今、iPadやiPhoneなどのタブレット、スマートフォンを手にする光景は、電車はもちろん職場の会議、工事現場などいたるところで目にする。 こうしたモバイルデバイスからインターネット空間の情報にアクセスする時代が到来したのだ。実際、どうなっているのだろう。 欧州のIRコンサルタント大手KWデジタルが18カ国の96社(そのうち42%はFTヨーロッパ500の採用企業)にアンケートした「コーポレート・ウェブマネジャーズ2014」(PDF)が、企業ウェブサイトへのアクセスでモバイルデバイスが占める比率を、欧州企業15社で追っている。 この推移をみると、2011年に3%、2012年9%、2013年13%、そして2014年に25%である。3年間に8倍増の勢いだ。 自社サイトの75%、レスポンシブデザインで当然、各社もこうしたトレンドに対応する。 具体的にはレスポンシブデザインやウェブアプリの採用である