こんにちは、寺西一です。(写真左から2人目) 私は生まれつきのロービジョンで、14歳の時、完全に視力を失いました。 盲学校を経て一般大学に進学。現在はNPO法人で働いています。 そんな私は、今の街に住み始めて今年で10年目です。 街の人と家族のように関わる中で気づいた地域のチカラについてお伝えしたいと思います。 決め手は大学に近いから 突然ですが、みなさんは地元に行きつけのお店がありますか? 最近、核家族化が進み、孤独死が社会問題になるなど、人のつながりは明らかに減っています。 そんな時代だからこそ、地域の中での交流が大切だと感じています。 私が今の場所に住み始めたのは、大学に入学した18歳の時です。 家を決めた理由は大学に近いから。 当時、自分が住む街に特別な感情はありませんでした。各駅停車しか止まらない小さな駅は、必要なお店がまとまっていて人も多くない、ちょうどいいサイズ感だなと思って