東京・新宿と多摩地域や川崎市などを結ぶ小田急小田原線が来年春に複々線化され、混雑が緩和されるほか、所要時間が短縮されることになりました。 新たなダイヤは、小田原線の代々木上原と登戸の間で、複々線化、つまり上り下りとも線路を2本ずつにする工事が完成するのに伴って導入されます。 小田原線では朝のラッシュ時には、電車の本数をおよそ1.3倍に増やすことで、車内の混雑が緩和され、混雑率が昨年度192%と首都圏の主な路線で、3番目、私鉄では最も高かったのが、150%程度に改善される見込みだとしています。 また、快速急行を大幅に増やすことなどで所要時間が短縮され、新宿までの所要時間は、登戸からは最大9分短縮されて18分に、町田からは最大12分短縮されて37分になるということです。このほか、小田急の多摩線や江ノ島線、地下鉄千代田線との直通電車も大幅に増えるということです。 星野社長は会見で「複々線化の効果
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