PowerShellとLinuxシェルをタブ切り替え可能になる「Windows Terminal」を試用する:Windows 10 The Latest Microsoftが開発した端末エミュレーターソフトウェア「Windows Terminal」のプレビュー版が公開された。早速、このWindows Terminalを使ってみた。これまでの端末エミュレーター(コンソール)との違いなどを含めて解説する。
ガートナーの米国本社発のオフィシャルサイト「Smarter with Gartner」と、ガートナー アナリストらのブログサイト「Gartner Blog Network」から、@IT編集部が独自の視点で“読むべき記事”をピックアップして翻訳。グローバルのITトレンドを先取りし「今、何が起きているのか、起きようとしているのか」を展望する。 人工知能(AI)は、人間が現在行っている判断や作業の高度化や自動化を実現する。そのため、デジタルビジネストランスフォーメーションに不可欠だ。企業はAI活用により、人件費を削減したり、新しいビジネスモデルを創出したり、ビジネスプロセスや顧客サービスを改善したりできる。だが、ほとんどのAI技術は、まだ成熟していない。 「この問題を克服するには、CIOは、戦略的なビジネス目標(売上高の拡大やサービスのスケーリングなど)を達成するためのアプリケーションの設計が、
スタックとキュー コンピュータ上で動作するプログラムではよく「スタック」と「キュー」と呼ばれる形式でデータが使われる。これらはいずれも複数のデータを保管して、それを取り出すために使われるデータ構造だが、データの取り出し方に違いがある。 プログラミングの世界における「スタック」(stack)とは「データを積み重ねたもの」という意味を持っている。 上の画像に示したように、スタックではデータは順番に積み重ねられていく。スタックにデータを積むことを、「プッシュ」という。これに対して、プッシュされたデータを取り出すことを「ポップ」と呼ぶ(「プル」と呼ぶこともある)。プッシュされたデータをポップする(取り出す)際には、直近にプッシュされたものが取り出される。スタックは「後に入れたデータが先に出てくる」データ構造といえる。これを「Last-in, First-out」「LIFO」「後入れ先出し」などと表
徳丸浩氏が誤解を指摘――Webサービス運営者が知らないと損害を生む「パスワード保護の在り方」:@ITセキュリティセミナー サイバーセキュリティの世界で取り上げるべきトピックは多々あるが、「基本的な守りを固める」ことも重要だ。2019年6月26日に行われた「@ITセキュリティセミナーロードショー」の中から、その際に役立つセッションの模様をレポートする。 2019年初め、ファイル共有サイト「宅ふぁいる便」で会員情報の漏えいが発生した事件では、世間に大きな驚きが走った。漏えいの事実自体もさることながら、保存されていたパスワード情報が「暗号化されていなかった」ためであり、特にインターネット上では「今どき、パスワードを暗号化していないなんて」と厳しい批判が相次いだ。 複数の調査や報道によると、パスワードを平文で保存しているサイトは宅ふぁいる便に限らない。その後FacebookやGoogle、Twit
「心の病による労災申請過去最多」なのだそうです。ストレスチェックや働き方改革をしているのに、なぜなのでしょう?――大切なのは「労働者の心の強さ」ではなく「職場の心理的な安全」なのかもしれません。 厚生労働省によると、心の病による労災申請が6年連続で増加、2018年度は1983年度の統計開始以降最多になったそうです。 報道によれば、2019年4月に「働き方改革関連法」が施行され、時間外労働の上限規制が始まったこと、5月にパワハラ防止を義務付ける「女性活躍、ハラスメント規制法」が成立したことから、「法律の動きに合わせ、精神疾患も労災だという認識が高まり、申請増加につながったのではないか」とのことです。 しかし「6年連続の増加」ですから、増えはしても減ってはいないと見た方がよさそうです。 精神疾患の労災認定は465件。認定原因をみると、「嫌がらせ、いじめ、暴行を受けた」と「仕事内容や量に大きな変
非営利IT業界団体CompTIAのEmerging Technology Communityは2019年7月11日、「新興テクノロジーTop 10リスト 2019年版」を発表した。これは、IT企業といったテクノロジービジネスに従事している企業に向けた新興技術のランキングで、短期的なビジネスや経済的機会に応じてランク付けしたもの。 第1位はIoT 第1位には2018年に続いてIoT(モノのインターネット)が入った。Emerging Technology Communityの調査によると、IoTは新しいビジネスと収益を最も生み出す新興技術だった。 Emerging Technology Communityのリーダーシップグループのメンバーで、無線技術「Chargifi」の戦略的チャネルと事業開発に携わるFrank Raimondi氏は「控えめに表現してもIoTが圧倒的な影響力を持っていることは
狙われるWebアプリケーション、何が起こるのか:守りが薄いWebアプリケーション(1)(1/2 ページ) 当連載ではWebアプリケーションのセキュリティがどのような状況にあり、どのような攻撃や防御策があるのかを紹介していく。第1回はWebアプリケーションがどのように狙われているのか、概要を紹介する。Webアプリケーションに向けた攻撃は数多く、規模も大きい。主に4つの部分が攻撃にさらされており、被害の内容は異なる。 連載:守りが薄いWebアプリケーション Webベースのアプリケーションの広がりが被害の数に表れている Webのサイバーセキュリティ対策と聞くと何を思い浮かべるだろうか? 企業のWebサイトからの個人情報の漏えいや、DDoS(Distributed Denial of Service Attack)によるサービス停止をイメージされる方も多いだろう。だが今日、Webをベースとするシス
2019年5月下旬に提供が開始されたWindows 10の春の機能アップデートである「Windows 10 May 2019 Update」ではさまざまな新機能が追加されている(新機能の概要については、Windows 10 The Latest「待望の機能アップデート『Windows 10 May 2019 Update』の主な変更点」参照のこと)。この中の目玉機能の1つが、今回取り上げる「Windowsサンドボックス(Windows Sandbox)」だ。 Windowsサンドボックスは、CPUが持つ仮想マシン支援機能(Intel VT/AMD-V)を利用するソフトウェアのテスト環境である。仮想マシンの中でWindows 10(以下ゲストWindowsと呼ぶ)を起動でき、その中でさまざまなテストを行える。なお、WindowsサンドボックスはWindows 10 Homeではサポートされて
2019年3月までに、MicrosoftのTechNetブログやMSDNブログにあった各種製品やサポートチームの公式ブログの多くが突然閉鎖されました。本稿は先月(4月)そのことをお伝えするために書いたものですが、記事の完成直前、4月中旬に行方不明になっていた日本語ブログの多くが復元されたため、修正を加えて今回の記事としました。 山市良のうぃんどうず日記 突然消えてなくなるなんて聞いてないよ! Microsoftは製品、サービス、サポートの担当チームが公式ブログや個人ブログを通じて、新製品や新サービスのアナウンス、新機能や新技術の紹介、トラブルの回避策、使いこなし術など、多くの有益な情報を提供しています。 2019年3月の終盤になって、「TechNetブログ」(blogs.technet.microsoft.com)や「MSDNブログ」(blogs.msdn.microsoft.com)の一
Windows 10でシステムフォントを変更する方法を紹介する。標準ではシステムフォントの変更はできないので、フリーソフトウェアを活用することになる。有名なものとして2種類のフリーソフトウェアがあるので、それぞれの使い方などを紹介する。 Windows 10のシステムフォントには、新たに「Yu Gothic UI」が採用されている。Windows 7やWindows 8.1で採用されている「メイリオ」「Meiryo UI」とは異なるため、違和感を覚えるユーザーも多いようだ。 Windows OSの標準システムフォントは、Windows XPでは「MS UI Gothic」、Vista/7では「メイリオ」、Windows 8.1では「Meiryo UI」と何度か変更されてきた。Windows 10では、「Yu Gothic UI」というシステムフォントが採用されている。 その「Yu Goth
繰り返し処理とは プログラムのよいところは、人にとっては面倒くさいことであっても、文句をいうことなく黙って繰り返し実行してくれるところだ。例えば、文字列を構成する一つ一つの要素を1文字ずつ画面に表示したいとする。繰り返し処理を使わなければ、これは次のようになる(実行結果は省略)。 message = 'Hello Python' print(message[0]) print(message[1]) print(message[2]) print(message[3]) print(message[4]) print(message[5]) print(message[6]) print(message[7]) print(message[8]) print(message[9]) print(message[10]) print(message[11])
さまざまなWebサービスを利用して、いつの間にか使わなくなったものも放置されていないだろうか。こうしたWebサービスに登録されているアカウントが漏えいするなどして、悪用される危険性がある。使っていないアカウントを探し、Webサービスから削除しよう。 Webサービスを使っていると、そこにアカウント(ユーザー名とパスワード)が登録されることになる。こうしたユーザー名/パスワードの組み合わせが次々と登録され、場合によっては使っていないWebサービスでもユーザー名/パスワードがWebサイト側に残ったままとなってしまう。 時々発生するユーザー名/パスワードの漏えいを防ぐ意味でも、使っていないWebサービスのユーザー名/パスワードは、Webサイトから削除しておくのが無難だ。 使っていないWebサービスなので、ユーザー名/パスワードが漏えいしても、実害はないと思うかもしれない。しかし、漏えいした情報を使
Windows 10は、ウィンドウを画面の端にドラッグすると、そのウィンドウが自動的に右半分や左半分に整列される「スナップ」機能が標準で有効になっている(Windows 7では、「Aeroスナップ」と呼ばれていた機能)。 ウィンドウを手早くきれいに並べて作業したいような場合には、便利な機能だ。しかし、隠れているウィンドウを見るために、その上に被っているウィンドウを端に動かしたら、スナップ機能でデスクトップの右や左半分に広がってしまい、下のウィンドウが見えなくなってしまったという経験を持つ人も多いのではないだろうか。 こうした意図しない状態になるのを防ぐには、このスナップ機能を無効化すればよい。ただ、この機能を無効化する設定場所が少々分かりにくい。そこで、スナップ機能を無効化する方法を紹介しよう。 スナップ機能をオフにする スナップ機能を無効化にするには、[スタート]メニュー-[歯車(設定)
Windows 10にオンデマンド機能のOpenSSHサーバをインストールする方法:企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内(45) Windows 10 バージョン1803からは、OpenSSHクライアントおよびサーバ機能がWindowsに組み込まれました。Windows Server,version 1803ではOpenSSHクライアントが、Windows Server,version 1809およびWindows Server 2019からはOpenSSHサーバが同様に組み込まれています。今回は、このOpenSSHサーバ機能に注目します。 企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内 アプリ開発者やITプロが喜ぶ、OpenSSHの標準搭載 本連載第37回では、WindowsとLinuxの混在環境におけるWindows 10のLinux関連機能を紹介しました。
公衆無線LANを安全に使う際や、社外から社内ネットワークに接続する際には、VPN(Virtual Private Network)による接続を利用する。Windows 10では、[Windowsの設定]アプリの[ネットワークとインターネット]画面で簡単にVPN接続(VPNクライアント)の設定が行える。 だが、VPNサーバ(VPNの接続先)によってはこの設定だけではつながらないことがある。 またVPN接続のユーザー名のみを保存することができず、ユーザー名を設定してしまうと、パスワードが「空の状態」でもVPN接続を開始してしまうという使いにくい設定となっている。セキュリティのためにパスワードを毎回入力するようにしたい場合や、ワンタイムパスワードで毎回異なるパスワードの入力が必要な場合、いちいちユーザー名も同時に入力する必要がある(ユーザー名だけを入力したままにはできない)。 そこで、こうしたV
対象OS:Windows 7/Windows 8.1/Windows 10/Windows Server 2008 R2/Windows Server 2012/Windows Server 2012 R2/Windows Server 2016 コマンドラインでもクリップボードとデータをやりとりしたい コマンドプロンプトを開いてCUIで作業している場合でも、クリップボードを利用したいことがある。例えば、コマンドの実行結果をアプリに渡したい場合は、クリップボードにコピーしておけば、アプリ側では単に[Ctrl]+[V]キーを押すだけで、結果をすぐに貼り付けることができる。いちいちファイルに保存してから、それをアプリ側で開いて挿入するといった操作は不要だ。 これとは逆に、アプリ側でテキストデータなどを選択してクリップボードにコピーしておき、それをコマンドプロンプト側で読み込んで、ソートや選択、
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