[絆で頑張ろう2011北東北総体](2)バレーボール女子 札幌山の手 来札した一柳監督(前列中央右)と、全国大会での健闘を誓う札幌山の手・渡辺監督(同左)と選手たち 師弟の固い絆で、2年ぶり3度目の全道制覇を果たした。6月の全道高校体育大会3週間前、1988年の春高バレーで、旭川実女子を日本一に導いた名将・一柳昇環太平洋大監督(59)が来札し、札幌山の手を指導。地区の春季大会、総体予選では、小山綾菜、大盛梢の両2年生エースを育てるため、コンビ攻撃を封印しオープン攻撃主体でV逸した同校に、スピーディーな時間差攻撃を伝授した。 全道ではこれが的中し、時間差が面白いように決まって、決勝リーグは全3戦をストレート勝ち。「『他チームの試合を観戦するような、楽な気持ちで全体を見渡し指揮を執れ』と助言を受け、思い通りの采配ができました」と、2005年に就任した渡辺徹監督(46)。以前は、中学指導者で、江