言ったあとの返答としてきょんくん(kyon_mm)が言った言葉。 全体としては 「コード先に書いてそのコードに対してテストを書くと実装に対するテストになるし、コードを先に書いてそのコードに対してコメントを書くと実装に対するコメントになる」 という感じ。 ここに至るまでの話もおもしろかったんだけど、ここでは、コメントについて書いてみます。 まず、実装に対するコメントってどういうのかというと、こういうの。 id = findId(name); if(id == -1){ // idが-1だったとき登録 register(name); } いやそれはコード見ればわかるから、ってやつですね。 これは、こうやるとより適切です。 id = findId

    コードに対してコメントを書くと実装に関するコメントになる - きしだのHatena
    deep_one
    deep_one 2015/04/21
    コメントは「ブロック」に対してつけてるな。「何がしたいか」という単位。
  • ソフトウェアプロセス技術がロストテクノロジーになっている - きしだのHatena

    最近会った人とよく話すのが、ソフトウェアプロセス技術がロストテクノロジーになってるんではないかということです。 ソフトウェアプロセスというのは、「プロセスがよいソフトウェアをつくる」という前提のもと、どのようなタイミングでどのような成果物を作り、どのような管理をし、どのように検査をしてソフトウェアを作るかという手順です。 そして、プロセス技術というのは、そのようなプロセスを構築し運用し改善する技術です。 このようなソフトウェアプロセス技術は、1995年くらいから2000年くらいにかけて盛り上がり広まりかけたのですが、そのタイミングでWebが広まりはじめ、「Webは進化が速い」「作るものがどんどん変わる」などを合言葉に、「アジャイルプロセスを採用する」という名目でなんら管理されないプロセスが普及しました。その結果、プロセス技術は完全に下火になっているように思います。 もちろん、Webの発展段

    ソフトウェアプロセス技術がロストテクノロジーになっている - きしだのHatena
    deep_one
    deep_one 2015/03/12
    最近は「プロジェクトマネージメント」と言っているだけなのかもしれない。成果物・管理・テストの大半は含まれる気がする。
  • ソニーデジタルペーパーを買った。これはいいものだー - きしだのHatena

    発表されたときから興味があって、その値段のせいで買うのを躊躇していたソニーデジタルペーパー、なんかレビューみてたら一瞬気を失っていて、その間に注文してしまっていたようです。 ひとこと。これはいいものだー。 ソニー デジタルペーパー DPT-S1 出版社/メーカー: ソニー発売日: 2013/12/03メディア: エレクトロニクスこの商品を含むブログ (1件) を見る 表示 大きいことはいいことだ。 パタヘネやWEB+DB PRESSが実物以上の大きさで表示できるのは、とてもいいです。これで、アルゴリズムデザインみたいなでかいを裁断する気になります。 ブラウザ機能もあって、文字の多いサイトを読むのにもいい感じ。 通常の大きさのだと見開きで表示できるサイズなのですが、見開き表示のモードがないのが当に残念。 4枚表示でも読めるのですけど、横向きで2枚表示が欲しい。 ただ、電子書籍を読んだり

    ソニーデジタルペーパーを買った。これはいいものだー - きしだのHatena
    deep_one
    deep_one 2014/12/05
    法人向けのアレか。/なんと、ソニーストアの広告が横に表示されていた(笑) やっぱり法人向けとか書いてあったし、ReaderStoreにすら対応してないと注意書が出ていた。
  • ソフトウェア工学は失敗している - きしだのHatena

    特に学術的にソフトウェア工学に触れたことはないのですが、むしろそうではなく現場にいる身としては、ソフトウェア工学は失敗しているように見えます。 「成功していない」ように見えるのではなく「失敗している」ように見えるのです。 もちろん、いまソフトウェア開発で使う技法やツールなど、ソフトウェア工学の産物はたくさんあり、現在のソフトウェア開発がソフトウェア工学から生まれたもので支えられていることには間違いありません。 でも、そうやって築き上げてきたものが、1999年以降ガラガラと崩れて、そしてうまく再構築できていないように見えます。 1999年、なにがあったかというと、XPエクストリーム・プログラミング入門というが発行されたのです。リンク先は2版ですが、日語版でも初版は2000年12月になっています。 ここからソフトウェア工学がガラガラ崩れた気がしています。 では、ここまでソフトウェア工学がど

    ソフトウェア工学は失敗している - きしだのHatena
    deep_one
    deep_one 2013/03/23
    XMLが毛嫌いされているって、普通に使われているが…とおもったが、「ソフトウェア製作の現場」で使われているかという話か。EPUBとかWordもXMLだし。/「ソフトウェア工学の定義がおかしい」が適切な感想かも。
  • 「xxxをblogに書くのはやめてくれ」などとblogに書くのはやめてくれ。 - きしだのHatena

    間違った情報をblogに書くのはやめてくれという趣旨なのだろうだけど、「正しい情報しか書いてはいけない」のだとしたらblogなど書けないし、「blogに書くのはやめてくれ」などといってる人も正しい情報だけを書いているわけではない。せめて、過去指摘された自らの問題点を、すべて正してから言わなければいけないのではないかな。 まあ、その書いた人自身のことはどうでもいいか。 ブログに書く内容として、いま勉強してることを書いている人は多いと思う。 そうすると、そこまでの情報で書かざるをえないから、間違った内容や考慮に欠ける内容になることも多い。 そういうのは、やさしい言葉や厳しい言葉やらで、指摘して正しい方向に導くなりボロクソにこき下ろしたりすればいいのであって、「blogを書くな」などというべきではない。 学習過程を載せてモチベーションにするということを、阻むべきではないと思う。 blogに限らず

    「xxxをblogに書くのはやめてくれ」などとblogに書くのはやめてくれ。 - きしだのHatena
    deep_one
    deep_one 2009/03/21
    間違っている!と書くのは良いが、そもそも書くなと言うのは確かに違和感がある。/ああ、個人情報とか明確に違法な情報とかは別ね(笑)
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