ソーシャルグッドという今世紀型のブランディング~重要なのは発信者の"本気度" カンヌ・ライオンズ 2014に見るマーケティング潮流(後編) ⇒(前編)はこちらからご覧ください。 同フェスティバルで、ソーシャルメディアと同じくらい重要なトピックとして語られ続けるキーワードに「ソーシャルグッド」がある。これも2010年前後からやたら強調されるようになった。個人的には「一時的な流行か?」と勘ぐる部分もあったが、何年も取材していて、「どうやらこの流れももはや定着したのでは?」と感じている。 「ソーシャルグッド」はいまいち定義のハッキリしない概念だ。社会貢献のイメージが強いCSR的活動と販促色の濃いコーズマーケティング的施策の双方がそこに含まれているように思う。さらに広い意味での社会的メッセージの発信も、ソーシャルグッドにカテゴライズされるケースもあり、正直捉えどころがない言葉なのだが、私はこれを「