ラグランジュ方程式とは、解析力学を初めとする物理学の基礎を成す方程式です。 ∂L( q(t), q'(t), t )/∂q(t) - d/dt{∂L( q(t), q'(t), t ) /∂q'(t) } = 0 -- wikipedia:オイラー=ラグランジュ方程式 ちょうど関数の最小値を求めたいとき「微分=0」を調べるのと同じように、 汎関数(関数の関数)の最小値を求めたいとき、このラグランジュ方程式を調べます。 ただ、「微分=0」には“谷底の傾きは平らになる”という明確なイメージが描けるのに比べて、 ラグランジュ方程式のイメージを思い描くのはかなり難しい。 数学が相当得意な人であっても、記号の字面を追うのが精一杯、というのが実情でしょう。 ラグランジュの『解析力学』という本には、イメージを助ける図が一切ありません。 「緒言」でラグランジュ自身が述べているように,この本には「図がまった