攻撃対象のコンピューターからデータを盗む方法にはデバイスが発するノイズをベースにしたものやUSBアダプターに擬装してワイヤレスキーボードを盗聴する手法など、ありとあらゆるものが考え出されているのですが、イスラエルの研究チームが検証した方法からは、コンピューターから必ず発せられる熱を通信手段に用いることが可能であることがわかりました。 Stealing Data From Computers Using Heat | WIRED http://www.wired.com/2015/03/stealing-data-computers-using-heat/ この研究は、イスラエルのネゲヴ・ベン=グリオン大学の研究チームが実施したもの。チームでは完全にネットワークなどから隔離された2台のPCを使い、熱だけを使って情報を送受信する実験を行いました。その様子は以下のムービーに収められています。 B
![コンピューターの「熱」で通信を行ってデータを盗み出すという手法](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dc658798bc89760c6730856f4b2365ac91dde5f2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2015%2F03%2F24%2Fdata-steel-from-heat%2Fcap00106.png)