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ブックマーク / takehiko-i-hayashi.hatenablog.com (17)

  • 宣伝と御礼と余談、および「わたしたちのインターネッツ・ドリーム」について - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    ご無沙汰しており大変申し訳ありません。林岳彦です。マイナンバーカードのことを「ナンバカ」って略すアラフィフです。 今回は、わたくしの書籍出版のご報告です。 来る2/28に、岩波書店から『はじめての統計的因果推論』というを出版することになりました。 お気軽に読めるを書きたいと思って書いたので、お気軽に読んでいただければ望です。みなさまどうぞよろしくお願いいたします。 はじめての統計的因果推論 作者:林 岳彦岩波書店Amazon このを執筆できたのはひとえにブクマカーの皆様の後押しのおかげです。 私が因果推論について初めて格的に書いたのは13年前の以下の記事で、この記事にけっこうブクマがついたことが当時の私にとってかなりの励みになりました。 takehiko-i-hayashi.hatenablog.com さらに因果推論について書いた11年前の以下の記事はかなりバズり、多数の方々に

    宣伝と御礼と余談、および「わたしたちのインターネッツ・ドリーム」について - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
    dlit
    dlit 2024/02/10
    買います!
  • 講演資料アプ2件:「エビデンスの政策利用のための議論枠組みの提示」&「因果推論の諸理論の統合的理解」 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    すっかり冬ですね。おでんを作るときに、もっと汁に浸したいのに、はんぺんが汁から浮き出てこようとするのでイラッとすることはありませんか? こんにちは。林岳彦です。このブログではご無沙汰しており大変申し訳ありません。ずっとを書いているのですが、完成する気配はありません。 さて。 12月の前半に2件ほど発表する機会をいただいたので、今回はその講演資料をアップします。 1件目は哲学オンラインセミナーで発表機会をいただいた、「科学的エビデンスの政策利用のための議論枠組みの提示」をテーマとした発表です。直近に公開された英語論文(Kano and Hayashi 2021)の内容の紹介が中心です。(当日の発表では時間が足りなくなって後半をかなり飛ばしてしまいました。大変申し訳ありませんでした) 2件目は応用数理学会ものづくり研究会で発表機会をいただいた、「因果推論の諸理論の統合的理解」をテーマとした発

    講演資料アプ2件:「エビデンスの政策利用のための議論枠組みの提示」&「因果推論の諸理論の統合的理解」 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
    dlit
    dlit 2020/12/21
    「ずっと本を書いているのですが、完成する気配はありません」こちらも期待
  • 【!開催延期注意!】研究集会『エビデンスは棍棒ではない2』@東大本郷(期日未定)  - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    こんにちは。林岳彦です。冬は寒いですね。言葉は三角、こたつは四角、ネコは丸くなる季節です。今回は研究集会の告知(速報版)です。まさかの続編の開催です。何卒よろしくお願いいたします! 国立環境研究所社会対話・協働推進オフィスの主催により、「エビデンス、リスク分析と公共政策の関係について、価値/規範の側面から議論する」ことを目的としたオープンな研究集会を3月5日(木)に以下の要領で開催いたします。ご興味のある方々のご参加を広くお待ちしております! 【*参加費・事前登録等の必要はありません。ご所属や専門分野を問わずどなたでもご参加を歓迎いたします。また、来場者が会場の定員125名を超えた場合には席が不足する可能性がありますが、予めその旨ご了承のほどよろしくお願いいたします】 研究集会『エビデンスは棍棒ではない2:エビデンス、ナラティブ/コンテクスト、規範的議論のベストミックスに向けて』 注意:新

    【!開催延期注意!】研究集会『エビデンスは棍棒ではない2』@東大本郷(期日未定)  - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
    dlit
    dlit 2020/01/23
    「第2回目の開催となる本研究集会では、「エビデンス、ナラティブ/コンテクスト、規範的議論のベストミックスへ」をテーマに、エビデンスとその背後にある質的・社会的な論点との関係を中心に議論する」
  • 今年こそ真人間になりたい — WIFIから逃れるために2019年に買ったもの - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    統計的因果推論のの執筆をしているのですが、進んでいません。実は執筆依頼を引き受けたのはもうかれこれ3年前になるのですが、かなりの部分、進んでいません。 執筆が遅れている原因は、はっきりしています。それは世界中に張り巡らされたWIFIのせいです。 WIFIがあるとついついインターネッツをみてしまうのです。しかしインターネッツはからっぽの洞窟なのです。からっぽの洞窟の中で見つけた宝箱の中さえもからっぽなのです。いや、当は、完全には、からっぽではない、のだけれど、いくら洞窟の中を探検をして戻ってきても肝心の原稿は全く進んでいないのです。インターネッツは罠なんです。孔明の。 WIFIは人生の伴侶ではない ついに私はそう気づきました。気づいた上に念のために復唱しました。 私はを書かねばならないのです。を書くためにWIFIから逃れねばならないのです。 というわけで、わたくしは2019年にWIF

    今年こそ真人間になりたい — WIFIから逃れるために2019年に買ったもの - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
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    dlit 2020/01/03
  • 講演資料アプ:『環境分野における"EBPM"の可能性と危うさ:他山の石として』 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    環境リスク分野の立場からEBPMを議論した発表資料をアプしました。twitterでは告知しておりましたが、ブログにあげてなかったのでこちらでも告知しておきます。(slideshare、あとから誤植が見つかっても差し替えができないのが困りますね) 講演内容はいきおい批判的なトーンですが、ナイーブな議論やハイプが嫌いなだけで、EBPMやRCT自体が嫌いなわけではありません。 環境分野における"EBPM"の可能性と危うさ:他山の石として from takehikoihayashi

    講演資料アプ:『環境分野における"EBPM"の可能性と危うさ:他山の石として』 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
    dlit
    dlit 2019/11/14
  • 【開催告知】公開研究集会『研究者/研究所として“EBPM”にどう関わるとよいのか?』12/10火@国立環境研 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    「くだもの四天王」といえば「桃・梨・メロン・ぶどう」ですよね! こんにちは。林岳彦です。 来る12/10に、国立環境研究所の環境経済評価連携研究グループによる企画として、以下の公開研究会を開催します。所内外を問わず、参加費・事前登録等なしでどなたでも参加できますので、ご興味のある方の積極的なご参加をお待ちしております! ================================ 公開研究集会『研究者/研究所として“EBPM”にどう関わるとよいのか?』 企画者:横尾英史(一橋大学&国立環境研究所)、林岳彦(国立環境研究所) 趣旨説明: 現在、エビデンスにもとづく政策形成を促すことを目指した「Evidence-Based Policy Making (EBPM)」の潮流が英米を中心として世界的に広まってきています。また、日でも行政改革推進部を中心にEBPMの行政への導入・推進の取り組

    【開催告知】公開研究集会『研究者/研究所として“EBPM”にどう関わるとよいのか?』12/10火@国立環境研 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
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    dlit 2019/11/12
  • 因果推論駅の奥へ:諸統計的因果推論理論の繋がりの講演資料のアプ - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    部屋とYシャツと構造と力と私、こと林岳彦です。こんにちは。ブログではお久しぶりです。 先週末に、社会学系の研究会からの依頼で、(1)因果推論の諸理論が奥の方でどう繋がっているか、(2)その"奥の方"で「質的理解」と「量的分析」がどう繋がっているか、をテーマに講演いたしました。その資料をアップロードしましたのでご報告いたします。 因果推論の奥へ: "What works" meets "why it works" from takehikoihayashi ついでに6月に佐賀大で行った、「生態学者における統計的因果推論の導入」についての講演資料も(以前に)アップしておりましたのでご報告いたします。 「生態学における統計的因果推論」という大ネタへの挑戦:その理論的背景と適用事例 from takehikoihayashi 現在わたくしは「筆頭著者論文を書かない」という非行の更生のため同僚の保

    因果推論駅の奥へ:諸統計的因果推論理論の繋がりの講演資料のアプ - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
    dlit
    dlit 2019/07/16
    「社会学系の研究会からの依頼で、(1)因果推論の諸理論が奥の方でどう繋がっているか、(2)その"奥の方"で「質的理解」と「量的分析」がどう繋がっているか、をテーマに講演…。その資料をアップロード」
  • 正式版告知:研究集会『エビデンスは棍棒ではない --- われわれは価値/規範と公共政策についていかに語りうるのか』3/11@国立環境研 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    こんにちは。林岳彦です。今回は研究集会の告知(正式版)です。年度末シーズンでの開催となりますが、研究費が余ったから帳尻合わせでやるような類の研究集会とは全く異なるものですので、ご参加のご検討のほど何卒よろしくお願いいたします! ーーーーー 国立環境研H30所内公募研究『環境分野におけるEBPM』およびFoRAM(リスク評価勉強会*1)の共催として、「エビデンス・リスク分析と公共政策の関係について、価値/規範の側面から議論する」ことを目的としたオープンな研究集会を3/11(月)に以下の要領で開催いたします。ご興味のある方々のご参加を広く歓迎いたします。(参加費・事前登録等の必要はありません。所内外や専門分野を問わずどなたでもご参加を歓迎いたします) 研究集会『エビデンスは棍棒ではない --- われわれは価値・規範と公共政策についていかに語りうるのか』 3/11(月)14:00-16:45 於

    正式版告知:研究集会『エビデンスは棍棒ではない --- われわれは価値/規範と公共政策についていかに語りうるのか』3/11@国立環境研 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
    dlit
    dlit 2019/02/21
    「公共政策の規範的分析を専門とする佐野亘先生のお話を基調として、学術知と公共政策と価値・規範の関係について議論する」
  • (速報版告知)研究集会『エビデンスは棍棒ではない --- われわれは価値/規範と公共政策についていかに語りうるのか』3/11@国立環境研 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    こんにちは。林岳彦です。鈴木誠也は当に立派でしたね(良いとこ探し)。 今回は研究集会の告知です。ちょっと早めのタイミングでの告知ですが、みなさま3月はお忙しいので、興味のある方々におかれましては早めにスケジュールの確保をいただきたくひとまず速報版での告知をさせていただく次第です。うっかりヤボ用など入れぬよう、何卒よろしくお願いいたします! 「エビデンス・リスク分析と公共政策の関係について、価値/規範の側面から議論する」ことを目的としたオープンな研究集会を以下の要領で開催します。ご興味のある方々のご参加を広く歓迎いたします。(参加費・事前登録等の必要はありません/告知は速報版であり詳細は追って改めて告知させていただきます) 研究集会『エビデンスは棍棒ではない --- われわれは価値/規範と公共政策についていかに語りうるのか』(仮題) 3/11(月)14:00-17:30(終了時間は若干早

    (速報版告知)研究集会『エビデンスは棍棒ではない --- われわれは価値/規範と公共政策についていかに語りうるのか』3/11@国立環境研 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
  • (中編)今回は因果関係があるのに相関関係が見られない4つのケースについてまとめてみた:交絡・合流点の影響 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    どもです。林岳彦&オメガトライブです。きみは1005%(消費税込) さて。 今回は、前回の記事: 今回は因果関係があるのに相関関係が見られない4つのケースをまとめてみた(前編:検定力が低い) - Take a Risk: 林岳彦の研究メモ のつづきの”中編”になります。記事では「因果関係があるのに相関関係が見られないケース」の中でも、「交絡・合流点」が関わるケースについて書いていきます*1。 扱う内容の範囲としては、最初の記事: 因果関係がないのに相関関係があらわれる4つのケースをまとめてみたよ(質問テンプレート付き) - Take a Risk: 林岳彦の研究メモ と重複する部分がかなりありますが、今回の記事では、「仮想例のデータ生成」の段階からRでの計算を交えて説明していきたいと思います。(今回はちょっと「R実習」のような趣になるので、Rの読み書きができないと分かりにくい部分が多々あ

    (中編)今回は因果関係があるのに相関関係が見られない4つのケースについてまとめてみた:交絡・合流点の影響 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
  • 確率概念について説明する(第2回):そもそも「可能である」とはどういうことか? — 可能世界論 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    どもっす。林岳彦です。さいきん軽い気持ちで某国際誌の総説論文の査読を引き受けたのですが、「どんな論文だろ?」と思いつつ査読対象の原稿をいざダウンロードしてみたら文100頁アンド全体300頁もある超長尺の総説であることに気づき、「殺す気か!」「査読テロやで!」と思いました。 いやでもまじで300頁もレビューするの? この悲しみをどうすりゃいいの? 誰がぼくを救ってくれるの? この世はまさに大迷惑??? というかんじです。もう街のはずれでシュビドゥバーです。 いやもうホントに「レビュワー感謝の日」みたいの作ったほうが良いよね。 というわけで。 今回から、確率概念について説明していきたいと思います。 (今回も非常に長い記事になってしまいました。すみません。。。) 確率という概念の「規格」について、様相論理を経由して説明します 前回の今シリーズの概要説明の記事で書いたように、まずは、確率という概

    確率概念について説明する(第2回):そもそも「可能である」とはどういうことか? — 可能世界論 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
  • 確率概念について説明する(第3-1回):可能な世界の全体を1とする — コルモゴロフによる確率の定理(前編) - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    こんにちは。林岳彦です。先日、小学生の息子とセブンイレブンに行きました。そこでふと、「あの外壁、あれ物のレンガじゃなくてただの印刷だから」と息子に教えたところ、それが彼にとっては思いもよらぬことだったようで、実はすべすべとしている外壁に触っては「すっかり騙されてた!(ガーン)」と衝撃を受けていました。小さな子どもをお持ちのみなさま、この世の隠蔽された真実(=セブンイレブンの外壁は印刷)を彼ら/彼女らに教えてみると面白い反応が期待できるかもですよ! さて。 今回は、前回の記事の続きとして、確率という概念の「規格」について説明していきたいと思います。 (今回はとても長い上に内容がハードかもしれません。いつもながらすみません。。) 前回の軽いまとめ 前回の記事では: 少なくとも、「確率」とは「可能性を数値で表したもの」である というボンヤリとした出発点から: 「可能である」ということは、「この

    確率概念について説明する(第3-1回):可能な世界の全体を1とする — コルモゴロフによる確率の定理(前編) - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
  • なぜリスク分析のプロは仮説検定を使わないのか(ややマニア向け) - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    お久しぶりです。林岳彦です。もうすぐ『愛なき世界』の日、いわゆる(マイブラッディ)バレンタインデーですね。何かと雑音が多いこの世界ですが、いつでも自分の足元を見つめて行きましょう。 さて。 今回は、以下の: そもそもビジネスの現場ではどういう「レベル」の統計学を使うべきなのか - 銀座で働くデータサイエンティストのブログ 統計学的検定に対するある拒絶反応: ニュースの社会科学的な裏側 A/Bテストのガイドライン:仮説検定はいらない(Request for Comments|ご意見求む) - 廿TT のあたりの皆様の良記事に触発されて「仮説検定」について何か書いてみようと思いました。で、書こうと思えば色々な側面から書ける気もするのですが、今回はちょっと斜めからのアプローチとして、「リスク分析の人の頭のなかで仮説検定はこんな感じに見えている」というところを書いていきたいと思います。 ここで、ひ

    なぜリスク分析のプロは仮説検定を使わないのか(ややマニア向け) - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
    dlit
    dlit 2014/02/12
    「リスク分析の目的が「意思決定支援」であるにもかかわらず、仮説検定は仮説の採択に関して論点を先取りして肝心の「意思決定」をオートマティックに代行してしまう」
  • (目次の予告)統計的因果推論ノート:「正しいセカイの切り取り方」 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    どもです。林岳彦です。道に倒れて誰かの名を呼び続けたことはありません。 さて。 自分の頭の中でそろそろ「統計的因果推論に関するエトセトラ」が繋がってきた感がある*1ので、一度棚卸のために(クオリティは未だ低いものになるかもしれませんが)エトセトラのひと通りについて書いてみたいと思いました。 だいたい目次は以下の通りになる予定です: 統計的因果推論ノート:「正しいセカイの切り取り方」(予定目次) 統計的因果推論ノート1 そもそも"因果"って?:Hillの基準、ヒューム、反事実 統計的因果推論ノート1補遺1 よくある確率概念の分類:主観的、客観的、あるいは間主観的な 統計的因果推論ノート1補遺2 "可能性"の集合的理解:ケインズからコルモゴロフ、あるいは可能世界から確率へ 統計的因果推論ノート1補遺2の補遺1 "交換可能性"を想定するということ:可能世界から見るロールズと公共政策 統計的因果推

    (目次の予告)統計的因果推論ノート:「正しいセカイの切り取り方」 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
    dlit
    dlit 2014/02/10
    支援。
  • "相関"の話&そのついでに"21世紀の相関(MIC)"の話(ややマニア向け) - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    どもです。林岳彦です。息子の3DSにバーチャルコンソールの「ソロモンの鍵」を密かに入れました(まだ3面)。 さて。 前回の記事: 因果関係がないのに相関関係があらわれる4つのケースをまとめてみたよ(質問テンプレート付き) - Take a Risk:林岳彦の研究メモ につきましては沢山ブクマ等をいただき大変ありがとうございました*1。大変感謝しております。 さて。上記記事について、ublftboさんから「相関関係の定義が書かれていないのでは」(相関と因果 - Interdisciplinary)とのご指摘をいただいたきました。 ご指摘は確かにごもっともですので、今回は「相関」概念についてと、そのついでに近年に開発された"21世紀の相関(MIC)"の話について私なりに書いてみたいと思います。 (以下、ややマニア向けの話になるかもしれません。あと前回ほどではないですが、それなりに長いです。)

    "相関"の話&そのついでに"21世紀の相関(MIC)"の話(ややマニア向け) - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
  • 因果関係がないのに相関関係があらわれる4つのケースをまとめてみたよ(質問テンプレート付き) - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    どもっす。林岳彦です。ファミコンソフトの中で一番好きなのは『ソロモンの鍵』です*1。 さて。 今回は、因果関係と相関関係について書いていきたいと思います。「因果関係と相関関係は違う」というのはみなさまご存知かと思われますが、そこをまともに論じていくとけっこう入り組んだ議論となります。 「そもそも因果とは」とか「因果は不可知なのか」のような点について論じるとヒュームから分析哲学(様相論理)へと語る流れ(ここのスライド前半参照)になりますし、統計学的に因果をフォーマルに扱おうとするとRubinの潜在反応モデルやPearlのdo演算子やバックドア基準(ここのスライド後半参照)の説明が必要になってきます。 その辺りのガッツリした説明も徐々に書いていきたいとは考えておりますが(予告)、まあ、その辺りをいちどきに説明しようというのは正直なかなか大変です。 なので今回は、あまり細かくて遭難しそうな話には

    因果関係がないのに相関関係があらわれる4つのケースをまとめてみたよ(質問テンプレート付き) - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
    dlit
    dlit 2013/04/18
    統計使わない人も知っておくとよいのではないかと/最後の「おまけ」「まとめ」も重要だと思う。
  • 研究の効率:店を潰さないということ - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    今回は論文の割引率の話の続きというかんじで書いていきたいと思います。 おそらくちょっとウェットな内容になるかと思います。主にエア後輩*1へ向けての内容となりますが、基的には自分が「院生時代の自分に伝えたいこと」を書いた個人的な独白と思っていただいてOKです。 なので話の普遍性については保証できません。あくまでも「ソースは俺」レベルの話なので、その点を大いに割り引いてお読みください。 以下、若手院生を想定読者として書いていきます。 ある種の若手院生が陥りがちな穴:ロマンティックが止まらない ある種の若手院生(というか昔の私だ)が陥りがちな穴の一つは、研究に対しての「ロマンティックが止まらない」ことにあると思っています。 彼/彼女らは自分の研究を過剰にロマンティックに愛しすぎているのです。そのこと自体が悪いとはいいませんが、愛しすぎるあまり目の前の研究を採算度外視でどこまでも磨くことに囚われ

    研究の効率:店を潰さないということ - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
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