地方だけでなく、都市部でも深刻な問題となっているタクシーの運転手不足。コロナ禍による離職や高齢タクシー運転手の増加など、理由はさまざまです。そんな運転手不足を解消するために政府が動き出したのが「ライドシェア」。一般のドライバーが自家用車を使って有料で客を送迎するものです。 しかし、名古屋大学大学院の加藤博和教授は「抜本的な解決にならないのでは」と指摘します。 名古屋大学大学院 加藤博和教授: 「一番需要がある朝の時間帯だと、ライドシェアの担い手は家事・家族の送迎の対応で稼働できない恐れがあります。抜本的な解決にならないのではないかと思います」 さらにタクシーの運転手不足の鍵は、ドライバーの賃金を上げることだと言います。 ――タクシードライバーの賃金を上げる方法は何かありますか。 加藤教授: 「タクシーは歩合制なので、お客さんが増えれば運賃収入が上がるので、自動的に給料も上がります」 そのた
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