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ブックマーク / gendai.media (206)

  • 「ネット左翼」の暴走で、日本のリベラルが消滅する日(古谷 経衡,辻田 真佐憲) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    10月の総選挙であらわになった、「ネット左翼」という新たなムーブメント。「ネット右翼」が保守言論を破壊したごとく、彼らが今度はリベラル陣営を崩壊に追い込んでしまうのではないかーー。 日政治言論を、鋭い観察眼で分析する2人の対談。昨日公開の前編に続き、この国の「進むべき道」まで踏み込んで考察した、必読の後編をお届けする。 「護憲」って、よくわからない 辻田:ところで、そもそも論なんですが、私は「護憲」という立場がよくわからないんですよね。立憲主義、つまり憲法によって権力を縛るんだということであれば、時代が変われば権力のありようも変わるので、「新しい形で縛るために憲法を変える」という考え方は、ナショナリズムや右翼左翼とは関係なく自然なことだと思うんです。 「現行憲法を一言一句絶対死守する」という立場は、戦争の記憶が生々しかった時代はともかく、現代においてはおそらく敗れざるを得ないというか、

    「ネット左翼」の暴走で、日本のリベラルが消滅する日(古谷 経衡,辻田 真佐憲) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
  • この選挙で、ネット右翼は終わり新たに「ネット左翼」が生まれた(古谷 経衡,辻田 真佐憲) @gendai_biz

    自民党・公明党の与党勢力が、憲法改正発議に必要な「全議席数の3分の2」を上回る、計313議席を獲得した先の総選挙。野党に目を向けると、小池百合子都知事率いる希望の党が大失速し、立憲民主党が野党第一党に躍り出る番狂わせも起きた。 この結果を、一方では「自民党の圧勝」とみる人がいて、また一方では「立憲民主党の躍進」とみる人がいる。なぜこの国の「保守」と「リベラル」はここまで乖離し、互いを激しく罵り合うようになってしまったのか? 難問に立ち向かうのは、現代日政治言論・ネット言論に鋭いアンテナを張り続ける2人の若手論客だ。オールドメディアでは絶対に読めない、ディープな分析を語り尽くす緊急対談! 「与党の勝利=戦争」という世界観 古谷:衆議院解散が決まった時点で、私は議席については「自民党が270±10議席」と予想していました。結果は284議席で、ほぼ予想通り。 週刊誌は各誌「希望の党が大躍進で

    この選挙で、ネット右翼は終わり新たに「ネット左翼」が生まれた(古谷 経衡,辻田 真佐憲) @gendai_biz
  • 脳の科学と、今年のノーベル経済学賞の「意外な関係」(美馬 達哉) @gendai_biz

    ノーベル経済学賞のインパクト 2017年度のノーベル賞が先日発表された。神経内科医師としては医学生理学賞(体内時計の研究)も気になるところだ。だが今年については、診療の現場にも直結するテーマは「ノーベル経済学賞」だった。 受賞したのは米シカゴ大学のリチャード・セイラー博士。「行動経済学」の業績が評価されたのだ。行動経済学は、心理学と経済学をつなぐ融合的学問で、理論や数式だけではなく実験と観察に基づいて、現実社会での人間のふるまいを理解する新しい研究分野である。 臨床医であるとともに「神経経済学(ニューロエコノミクス)」を研究する神経科学者の端くれである私としては、この分野が注目されるのはうれしいニュースだ。 セイラー博士の業績の最重要ポイント 行動経済学と診察室がどうつながるかを説明しよう。たとえば、あなたが診察室で医師から「肺がんなので、できるだけ早い手術が必要です」と告げられたとする。

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  • 知名度ゼロでいきなり世界を獲った覆面ユニットの「ヒットの方程式」(柴 那典) @gendai_biz

    素性も年齢も非公表 無名の日人ユニットが、メジャーレーベルや大手事務所の力も借りず、インディペンデントな体制のまま世界進出を果たし成功を手にしている。 それが、2017年3月にデビュー曲「Best Part of Us」をリリースしたクリエイティブユニット、AmPm(アムパム)。人たちの素性も年齢も非公表、覆面の二人組だ。 彼らの人気に火をつけたのが定額制音楽配信サービス、Spotifyだった。「Best Part of Us」はリリースから半年となる10月に800万回再生を記録。その後も「Daring Break Free」や「I don’t wanna talk」などのシングルをリリースし、いずれも100万回再生を突破した。 Spotifyは、楽曲の再生1回あたり平均で約0.5円をアーティスト側に支払っていると言われる。彼らは音源をCDでリリースしていないが、これまで配信された数曲

    知名度ゼロでいきなり世界を獲った覆面ユニットの「ヒットの方程式」(柴 那典) @gendai_biz
  • 「FF外から失礼します」に違和感を覚える人は、完全に遅れている(熊代 亨) @gendai_biz

    「FF外から失礼します」ってなに? 皆さんは、「FF外から失礼します」というフレーズを見かけたことはありますか。 私がはじめてこのフレーズを見かけた時、「FF外」の意味がわかりませんでした。FFというと、ロールプレイングゲームの『ファイナルファンタジー』の略称か、自動車の前輪駆動の略称ぐらいしか思い浮かばなかったからです。 調べてみると、FFとは、「フォロー・被フォロー」のことで、「FF外から失礼します」とは、相互フォローではない他人のアカウントにコメントする際の“おことわり”のフレーズだったのでした。 一体いつから、他人にコメントするのに“おことわり”が必要になったのか? 気になったので、Googleトレンドを使って確かめてみました。 「FF外から失礼します」は、2015年と2016年に短期的に流行した後、2017年頃から定番フレーズになったことがわかります。 津田大介氏による『Twit

    「FF外から失礼します」に違和感を覚える人は、完全に遅れている(熊代 亨) @gendai_biz
  • 最強の将棋AIソフト開発者がプログラミングをやめて未来を考えた | MILESTONE | 現代ビジネス [講談社]

    最強の将棋AIソフト開発者がプログラミングをやめて未来を考えた 革命の時代に何をすればいいのか ISSEI YAMAMOTO 山 一成 2017.10.13 Fri 「名人」を倒したその後…… 「藤井四段のブームはそんなにすごいんですか。私が日にいない間に世界が変わっていて……」 最強のコンピュータ将棋ソフト開発者は、海外から帰国したばかりだった。「勝ちたい、強くなりたい」という執着心の強いイメージとは裏腹に、どこかけろりとしていたように見えた。 今年の前半、電王戦と世界コンピュータ将棋選手権というビッグイベントが連続した。前者では「名人」を倒し新しい歴史の1ページを飾り、後者では前評判を覆した新鋭ソフトの後塵を拝し2位という結果。そうした模様は『情熱大陸』でも密着・放映された。 「名人」を超えたソフトの名はポナンザ。開発者の山一成氏はかつて東京大学将棋部に在籍し、アマチュア高段ほど

    最強の将棋AIソフト開発者がプログラミングをやめて未来を考えた | MILESTONE | 現代ビジネス [講談社]
  • 国家が家族に介入って…「家庭教育支援法案」が描く恐怖の未来図(大前 治) @gendai_biz

    衆議院選挙に注目が集まる今、知ってほしい法案がある。自民党が国会に提出しようとしている「家庭教育支援法案」である。 すでに同党の文部科学部会は法案を了承し、早ければ次の国会に提出される可能性がある。小池百合子氏も推進派に名を連ねているので、選挙の争点としては注目されていない。 しかし、法案の内容は、国家が「上から目線」で家庭に介入と指導を行うというもの。憲法改正だけでなく、この法案も「国のあり方」を大きく変える問題として議論されるべきだ。 問題点を探るには、5年前に大阪市で撤回された条例案が参考になる。そこから考えてみよう。 「伝統的子育て法」で発達障害を予防? 2012年5月1日、大阪維新の会・大阪市議団は「家庭教育支援条例案」を発表。そこには次の内容が含まれていた。 【前文より】 ・かつて子育ては、社会から温かく厳しい「眼差し」に支えられていた。 ・今は、伝統的子育て法が伝承されず、父

    国家が家族に介入って…「家庭教育支援法案」が描く恐怖の未来図(大前 治) @gendai_biz
  • 女性に大人気「フクロウカフェ」のあぶない実態(岡田 千尋) @gendai_biz

    問題が多いアニマルカフェ 動物は簡単には死なない――。 たとえひどい環境であっても、べ物と水があれば、ある程度の期間、生きることができる。しかし、自由がなく、習性や欲求を満たすことのできなければ、動物は徐々に身体的・精神的にも追い込まれていく。 ストレスが人間の病気の大半の原因となっていることは誰もが知る事実だが、同じことが他の動物にも言える。このことを考慮せず、簡単には死なないことを利用した娯楽が日で広がっている。 フクロウなどの野生動物を利用した「アニマルカフェ」だ。 フクロウカフェでは、フクロウの足をリーシュという短い縄で繋いで飛べないように拘束し、様々な種類のフクロウを多数並べて展示する。 客は金を払って入場し、フクロウのそばに近づき、スマホで写真を撮り、触り、好みのフクロウを指名し、腕に乗せてみたりする。 フクロウは、拘束されて飛べないがバタバタと羽を広げ飛翔を試み、足の拘束

    女性に大人気「フクロウカフェ」のあぶない実態(岡田 千尋) @gendai_biz
  • 北朝鮮問題の現状打開にはこの「圧力」が最も必要だ(篠田 英朗) @gendai_biz

    2017年衆議院選挙は、自民党と希望の党の対立構図で展開していきそうである。希望の党の党首に就任した小池百合子東京都知事は、安全保障・憲法観を重視して公認候補を峻別することを明言した。 これによって与党と野党第一党が、右と左、改憲派と護憲派、親米派と反米派といった冷戦型の対立構造から離れて展開していく公算が強まった。これをチャンスにして、格的な政策論議を進めてもらいたい。 硬直化したイデオロギー的な支持基盤を意識しすぎるために、政策論が低調になる。たとえば憲法問題では、護憲か改憲か、というスタイルの問題だけを問うならば、憲法の問題点を素直に洗い出す態度がとれなくなってしまう。 安全保障問題も同じである。「とにかく対話で平和を」と唱える人が相手であれば、そもそも安全保障政策を議論することができなくなってしまう。安全保障政策をとるかとらないか、という奇妙な選択が、選挙の争点になってしまう。

    北朝鮮問題の現状打開にはこの「圧力」が最も必要だ(篠田 英朗) @gendai_biz
  • 人が「病む」のは、属している組織が「病んでいる」から(小野 美由紀) @gendai_biz

    人が病むのはなぜ? 行き過ぎた能力主義はしんどい? 誰もマジョリティじゃない? 作家の小野美由紀さんによる、脳性まひの小児科医・熊谷晋一郎さんインタビュー最終回!(写真・三浦咲恵)。 患者だけが病むことはあまりない 熊谷:今年、イギリスに視察に行って、主に精神障害の方の回復をサポートする取り組みをしている施設を見学したんですが、とても印象に残ったことがあります。 その施設では「その人が病むのは、むしろその人がこれまで置かれていた組織が病んでいたからだ」「その人が置かれている組織の構造に介入して、変えることの方が重要だ」といっていたのです。だいたいその患者だけが病んでいることはあんまりないと。 小野:なんだか相模原の事件にリンクしますね。 熊谷:最も目立って困っている人だけを問題視し、その人に直接介入するだけでは意味がなくて、その人を取り巻く組織の構造を変えていくことで、間接的に困っている人

    人が「病む」のは、属している組織が「病んでいる」から(小野 美由紀) @gendai_biz
  • 5問でわかる「ロヒンギャ問題とは何か?」スーチー氏が直面する壁(根本 敬) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

    50万人を超えるロヒンギャの人々が、ミャンマーから隣国バングラデシュへ難民となってあふれ出ている。雨期のなか、故郷のラカイン州西北部から国境のナフ河を越え、着の身着のままで脱出し、受け入れ態勢不十分な土地でなんとか生きようともがいている。 1991年のノーベル平和賞受賞アウンサンスーチーが国家顧問を務める国で生じた大規模難民流出だけに、国連をはじめ国際社会の注目度は高い。日でもそれなりに報道されているが、「ロヒンギャ問題はよくわからない」という方々はまだたくさんいるのではないだろうか。 ここではよくなされる5つの質問に答える形で、この問題についてわかりやすく説明してみたい。 問1 ロヒンギャとはどういう民族か? ロヒンギャの人々は独立国家を求めているわけではなく、自分たちの民族名称を認めてもらったうえで、ミャンマー連邦の国籍が与えられるよう求めている。 在外のロヒンギャの知識人によれば、

    5問でわかる「ロヒンギャ問題とは何か?」スーチー氏が直面する壁(根本 敬) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
  • 子どもの頃から逃れられない「共依存」という恐ろしい病(小野 美由紀) @gendai_biz

    この社会はなぜ生きづらいのか? 暴力が生まれる構造とは? 介助や介護、子育てはなぜ苦しいのか? 作家の小野美由紀さんによる、脳性まひの小児科医・熊谷晋一郎さんインタビュー!(写真・三浦咲恵)。 加害者自体も、社会から排除されている 小野:相模原事件以降、先生はどのような社会の変化があったと感じますか? 熊谷:痛ましい事件が起きたとき、「もう二度とこういうことを起こさないようにしよう」という機運が高まりますよね。 そのとき、人々がついついやってしまう過ちのひとつが、犯人探し、つまり「こういう危ないことをする奴がいるから気をつけようぜ」みたいに、犯人になりそうな人を隔離したり、早くから摘発したりしようという風潮です。 小野:「自分とは関係のないモンスターがいる、その他者を私たちのコミュニティから隔離することによって問題を解決しよう」という。 熊谷:はい。しかし私はそうやって隔離することが、かえ

    子どもの頃から逃れられない「共依存」という恐ろしい病(小野 美由紀) @gendai_biz
  • 日本社会ではいま「多数派」が一番苦しい? 二極化の先にあるもの(小野 美由紀) @gendai_biz

    「障害」とはなんだろう? 「普通」とはなんだろう? この社会の「生きづらさ」の正体とは? 作家の小野美由紀さんが「これからの身体知」をテーマに個人や社会が抱える問題を探る企画。 今回は、脳性まひをかかえる小児科医で、『リハビリの夜』(第9回新潮ドキュメント賞)などの著書をもつ東京大学先端科学技術研究センター准教授・熊谷晋一郎さんのもとを訪ねました(写真・三浦咲恵)。 障害にもブームがある? 小野:相模原の障害者施設殺傷事件以降、「障害」あるいはマイノリティという存在への関心が社会的に高まっているように思います。 熊谷:そうですね。 小野:私もあの事件当に衝撃で「これから社会はどうなってしまうのだろう」と危機感を覚えると同時に「担い手として、どんな社会を自分は実現してゆきたいのだろう」と深く考え始めました。 12月に上梓する小説は、築100年の銭湯を舞台に、社会の中に居場所がないと感じ

    日本社会ではいま「多数派」が一番苦しい? 二極化の先にあるもの(小野 美由紀) @gendai_biz
  • 普通の人が「疑似科学」にダマされてしまう単純な理由(石川 幹人) @gendai_biz

    なぜ多くの人は信じてしまうのか 前回、私たちが運営している「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」では、「がん放置療法」の科学性はきわめて低く、「疑似科学」と評定していると述べた(参照「『がん放置療法』は決して信じてはいけない」)。 がんには物のがんと“がんもどき”があり、物のがんは抗がん剤などの治療は有効でないので放っておくしかなく、“がんもどき”はそもそも転移しないので放っておいても問題ない、だから、がんは放置するのが一番よいというのが「がんもどき理論」である。 この「がんもどき理論」は「がん放置療法」を支える典型的な万能理論であり、実際には何の役にも立たない無用な理論であることも解説した。 今回は、役に立たない万能理論を、なぜ多くの人が信じるに至るのかを見ていこう。 検診でがんが見つかったとき、多くの人は体調の悪さを自覚していない。将来深刻な事態になるかもしれないがんがあると言

    普通の人が「疑似科学」にダマされてしまう単純な理由(石川 幹人) @gendai_biz
  • ネットメディアが「あの3月11日からの喪失」を描く意味(石戸 諭) @gendai_biz

    「新しい」とは一体なんなのか ニュースに不可欠な「新しい」の捉え方が、新聞とインターネットでは決定的に違っているのではないか。 前職の毎日新聞を退職し、2016年にウェブメディアに移籍してから、常に考えてきたのは、「ニュース」とは何かということだった。 初めての単著『リスクと生きる、死者と生きる』は、私がインターネット上で発表してきた、東日大震災、福島第一原発事故をテーマにした記事をもとに、大幅に加筆した一冊である。 それと同時に、インターネットで私がやりたかった「ニュース」を実践した一冊でもある。どういうことか。 新聞にとって「新しい」とは、端的に直前の朝夕刊の紙面に掲載されていないものを指す。しかし、ネットは違う。ある時、何気なくアクセスしてみる。 そこで、最新の情報を手に入れるだけで終わる記事、あるいは、ちょっとしたら古びていく「スクープ」を消費しただけで終わっていく記事もあれば、

    ネットメディアが「あの3月11日からの喪失」を描く意味(石戸 諭) @gendai_biz
  • 日本人にとって「いいね!」とは何か? 共感の時代のSNS民俗学(畑中 章宏) @gendai_biz

    必要とされた「悲しいね」 Facebook、Instagramといったソーシャルネットワークに装備されている、共感や好意的反応を示すためのツールやアイコンに、日人の感情表現の歴史をみることができないものか。そんなことを思い立って、SNSを検討してみることにした。 SNSの代名詞ともいうべき「いいね」は、他の利用者の投稿に対し、ボタンをクリック(タップ)することにより共感等の意志を示せる機能で、TwitterとInstagramでは「お気に入り」と評価して保存する機能をともなう。 Instagramではハートマーク(♥)をタップして「いいね」を表現するが、Twitterでも、2015年11月3日より星マーク(★)の「お気に入り」からハートマークの「いいね」に変更された(Twitter社自身は、「社会的な要素を備えたコミュニケーションネットワーク」であると規定し、SNSではないとしている)。

    日本人にとって「いいね!」とは何か? 共感の時代のSNS民俗学(畑中 章宏) @gendai_biz
  • 女子中学生を「買春」子どもを食い物にする自称カウンセラーが増殖中(原田 隆之) @gendai_biz

    「やる気スイッチマン」の犯罪 自称「思春期カウンセラー」の男が、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された。 報道によると、出会い系サイトで知り合った女子中学生に金銭を渡す約束をして、性的関係に及んだという。また、自分の「身分」を利用して、相談に乗ると語って近づいたという報道もある。 人のウェブサイトを見てみると、思春期問題、不登校、引きこもり、発達障害などの専門家だと自称し、「やる気スイッチマン」を名乗って活動していたことがわかる。 「思春期の子どものやる気が私の人生のテーマ」と述べ、悩み相談、講演会、家庭教師などを幅広く行っていたようである。また、思春期問題関連の著書も多く出版している。ラジオ番組に出演したり、新聞記事で活動が紹介されたりすることもあったという。 しかし、経歴を見ると、心理学、カウンセリングなどを専門的・体系的に学んだ形跡はない。サイトに記載されたプロフィールを見

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  • 中国で普及する「人間バーコードバトラー」の深い闇(安田 峰俊) @gendai_biz

    生身の人間でバーコードバトラー? 1990年代前半に流行した「バーコードバトラー」を覚えている人はいるだろうか。市販商品のバーコードを読み取って生命力(HP)や攻撃力(ST)などのデータを生成し、友達同士でバトルできるユニークなおもちゃだ。当時は「ノートvsワープロ」「電池vsおにぎり」といったCMのキャッチフレーズ通り、身近なものを数値化して強さを競うおもしろさが、私を含めた平成初期の小学生男子の間で大いにウケたものであった。 世代によっては懐かしのおもちゃ。ノートやおにぎりなど身近な商品のバーコードを読み取ってバトルするゲームだった。amazonではいまでもそこそこの値段で中古品が売られている これは中国最大手IT企業・アリババの系列企業が提供しているサービスで、社会における個人や企業の「信用」をポイント化して可視化できるようにしたシステムである。詳しくは、以下に引用する記事とリンク先

    中国で普及する「人間バーコードバトラー」の深い闇(安田 峰俊) @gendai_biz
  • AIがブームで終わるかどうかを見極める「シンプルな方法」(金井 良太) @gendai_biz

    「自己意識」を持ったロボットをつくる、コロンビア大学のホッド・リプソン教授。哲学的な課題を扱いながらも、人工知能AI)の具体的応用としての自動運転についても『ドライバーレス革命』というを出して、世に問うている。 前編:人工知能と哲学の時代「意識を持つことができるか」という難問 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52863 10月に東京で開催するシンポジウム「AI and Society」では、AIが社会に与える影響を議論するが、一般の人にとっては自動運転こそがもっとも目に見える形で社会を変えていくAI技術ではないだろうか。 今回、リプソン教授に、AIによる自動運転はどこまでできているのか、そして自動運転が社会に浸透してくると人間社会がどう変わっていき、どんな波及効果が期待されるのかインタヴューした。 そして、AIが大流行しているが、これが単なるブー

    AIがブームで終わるかどうかを見極める「シンプルな方法」(金井 良太) @gendai_biz
  • 増加する「息子介護」~妻が何とかしてくれると思っていたら…(平山 亮) @gendai_biz

    介護する息子は増え続けている 家族は社会の関数である。 家族のあいだに何が起こるか、家族のなかで何ができるかは、人口や経済を含めた社会の大きな流れの影響をもろに受けている。 高齢の親を誰が・どう看るか、という「親の介護」問題も、社会の変化を受けて様変わりしてきた。その変化の一つが、親を介護する男性=息子介護者の増加だ。 厚生労働省の『国民生活基礎調査』(2013年)によると、同居の「家族」から主に介護を受けている高齢者のうち、その「家族」が息子であるケースは16.3%。一方、娘や義理の娘から主に介護を受けている高齢者は、それぞれ19.1%、17.8%である。子世代が介護しているケースのなかで、息子介護者はもはや少数とはいえない。 ちなみに、この数字は同居介護に限った割合だが、日では、主たる介護者が同居しているケースがいまだに過半数(6割以上)を占めている(内閣府『平成28年版高齢社会白書

    増加する「息子介護」~妻が何とかしてくれると思っていたら…(平山 亮) @gendai_biz