物事には、たいていどこかに正解が眠っているんじゃないかと考えたくなる。 でも、スパイスに関しては、今のところ、それは存在しないんじゃないかと思う。 嗜好品なのだから、誰かがいい香りと思えば、別の誰かがいやな香りと感じたりする。 物事には、たいていどこかにメソッドが存在するんじゃないかと考えることもある。 スパイスの配合に関しては、今のところ、はっきりとしたメソッドは存在しない。 世界中の発信物を探し回っているけれど、メソッド化されたものを見つけられないでいる。 だからこそ、メソッドをいつか作りたいと思っている。 カレーを作るときのスパイスの配合については、スパイスメソッドなるものを整理して発表したことがある。たしか3年ほど前の著書『スパイスカレーを作る』が初出だったか。 正方形をパズルの枠に見立て、シンプルなルールに従ってスパイスのピースをはめていく。どんなふうにはめてもカレーのいい香りが
ワクチン接種の世論形成のために厚労省が実施していた「ワクチン広報プロジェクト」(ワクチンのファクト⑬)。SNS上で拡散する誤情報の収集や、厚労省が実施する記者勉強会の実施がその内容だ。では、収集した誤情報とはどのようなものなのか?情報公開請求を行ったところ厚労省の回答は「保有していない」というものだった。(田島輔) 「ワクチン広報プロジェクト」とは 厚生労働省(以下、厚労省)は、新型コロナワクチン接種に向けた世論形成のため、2021年から「ワクチン広報プロジェクト」を実施している。「ワクチン広報プロジェクト」の内容については、「ワクチンのファクト⑬」で紹介した。 「ワクチン広報プロジェクト」は、2021年度はPR会社のプラップジャパンが、2022年度は電通PRコンサルティングが落札している。そして、2023年度も、ほとんど同じ内容で入札が実施され、現在も「ワクチン広報プロジェクト」は実施さ
2023年05月23日 15:30 野球ファンはいるが、サッカーファンはいるのか? Tweet 今日のコメント欄は、ひょっとすると私のブログよりレベルが高い。敬意を表する。 私の家に「ヤンマーディーゼルサッカー部」の選手の寄せ書きがあった。釜本邦成の名前があったのを覚えている。あれ、どこに行ったかな?確か知り合いの熱心なサッカーファンからもらったのだが、おそらくその人はヤンマーのファンだったのだろう。それくらいしかサッカーの記憶がなくて申し訳ないが。 よく球場で居合わせた人に「どっち(の球団)のファンですか?」と聞かれる。「いや、どちらのファンでもなくて」と言うと「あ、そうですか野球が好きなんですね」と割とスムースに会話がつながる。少なくとも野球の世界では「どっちのファンでもない野球ファン」というのは、今も確かに存在する。 甲子園の高校野球では、両サイドのアルプス席にはガチガチの応援団がい
若い衆となり、ちゃんこの下準備で野菜を切った 連続休場により番付は大関から急降下。やがて関取の座も明け渡し、稽古場では白廻しから幕下以下が締める黒廻しになった。待遇は給料の出ない若い衆となり、居ても立っても居られず「自分にも何かやらせてください」とちゃんこの下準備では包丁を握り、野菜も切った。元大関のプライドはとうに捨てていた。 稽古は所属する高砂部屋で黙々と積んでいたが、復帰が近づくにつれ太ももの肉離れやぎっくり腰に見舞われるなど、体に変調をきたしたという。再び上がる本場所の土俵を前にプレッシャーを感じていたのかもしれない。
多くのAIの専門家と企業のリーダーが、AI開発の一時停止を求める公開書簡に署名した。 フューチャー・オブ・ライフ・インスティテュートの書簡は、新しい技術を導入するための「制御不能な」競争について警告している。 書簡では、誤った情報の拡散と労働市場における自動化に関する懸念が挙げられている。 人工知能の重鎮たちが、高度なAI開発の一時停止を呼びかけた。 イーロン・マスク(Elon Musk)、スティーブ・ウォズニアック(Steve Wozniak)、ピンタレスト(Pinterest)共同創業者のエヴァン・シャープ(Evan Sharp)、Stability AIのCEOのエマド・モスタク(Emad Mostaque)らが、強力なテクノロジーによる実存的リスクの低減に取り組む非営利団体「Future of Life Institute」が発行した公開書簡に署名したのだ。 この書簡は、OpenA
知財、IT産業、ネット、放送、買ったもの、ライフハックなど、コデラの気になるところを語ります。 5月25日に、衆議院議員の足立康史さんのYouTube「あだチャンネル」に出演することになった。お題は、「生成AIと著作権法を語る」となっている。 ・生成AIと著作権法を語る https://www.youtube.com/watch?v=ku38GuYcQwI 以前ITmediaで「AIが描いた絵の著作権は、誰が持つのか Midjourney画像の扱いを考える」というコラムを書いた事があるので、それでお声がかかったらしい。 ・「AIが描いた絵の著作権は、誰が持つのか Midjourney画像の扱いを考える」 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2208/09/news162_3.html この記事を書いたのが昨年8月で、かなり早い段階でまとめたもので
レポート コンシューマー向け「Microsoft 365」がついに値上げ - 阿久津良和のWindows Weekly Report 日本マイクロソフトは2023年5月12日、コンシューマー向け「Microsoft 365」の新価格を正式に発表した。 多くのユーザーが契約していると思われる1年版のMicrosoft 365 Personalは11,800円から13,545円へ、1,745円の値上げとなる(すべて税別)。筆者は現在コンシューマー向けMicrosoft 365を契約していない……と思っていたが、OneDriveの容量を増やすMicrosoft 365 Basic(旧OneDrive Standalone 100GB)を契約中であることを失念していた。 コンシューマー向けMicrosoft 365価格アップの告知メール 我々庶民の生活は電気料金の値上げなど決して楽ではないが、その
× 573 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 74 494 5 シェア
富士通は5月19日、富士通Japan製システムで相次いで発生しているコンビニ交付サービスの不具合などについて謝罪した。自治体向けに提供している「Fujitsu MICJETコンビニ交付」などに関連した一連のトラブルについて「住民が利用する行政サービスへの信頼を損ねた」と述べ、再発防止策を明かした。 まず同社では新たに、最高品質責任者(CQO)の役職を設け、同社のリスク・コンプライアンス委員会にCQOを加える。CQOと最高情報セキュリティ責任者(CISO)にはこれまでよりも強い権限を与え、情報セキュリティやシステム品質への具体策を策定。同委員会を毎月開催することで、迅速に実行する体制を作るという。 システム品質については、各ビジネス領域や組織に依存していた従来の品質保証体制から、全社で品質基準を統制し、権限集中化を進めていたという。富士通Japanに対しては23年度中にこれを展開する計画だっ
記事ベースでしかまだ把握していないので、追って同社のリリースを読みたいと思いますが、この手の問題は、制度的に規定された説明責任と実践的な知を積み上げる慣習的知性の構築という、駆動論理と時間軸が異なる2者が交差することで複雑になります。 つまり、今回続いたこのシステムトラブル問題を、同社がで示した制度やマニュアル整備といった対策を実施することでは、自発性を削いでしまう上に業務が増えてしまうのでますます防げなくなります。しかし、短期的な軸では説明責任を果たさねばならないのでこういうことをやらないといけない。 問題からのレジリエンスの高い組織は、日々の実践の中に復旧力を備えているので、アクシデントからの復旧に実践の積み上げが常に伴います。つまり、アカウンタビリティーと実践の時間差が少ない。 しかし、アクシデントの発生の時に、実践の積み上げという長期的な能力が不足していると、短期のアカウンタビリテ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く