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ブックマーク / news.mynavi.jp (44)

  • マリファナはやはり危険だった - 筑波大が大麻の有害性を実証

    筑波大学は、大麻草(マリファナ)の主要な幻覚成分や、合成大麻「スパイス」に含まれる成分が重篤な痙攣発作を引き起こす原因であることを、マウスを使った実験で実証したと発表した。 同成果は、筑波大学国際統合睡眠医学研究機構(WPI-IIIS)のオリガ・マリシエフサカヤ 研究員と裏出良博 教授、国立医薬品品研究所生薬部および九州大学薬学部の研究グループによるもの。詳細は英国の学術誌「Scientific Reports」オンライン版に掲載された。 大麻草(マリファナ)は危険性が他のドラッグよりも低いと考えられ、比較的手に入りやすいことから、世界で幅広く濫用されている違法薬物だ。また、大麻草の幻覚成分であるカンナビノイドの構造を出発点として次々と新しい合成カンナビノイドが作られ、日でも危険ドラッグとして中高生が入手できるほどに横行し、不正乱用されて大きな社会問題となっている。 今回の研究では、大

    マリファナはやはり危険だった - 筑波大が大麻の有害性を実証
  • 阪大、すべての匂いを数値化する技術で匂いをデザインするサービスを開始

    大阪大学(阪大)は、香味発酵と共同で、産業上有用な匂いを嗅覚受容体で数値化してデータベースを構築し、新しい匂いをデザインする事業展開が開始されたことを発表した。 同大産業科学研究所の黒田俊一教授らの研究グループは、独自開発した全自動1細胞解析単離装置を駆使することで、特定の匂い分子に反応して活性化する嗅覚受容体群を網羅的に単離する唯一の方法を2016年に開発した。今回サービス展開を行う香味醗酵は、黒田教授が開発した嗅覚受容体解析技術の社会実装を担う大阪大学発ベンチャーとして、平成29年5月に設立された。 現在、(1)任意の匂い(混合物でも可)による嗅覚受容体群(ヒト約400種類、マウス約1000種類)の活性化度合いを迅速測定する方法、(2)任意の匂いを嗅覚受容体群活性化度合いで表現する方法、(3)求める匂いを他の匂い分子群で迅速に再構成する方法——の3つの技術を特許申請しているという。 研

    阪大、すべての匂いを数値化する技術で匂いをデザインするサービスを開始
  • ピクセラ、Windows/Androidでフルセグ視聴が可能なUSB小型TVチューナー

    ピクセラは8月24日、WindowsおよびAndroid向けのフルセグ/ワンセグ対応モバイルTVチューナー「PIX-DT300N」を発表した。9月1日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は9,698円(税込)。 2014年3月に発売されたモバイルTVチューナー「PIX-DT300」の後継機種。コンパクトな体に地上デジタルチューナー×1基を搭載しており、Windows PCAndroid端末のUSB端子に接続して、フルセグ視聴が楽しめる。 フルセグを受信できない場合は自動でワンセグに切り替わり、TVの電波が入りにくい場所でも、映像が途切れることなく視聴を続けられる(電波が弱すぎて、受信そのものが不可能な場所もある)。付属のロッド式アンテナ変換ケーブルを使用すれば、電波受信の安定性を高めることが可能。

    ピクセラ、Windows/Androidでフルセグ視聴が可能なUSB小型TVチューナー
  • 肥満の病因解明に期待 - 食欲を抑え、糖利用を促進するニューロン発見

    生理学研究所は、視床下部腹内側核の神経細胞において、SF1/Ad4BPニューロンを直接化学的に刺激すると、欲を抑えて熱産生を高めると共に、骨格筋などの末梢組織においてインスリンの働きを高めて糖の利用を促進することを、マウスを用いて明らかにしたと発表した。糖の利用促進を行う一方で、肥満の原因となる白色脂肪細胞への糖の取り込みは促進しなかった。 同研究は、自然科学研究機構生理学研究所の箕越靖彦教授、吉村由美子教授、小林憲太准教授、星薬科大学の塩田清二特任教授、九州大学大学院医学研究院および東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の小川佳宏教授らの共同研究グループによって行われた。研究結果は、2017年7月3日にアメリカ糖尿病学会学会誌「diabetes」のオンライン版に掲載された。 骨格筋など末梢組織での糖の利用は、膵臓から分泌されるホルモン・インスリンによって促進される。だが、近年の研究によ

    肥満の病因解明に期待 - 食欲を抑え、糖利用を促進するニューロン発見
  • 【個人型確定拠出年金】iDeCo(イデコ)とは!メリットとデメリットを紹介

    確定拠出年金制度とは個人や企業が毎月一定金額を支払って(拠出して)投資信託や定期預金といった金融商品を購入。60歳以降に運用した資産を受け取れるという制度です。 個人型確定拠出年金(iDeCo)とは、いわゆる個人でつくる任意型の年金制度であり、運用商品の実績次第では投資した元以上に資産を増やすことも可能。 それに加えて、iDeCoの最大の特徴はその節税効果。 積立時、運用時、受取時のそれぞれで節税メリットがあります。 年収500万の場合の所得税と住民税の控除額を計算し、その額を利回り換算すると、なんと20%以上の利回りで運用できたことになるんですよ。 この記事では「個人型確定拠出年金制度(iDeCo)」の基的な情報やメリットとデメリットを紹介しています。 おすすめの金融機関も紹介しますので、老後資金をしっかり確保できるように今から計画を立ててくださいね。 個人型確定拠出年金制度(iDe

    【個人型確定拠出年金】iDeCo(イデコ)とは!メリットとデメリットを紹介
  • 国からもらえるお金、自治体から返ってくるお金一覧。もらわなきゃ損!|マイナビ カードローン比較

    「マイホームが欲しい」「子どもの教育費がかさむ」「通院にお金がかかる」など、生活をするには何かとお金が必要ですよね。日々なんとなく支払っている費用のなかには、国や自治体からもらえる、または返ってくるお金が潜んでいるかもしれません。 実は自治体によって内容や名称が異なるため、あまり知られていない補助金もいろいろあるんです。 例えば、神奈川県在住で世帯年収270~590万円だと神奈川県私立高等学校等生徒学費補助金と高等学校等就学支援金を併用できるので3年間で約120万円(最大44万4千円×3年)、学費の補助金を受け取れます。 そのほかにも、住宅ローン減税では最大400万円の控除を受けられるなど、知っているだけで多額の節税ができる制度もたくさんあります。

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  • 『なんでも鑑定団』に国宝級のお宝登場! 番組22年の歴史で最大の発見

    テレビ東京系バラエティ番組『開運!なんでも鑑定団』(毎週火曜 20:54~)の20日放送回で、番組始まって以来のお宝が発見されたことがわかった。 同番組は1994年の開始以来、依頼人と呼ばれる視聴者の持ち込むさまざまな”お宝”を鑑定してきた。今回のお宝は、依頼人の曽祖父が明治時代に戦国武将・三好長慶の子孫の屋敷の移築を請け負った際、大枚を叩いて大量の骨董を買い求めたうちに入っていたもの。第二次世界大戦時の空襲でほとんど焼けてしまったものの、郊外の資材置き場にしまいっぱなしになっていたことから難を逃れた。 その正体は、これまで世界に3点しか存在しないと思われていた焼き物、”曜変天目茶碗”。現存する3点はいずれも国宝に指定されており、幻の4点目の発見に、鑑定士の中島誠之助も大興奮の事態となった。 これまで同番組で発見されてきた高額のお宝には、坂龍馬の手紙2通(4,000万円)、巨匠レオナール

    『なんでも鑑定団』に国宝級のお宝登場! 番組22年の歴史で最大の発見
  • 株主優待おすすめ情報!確実に得するための基礎知識と買い方のコツ

    この記事では、優待名人・桐谷さんの影響で人気が高まっている株主優待について紹介します。 株主優待は、配当金とは別にモノやサービスを企業から株主に贈るものです。株を持っているだけでもらえるお手軽感と、企業によってはかなり高額なものがもらえるというお得感が魅力。 ただし、株主優待をもらうためには、保有する株数や時期の条件を満たす必要があります。 また、賢く選ばないと思わぬ損をしてしまうこともあるので気をつけましょう。 株主優待の基礎知識、初心者が知っておきたい選び方と買い方の注意点についてご紹介します。 株主優待とは!?株主優待は日独特の制度でお歳暮やお中元のようなもの 株主優待は、企業が株主に自社製品などのモノやサービスを送るものです。 自社製品や優待券、クオカード、カタログギフトやお米など、さまざまな株主優待があります。 実は、海外では株主優待制度は一般的ではなく、日で独自の盛り上がり

    株主優待おすすめ情報!確実に得するための基礎知識と買い方のコツ
  • 哺乳類の『性』権交代の瞬間捉える

    哺乳類はヒトも含め、Y染色体上のSRY遺伝子によって性が決まっている。いわば、哺乳類の性は「SRY遺伝子」の独裁政権だが、沖縄に生息するトゲネズミは、SRY遺伝子をもっているのに、機能しておらず、新しい遺伝子に性決定権が移行していることを北海道大学大学院理学研究院の黒岩麻里(くろいわ あさと)准教授と大学院生の木村竜太郎さんらが見いだした。 新旧の性決定遺伝子が共存する「性」権交代の瞬間を捉えたのは哺乳類で初めて。性決定の進化を探る新しい手がかりといえる。徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部の村田知慧助教、東北大学東北メディカル・メガバンク機構の黒木陽子准教授との共同研究で、9月29日付の米オンライン科学誌プロスワンに発表した。 約5000種ある哺乳類はほとんど、Y染色体上のSRY遺伝子によってメスからオスになるよう誘導される。しかし、ごく例外的に、SRY遺伝子の独裁が崩壊している種

    哺乳類の『性』権交代の瞬間捉える
  • Y染色体なくてもオスになる謎を解明 北大が遺伝子を特定

    奄美大島に生息するアマミトゲネズミは性染色体のY染色体がなくてもオスになることで知られているが、北海道大学大学院理学研究院の黒岩麻里(くろいわ あさと)教授らの研究グループがこの謎とされていたメカニズムの鍵を握る遺伝子を特定した。研究成果はこのほど、英科学誌電子版に掲載された。 図 多くの有胎盤哺乳類ではXXでメス(女性)、XYでオス(男性)となりY染色体上のSRY遺伝子が性を決定する。しかしアマミトゲネズミはオス、メスともにX染色体1だけを持つXO型でSRY遺伝子は消失している(北海道大学、北海道大学研究グル―プ提供) 哺乳類の性別は性染色体の組み合わせで決まり、メスは染色体のXとX、オスはXとYを持っており、Y染色体に「オスになること」を決める重要な性決定遺伝子(SRY遺伝子)があることが知られている。しかしアマミトゲネズミはY染色体を失っており、オスもメスもX染色体を1しか持たず

    Y染色体なくてもオスになる謎を解明 北大が遺伝子を特定
  • MIT、カーボンナノチューブ内部で100℃超の水が凍結する現象を発見

    マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、カーボンナノチューブ(CNT)の内部に入った水が100℃超の高温で固体化する現象を発見した。ナノスケールの微小空間に水を閉じ込めたときの挙動について、これまでに得られていた知見とはまったく異なる現象であり、驚きをもって受け止められている。研究論文は学術誌「Nature Nanotechnology」に掲載された。 日常生活では、水は0℃を境に固体(氷)から液体の水になり、100℃で沸騰して気体(水蒸気)になる。ただし、固体・液体・気体という変化が起こる温度は、圧力など環境条件の変化によって変動する。その身近な例は、気圧の低い山の上では水の沸点が下がる現象だろう。また、圧力・温度条件の違いによって、結晶構造の異なる何種類もの氷が存在することも知られている。このように、置かれた環境の違いによって、水はその挙動をさまざまに変える。 ナノスケールの

    MIT、カーボンナノチューブ内部で100℃超の水が凍結する現象を発見
  • JST、若手研究者向けプログラム「ACT-I」の採択者を決定 - 最年少は修士1年

    科学技術振興機構(JST)は11月18日、2016年度より新たに設定された情報学分野の若手研究者向けプログラム「ACT-I 情報と未来」の採択者30名を決定したと発表した。 同プログラムは若手研究者の個人研究を支援するもので、研究費として1件あたり標準で総額300万円、最大で500万円が助成される。研究期間は1年4カ月以内。研究を引き続き支援することでより一層大きな成果が期待される研究課題については、「加速フェーズ」としてさらに最長2年間、年間最大1000万円程度の研究費が支援される。 研究統括を務める産業技術総合研究所情報技術研究部門 後藤真孝首席研究員は、同プログラムについて「情報学によって未来を切り開く気概を持った若手研究者を支援することが目的」であるとする。 同プログラム最大の特徴は、35歳未満と年齢制限を設け、正真正銘の"若手"研究者を対象としている点だろう。学生の場合、修士課程

    JST、若手研究者向けプログラム「ACT-I」の採択者を決定 - 最年少は修士1年
  • 東京工科大、AI活用で遺伝子同士の相関関係を見つける手法を開発

    東京工科大学は10月27日、人工知能(AI)を活用することで、相互に関係する遺伝子や機能をデータベースから自動的に見つける方法を開発したと発表した。同成果は、同大 応用生物学部の村上勝彦 准教授らによるもの。 遺伝子の機能情報は、公共データベースに蓄えられ、世界各地で研究に活用されているが、どの遺伝子と遺伝子にどういった関係性があるのか、といったことまではまだ良くわかっていないという。そこで研究チームは今回、データベース上の機能情報を機械学習を活用させ、遺伝子同士の間で存在する相互関係を取り出すことに挑戦したとする。 具体的には、ヒト遺伝子の中から、ある特定の機能を有した遺伝子の多さなどの統計的情報を非負値行列因子分解を用いて解析。その結果、遺伝子や機能情報の間に、新たな相互関係があることを確認したという。 研究チームでは、今回の仕組みを活用することで、AIが利用者が次に調べそうなことを先

    東京工科大、AI活用で遺伝子同士の相関関係を見つける手法を開発
  • 俺たち株の初心者!天才株式投資家の厳しいけど為になる知識

    資産が1年で100倍!?株式投資で億万長者になる方法 パズドラの開発元であるガンホー<3765>の株価は、2012年から2013年の一年間でなんと100倍になりました。 1株15万円だったガンホーの株は急上昇し、あっという間に10倍を突破、最終的には1年後約100倍まで高騰したのです。もしこのときガンホーの株に投資していたら、15万円の元手が1,500万円に増えた計算になります。 このような100倍株はなかなかお目にかかることはできないかもしれませんが、株式投資の世界では10倍株なら珍しいことではありません。 当サイトでは難しいと思われがちな株式投資の知識を、簡単にわかりやすく解説していきます。 これを読んであなたも億万長者の道へ、一歩、踏み出してみてはいかがでしょうか。

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    dissonance_83
    dissonance_83 2016/10/10
    何このソシャゲ感バリバリのデザインは…
  • がん幹細胞は血管の細胞へ分化して腫瘍内で血管系を形成する - 岡山大発表

    岡山大学は9月26日、がん幹細胞が血管の細胞へ分化して腫瘍内で血管系を形成することを証明したと発表した。 同成果は、岡山大学大学院自然科学研究科ナノバイオシステム分子設計学研究室 妹尾昌治教授らの研究グループによるもので、米国科学誌「American Journal of Cancer Research」に掲載される予定。 腫瘍は血管の新生を促すことが知られているが、そこで作り出される血管のネットワークは複雑で、宿主の血管が単純に腫瘍へ向かって成長するということだけでは説明がつかない。最近、腫瘍に由来する細胞から構成された血管構造が存在することがわかってきており、なかでも、腫瘍細胞の血管内皮細胞への分化には腫瘍の不均一性の根源であるがん幹細胞が直接関わっていると考えられるようになってきている。 また疑似血管も、幹細胞性マーカーを発現する細胞から構成されていることが知られており、がん幹細胞は

    がん幹細胞は血管の細胞へ分化して腫瘍内で血管系を形成する - 岡山大発表
  • NHKスペシャルの「縮小ニッポン」の衝撃の内容に、絶望の声が相次ぐ

    NHKは9月25日、「縮小ニッポンの衝撃」と題したNHKスペシャルを放映。100年近い歴史を持つ国勢調査によって、初めて人口が減少した日の各地で今、実際に起こっている事態に迫った。 番組内では、人口の一極集中が進む東京が歩むであろう未来や、財政破綻に伴うインフラサービス縮小に悩む自治体の姿などを紹介。その陰惨たる現実を突きつけられた視聴者は放映後、インターネット上に絶望にも似たコメントなどを多数投稿していた。 豊島区が抱える問題 2016年2月に発表された2015年の国勢調査によると、1920年の同調査開始以来、日の総人口が初めて減少に転じたことが明らかになった。2010年の調査時より減った数は94万7,000人で、全国の8割以上の自治体で減少が認められたという。 日の人口は、1920年に約5,600万人だった。そこからベビーブームや、地方から都市部への集団就職、高度経済成長などを経

    NHKスペシャルの「縮小ニッポン」の衝撃の内容に、絶望の声が相次ぐ
  • セキュリティベンダーの検証環境では発動しないマルウェアが発見

    9月22日(米国時間)、Threatpostに掲載された記事「Malware Evades Detection with Novel Technique |Threatpost|The first stop for security news」が、セキュリティベンダーやセキュリティ研究者らがマルウェアを見つけるために使っている環境であるかどうかを調べて、そうした環境であることがわかった場合は発動しないタイプのマルウェアが発見されたと伝えた。マルウェアの新たな戦略として興味深い。 マルウェアやウイルスの動作検証は仮想環境が使われることが多い。インストール後のまっさらな状態のWindowsでマルウェアやウイルスと疑われるソフトウェアを動作させ、そのソフトウェアが悪い動作をするかどうかをチェックする。今回発見されたドキュメントマクロベースのマルウェアは、こうした環境で動作しているかどうかを判定し

    セキュリティベンダーの検証環境では発動しないマルウェアが発見
  • 東京海洋大、-196℃で24時間凍結しても死なないヒルを発見

    東京海洋大学と農業生物資源研究所は1月23日、正常の生理状態で、液体窒素下(-196℃)で24時間凍結しても、32カ月の間-90℃で冷凍保存しても生存でき、-100℃の凍結と解凍の反復に10回以上耐えることが出来るヒルが地球上に存在していることを確認したと発表した。 同成果は同大(ならびに京都大学)の鈴木大氏(現在は九州大学 学術研究院)、宮智子氏、渡邊学 准教授、鈴木徹 教授と農業生物資源研究所の黄川田隆洋氏らによるもの。詳細は米国オンライン科学誌「PLOS ONE」電子版に掲載された。 地球上の生物はそれぞれに適した温度帯で生息するため、その条件下から外れると正常な生命活動を行えなくなり、最終的には死に至る。一般的な生物では、0℃以下の低温になると生命活動の維持が難しくなり、かつ細胞内外の水分凍結という液相から固相への物理的状態変化および溶質の濃縮といった化学的状態変化が生じるため、

    東京海洋大、-196℃で24時間凍結しても死なないヒルを発見
  • クマムシ固有の新規タンパク質がヒト培養細胞の放射線耐性を向上 - 東大

    東京大学(東大)などは9月21日、クマムシのなかでも極限的な環境に高い耐性を持つヨコヅナクマムシのゲノムを解読し、そのなかにコードされたクマムシ固有の新規タンパク質のひとつがヒト培養細胞の放射線耐性を向上させることを発見したと発表した。 同成果は、東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 橋拓磨 特任研究員、慶應義塾大学先端生命科学研究所 堀川大樹 特任講師、東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 國枝武和 助教、国立遺伝学研究所らの研究グループによるもので、9月20日付けの英国科学誌「Nature Communications」に掲載された。

    クマムシ固有の新規タンパク質がヒト培養細胞の放射線耐性を向上 - 東大
  • 東大、思春期~若年成人の白血病の原因となる新たながん遺伝子を発見

    東京大学(東大)は3月29日、B細胞性急性リンパ性白血病(B-ALL)の原因となる新たながん遺伝子を解明したと発表した。 同成果は、同大学大学院 医学系研究科 間野博行教授らの研究グループによるもので、3月28日付けの英国科学誌「Nature Genetics」オンライン版に掲載された。 B-ALLは、15才から39才までの思春期-若年成人(AYA)世代に最も多いがんのひとつで、その9割以上においてがん遺伝子・発がん機構がわかっておらず、有効な分子標的療法も存在しない。 同研究グループは今回、AYA世代のB-ALL患者73例の白血病細胞からメッセンジャーRNAを調整し、それを次世代シーケンサーにより網羅的に解析することで、融合遺伝子の探索を行った。この結果、B-ALLの約65%の症例が何らかの融合型がん遺伝子を有することを発見。このうち、最も多く見られたのはDUX4-IGH融合遺伝子で、2

    東大、思春期~若年成人の白血病の原因となる新たながん遺伝子を発見