「長野県の一部地域ではごみを捨てる際に袋に名前を書かなければいけません」 NHKに寄せられたこの投稿に驚いた県外出身の私。なぜ長野県では、ごみ袋に名前を書かなければいけない地域があるのでしょうか、背景を探りました。 (篠田祐樹)
1時間からでも気軽に参加してほしい。そんな思いを込めて名付けたグループ「いちあわあ」で、地域の大人と子どもが楽しく交流できる場づくりを進めている。目指すのは、机に向かう勉強だけでは得られない「まなび」を提供することだ。 グループの会長を務める横田優美子さん(43)=滋賀県大津市=は12年前、長男の誕生を機に京都市から移住した。夫婦共働きで子育てに励む日々。子どもと接する時間がどうしても少なくなってしまうことが気がかりだった。 周囲をみても、両親が昼間にいない家庭は珍しくない。だが、ふと思った。子どもたちが生きていく上で必要な知識や知恵を得られる時間は、昔に比べて減っているのではないか。保護者とともに地域の大人が子どもを見守り、はぐくめる場が重要ではないかと考えたことが、活動の原点になった。 「いちあわあ」が重視するのは、子どもたちの試行錯誤の過程だ。スタッフの大人は見守り、サポート役に徹す
佐野夢果(ゆめか)さん(静岡・掛川東高校3年)は、手足の力が徐々に弱くなる病気が原因で車いす生活を送っている。社会から「障害を受け入れて笑顔で頑張る姿」を期待され、苦しみ葛藤する中で気付いた「ありのままでいる大切さ」を語ってもらった。(文・黒澤真紀、写真・本人提供) 「社会の声」に苦しんで 佐野さんは保育園のときから車いす生活を送っている。「重いものは持てないのですが、日常生活は問題ありません。メールもスマホでチェックしています」。学校には車で送迎してもらい、補助員に教科書の出し入れなどをサポートしてもらいながら授業を受けている。 「障害をもっていてかわいそう」「障害があるのに頑張っていてえらいね」。幼い頃から何度もそう言われ、次第に「障害者は頑張ることが正解とされているのだ」と感じ、苦しくなった。 「社会から求められているのは『障害を受け入れて笑顔で頑張る私』。でも、いつも頑張ることはで
東京式アクセントについて(平板型・起伏型(頭高型・尾高型・中高型)) 2022年5月2日 その他言語学, 日本語学 アクセントの平板化, アクセント核, その他言語学, 中高型, 尾高型, 平板型, 日本語言語学, 東京式アクセント, 起伏型 東京式アクセントの特徴①第1拍と第2拍では必ず高さが変わる日本語は様々なアクセントがありますが、日本語を教えるときは東京式アクセントを使うことが多いです。 この東京式アクセントですが、1つ大きな特徴があります。 それは 第一拍と第二拍とでは必ず高さが変わる ということです。 (*「拍」については「「拍」と「音節」の違いについて」をご覧ください) 「みどり(緑)(が)」を発音するとき、「み」が高くて、「 どり」が低くなります。アクセントとしては「高低低(低)」となります。 「はつおん(発音)(が)」というときは、「は」が低くて、「つおん」が高くなりま
衆院静岡4区補欠選挙は同姓同名の「田中健」氏2人が立候補して26日の投開票への影響が懸念されたが、大きな波乱はなく幕を閉じた。ただ、どちらの得票か区別できない票が3708票に上り、「案分票」として基礎票の割合に応じて2人に振り分けられた。 先に名乗りを上げ、野党統一候補となった無所属新人の田中健氏(42)に、NHKから国民を守る党が次期衆院選を念頭に、案分される票の出方をみる「実験」だとして、同姓同名の新人田中健氏(54)をあえて擁立。選挙運動はSNSでの活動に終始した。県選管と市区選管は投票所の記載台に掲示した候補者一覧に、通常は載せない年齢を併記して投票者が区別できるようにした。 案分票は得票割合に応じ、無所属田中氏に約3550票、N国田中氏に約157票が振り分けられた。この結果、無所属田中氏は当選した自民党の深沢陽一氏(43)に次ぐ3万8566票を獲得、N国田中氏は1747票にとどま
「坂本龍馬を斬った男」として知られる元幕臣の今井信郎(のぶお)。後半生は島田市初倉地区に移り住み、地域振興に尽くした。地元で石像が建てられるなど、顕彰活動が盛んになっているが、その人物像はどこか謎めいている。今井を調べて二十年になる郷土史家の塚本昭一さん(83)=島田市阪本=に話を聞き、実像を探った。 江戸・湯島の幕臣の長男として誕生。身長約一八〇センチともいわれる大柄で、直心影(じきしんかげ)流に入門して剣術に励み、二年で免許皆伝となった。「大きな体を生かした『片手打ち』という技を編み出したが、禁じ手とされた」と塚本さん。確かな腕前を見込まれ、京都の警備活動を担う見廻組(みまわりぐみ)に配属される。 京都・近江屋二階で龍馬が殺害されたのは、今井が赴任して一カ月後のこと。龍馬殺害には、薩摩藩黒幕説など諸説あるものの、実行犯は見廻組とするのが有力だ。「武士の家計簿」で有名な歴史学者の磯田道史
約40年にわたり、生きづらさを抱える人たちに無償で手料理を振るまい、支援し続けてきた中本忠子さん。いまでは本名よりも有名となった「ばっちゃん」という愛称をつけた中学生たちは更生し、いまは立派な社会人となっていた。彼らが語った「ばっちゃん」との出会いとは――。そんなばっちゃんを取材して書いた『実像 広島の「ばっちゃん」中本忠子の真実』(KADOKAWA)から抜粋掲載する。 野良犬のように煙たがられた少年 居候だった二人とは一度には調整がつかず、それぞれ別の日に会うことになった。 基町の家のシャッターも下りた平日午後八時、アパートから目と鼻の先のファミリーレストラン。 現れた勝さんは、かつて地域で野良犬のように煙たがられたとは想像もつかない、折り目正しい青年だった。がっしりとした筋肉質の体格とは対照的に物腰やわらかく、昔の話を聞かせてほしいと頼むと、大きな手を頭にやって「恥ずかしいですね」とは
1982年那覇市生まれ。ギャル記者。Yahoo個人オーサー。千葉大、2019年3月首都大学東京大学院卒業。2007年沖縄タイムス社入社、社会部を経てDX戦略局。2015年、GIS沖縄研究室研究室、首都大学東京渡邉英徳研究室と共同制作した「沖縄戦デジタルアーカイブ」が文化庁メディア芸術祭入選など。 大学在学中から、若者文化を研究。Twitterは@sssss_sssss_10 沖縄で昭和の街並みが残る飲み屋街、那覇市栄町。日付が変わる午前0時ごろ、飲食店が次々と店を閉め始めても、明かりがともり続ける店がある。街の本屋「ブックスおおみね」だ。約30年、家族4人で沖縄の書店で唯一24時間営業を続けている。
遠州ゆかりの井伊直虎が主人公となった2017年大河ドラマ「おんな城主 直虎」がもたらした静岡県内への経済波及効果が248億円に達したことが27日、分かった。物語の舞台となった浜松市の鈴木康友市長が同日の定例記者会見で明らかにした。 このうち、同市内分が約8割に当たる207億円を占めた。長野県上田市が同県内で200億9千万円と公表した16年の大河ドラマ「真田丸」の額を超えた。 経済波及効果は、浜松市が「県西部地域しんきん経済研究所」に委託して算出した。市が取りまとめた観光客の増加数と県の統計資料、観光客へのアンケートに基づく1人当たりの消費支出額から推計した静岡県内への直接効果は155億円に上った。 土産物の製造販売や各種サービスなどで地元の雇用者所得が増え、消費が拡大したことによる間接効果は93億円と算定した。 市のまとめによると、17年の宿泊客は前年比4万4千人増、日帰り客は183万人増
私の地元は新潟で、大学入学と共に上京してもう10年以上経つ。最近特に、地元にいることが窮屈に感じることが多くなった。 今回はそれが我慢の限界を超えた話。 今年の元旦。田舎でよく見られる光景だと思うが私の実家も例にもれず、狭い居間に入りきらないほど親戚が集まっていた。 ちょっとした特徴として言えることは2人いる従兄妹とは血が繋がっていなかったり、私の父親はその場にいなかったり、そして親戚でもないおっさんがその場にいたりすることだ。 親戚でもないおっさんと言ったがここではYさんとしよう。 Yさんは母の小学校からの同級生であり、母と同じ職場に勤めている。 普段母もよく飲んでいるし頼りにしている。 そして情けないことに両親が離婚している我が家は本当に貧乏で、 私が学生時代に一度金を借りていたこともあった。(もちろんもう返済済みである) ここまでだとYさんはただいい人ということになるが、問題がある。
先日、静岡の沼津へ出かけた際、ふらりと立ち寄った店にスーパーに、「ハイラーメン」というインスタントラーメンが売っていた。 【北海道で発売されている「ダブルラーメン」】 袋にドーンと大きく「マルちゃん」のマークが入っているものの、東京では見たことがない商品だ。最近流行している「ご当地限定商品」というやつですか、とお店の人に尋ねたら、意外な答えが返ってきた。 「マルちゃんマークが初めて使われた商品で、昔は全国で売っていたそうですが、新しい商品が出たことでどんどん置かれなくてなって今では静岡県内の店でしか置いてないんですよ」 確かに、東洋水産の「商品情報」を除くと、発売日は「1962年」とある。ちなみに、インスタントラーメンの元祖が「日清チキンラーメン」だというのは、あまりにも有名だが、こちらは鍋で煮込んで、、粉末スープをといたどんぶりに入れるタイプの元祖らしい。 50年以上ひっそりと静
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