ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (22)

  • 超監視型社会『1984年』の悪夢は中国で実現する

    <全体主義国家の中国は、SNSだけでなく空港や学校、タクシーなどあらゆる場所で監視システムを導入している。最新型のEVも例外ではない> こんな出来事があった。国外に暮らす中国人Tが中国の親友と連絡するため、中国のアプリWeChat(ウィーチャット)を利用し始めた。そして、中国に関わる外国メディアの記事をウィーチャットで中国の親友とシェアしようとした。普通に使っていると思っていたある日、突然中国の親友から「何があった? なぜかあなたの朋友圏(モーメンツ)が真っ白になって、何も見られなくなったよ!」という連絡が来た。 びっくりしたTは慌ててウィーチャットをチェック。投稿はちゃんとある、こっちからはきちんと見えるよ、と親友に伝えた。同時に、国外にいる友人中国にいる友人数十人以上に聞くと、あることが発覚した。 ウィーチャットアプリには、国外向けの「WeChat」と、中国国内向けの「微信」という2

    超監視型社会『1984年』の悪夢は中国で実現する
  • 最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

    <火山の熱や深海の水圧、真空の宇宙空間さえ生き延びるクマムシは、驚くべきDNA修復メカニズムを備えていた> クマムシは想像を絶するほどの過酷な環境を生き延びることができる生物だが、その生命力の謎が解明される可能性が出てきた。 【動画】クマムシは宇宙の最強生物 クマムシはその愛らしい姿から、水グマやコケブタと呼ばれているが、極端な高温や低温、高圧・低圧、空気不足、放射線、脱水、さらには宇宙の真空状態に至るまで、ほとんどの生命体にとって死を招く環境に耐えることができる。 最近、学術誌『カレント・バイオロジー』に掲載された論文によれば、この頑健な生物が放射線を生き延びるメカニズムが解明された。 体長わずか0.5ミリのクマムシは、さまざまな環境で生息している。コケ、落ち葉、淡水や海洋の堆積物などに生息していることが多いが、高温の沸騰泉、ヒマラヤ山脈の頂上、水深4000メートルの深海でも発見されてい

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに
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    dltlt 2024/04/18
    いろんな変異原を検知してDNA修復遺伝子の発現を亢進するのなら、もう進化できないのかな?(ガーの方を見ながら)
  • ロシアはウクライナでなく日本攻撃を準備していた...FSB内通者のメールを本誌が入手

    訪日したプーチン大統領(2016年12月) Sputnik/Michael Klimentyev/Kremlin/via REUTERS <ウクライナ侵攻が始まる以前、ロシアは「かなり真剣に」日との局地的な軍事紛争を計画していたとするFSB職員のメールを入手> ウラジーミル・プーチン大統領が率いるロシアは、ウクライナへの大規模侵攻に着手する何カ月も前の2021年夏、日を攻撃する準備を進めていた──こんな衝撃的な情報を、誌が入手した。これはロシア連邦保安庁(FSB)内部告発者からのメールで明らかになったものだ。 ■【動画】プーチン「重病説」を再燃させる「最新動画」...脚は震え、姿勢を保つのに苦労 3月17日付けのこのメールは、「Wind of Change(変革の風)」と名乗るFSB職員が、ロシア人の人権擁護活動家ウラジーミル・オセチキンに定期的に送信しているメールのひとつだ。オセチ

    ロシアはウクライナでなく日本攻撃を準備していた...FSB内通者のメールを本誌が入手
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    dltlt 2022/11/26
    https://b.hatena.ne.jp/dltlt/20220430 4月末に話題になってたやつだ。去年8月にロシアのメディアで「キャンペーン」が行われたのは本当っぽい。
  • ヘビのような両生類アシナシイモリの謎 口腔の毒腺が発見される

    両生類「ミカンチビアシナシイモリ」の口腔に爬虫類と同様の毒腺があった Image credit: Carlos Jared. <ヘビやミミズに似た無足の両生類アシナシイモリの一種のの口腔に爬虫類と同様の毒腺があった...> マムシやコモドオオトカゲなど、爬虫類の一部には、口腔で毒液を分泌する器官があるが、長年、両生類にこのような器官はないと考えられてきた。しかしこのほど、両生類「アシナシイモリ(ハダカヘビ)」の一種である「ミカンチビアシナシイモリ」の口腔に爬虫類と同様の毒腺があることが明らかとなった。 アシナシイモリとは、熱帯アフリカや東南アジア、中南米などの熱帯地域に生息する、ヘビやミミズに似た無足の両生類である。米ユタ州立大学の生物学者エドムンド・ブロディ名誉教授、ブラジル・ブタンタン研究所のペドロ・ルイス・メーロ-フォンタナ研究員らの研究チームは、その一種であるミカンチビアシナシイモ

    ヘビのような両生類アシナシイモリの謎 口腔の毒腺が発見される
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    dltlt 2021/07/25
    口内腺ではあるが、毒腺かどうかは未確定のようだ
  • テスラ6月に発売した新型「モデルS」運転中に発火=所有者の弁護士

    7月2日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラが6月に納車を開始した「モデルS」の高性能車種「プレイド(Sプレイド)」が、米国で運転中に発火したことが分かった。写真は炎上するSブレイド 米電気自動車(EV)メーカー、テスラが6月に納車を開始した「モデルS」の高性能車種「プレイド(Sプレイド)」が、米国で運転中に発火したことが分かった。所有者の弁護士が2日、ロイターに明らかにした。 発火したのはSプレイドの最上位モデルで、納車後わずか3日で起きた。ドア開閉システムが故障し、所有者は車から出られなくなったが、こじ開けて脱出した。車は十数メートル走行し、所有者の自宅近くのペンシルベニア州の住宅街で炎上した。 弁護士は「調査をしている。原因究明するまでSプレイドの使用中止を求める」と述べた。 ロイターはテスラに取材したが、現時点でコメントを得られていない。 マスク最高経営責任者(CEO)は、6月に

    テスラ6月に発売した新型「モデルS」運転中に発火=所有者の弁護士
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    dltlt 2021/07/04
    「ドア開閉システムが故障し、所有者は車から出られなくなったが、こじ開けて脱出」←フェイルセーフとして手動開閉機構を装備? 他の報道によれば、EV向け訓練を受けた消防隊が放水で電池の冷却を続けたそうだが。
  • インド、新たな変異株「デルタプラス」確認 感染力さらに強く

    インドで全土での1日の新型コロナウイルスワクチン接種が830万回と過去最多になった。写真は、予防接種のため西ベンガル州バトラ島へ渡る医療関係者(2021年 ロイター/Rupak De Chowdhuri) インドは22日、新型コロナウイルスの新たな変異株「デルタプラス」を「懸念される変異株」に指定した。 保健当局は、マハーラーシュトラ州でデルタプラスが16例確認されたした上で、デルタプラスは感染力がさらに強いと警告。各州に検査強化を指示した。 インドでは21日、全土での1日の新型コロナウイルスワクチン接種が860万回と過去最多になった。連邦政府は接種計画の混乱が感染流行の第2波を悪化させたとの批判が続いたことで、全成人に無料接種する計画に取り掛かっている。 モディ首相は今月、国内メーカーの全ワクチンの75%を連邦政府が買い上げ、無料で州政府に配布すると発表した。 1日での接種がこれまで最も

    インド、新たな変異株「デルタプラス」確認 感染力さらに強く
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    dltlt 2021/06/23
    デルタS4 はありそう | 「Delta+K417N」の後半が略されて「デルタプラス」になってしまったらしいな。https://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-cases-of-the-b-1-617-2-delta-variant-with-the-k417n-mutation/
  • すれ違っただけで感染!? デルタ株、驚愕の感染力が詳細分析で明らかに...?

    いつになったら収まるのか・・・まったく先が見えない新型コロナウイルスの世界的パンデミック…(Credit:JONGHO SHIN-iStock) シドニー東部地区で、43日間ぶりに新規市中感染ケースが確認され、6月19日時点で6人に増加。クラスターとなり、しばしコロナ・フリーを謳歌していたシドニーも、にわかに騒がしくなってきた。 なぜならば、このクラスターの最初の感染者が、今、「従来型よりも感染力が高い」と言われている『デルタ株』であることが、ゲノム解析で判明したためだ。 デルタ株は、インドで爆発的に感染拡大し、同国を地獄絵図に変えたとも言われる感染力の高い変異株。拡散が速く、これまで感染力が高いと懸念されてきた英国由来の「アルファ株」より、2倍程度の感染力とも言われ、アルファ株と比較して入院リスクが高まることも指摘されている。(参照) さらに、このシドニーのデルタ株感染ケースを詳細に分析

    すれ違っただけで感染!? デルタ株、驚愕の感染力が詳細分析で明らかに...?
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    dltlt 2021/06/20
    政府当局のレベルでも「fleeting contact」という言葉で シドニー・ケース を表現している模様。これはクイーンズランド州政府⇒https://www.health.qld.gov.au/news-events/doh-media-releases/releases/hotspot-declared-for-waverley-council-area-in-sydney
  • EVシフトの盲点とは? トヨタが「水素車」に固執するこれだけの訳

    トヨタはEV化の盲点を突く考えを持っている?(写真は2019年1月、米デトロイトのモーターショーに出席した豊田章男社長) Brendan McDermid-REUTERS 自動車の電動化(EVシフト)が進んでいる。「EnergyShift」発行人の前田雄大さんは「トヨタをはじめとする日勢が電動化で出遅れているとの見方があるが、それは間違いだ。トヨタがEVよりも水素自動車(FCV)にこだわり続けているのには理由がある」という──。 なぜ「EV化」ではトヨタの名前がないのか 2016年のパリ協定の発効以後、国際社会では着々と脱炭素化が進展していた。加えて昨年9月、中国の習近平国家主席が国連総会で、2060年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を宣言。アメリカも脱炭素を全面に打ち出すバイデン政権が発足したことで、その流れは決定的となった。 自動車のEV化はもはや世界

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    dltlt 2021/06/19
    倉庫での待機時間が長い冷凍トラックに向いてそうだ。
  • 武漢研究所は長年、危険なコロナウイルスの機能獲得実験を行っていた

    厳戒態勢(写真は今年2月、WHOの調査団が訪ねたときの武漢ウイルス研究所) Thomas Peter-REUTERS <パンデミック発生以来、世界は新型ウイルスは動物から自然発生した、と信じ込まされてきた。だがアマチュアネット調査団「ドラスティック」の活躍で、風向きは大きく変わった。ドラスティックの発見を知った主要メディアが、新型コロナの始祖ウイルスが発見されたとみられる雲南省の鉱山へ取材に向かったのだ> ※前編はこちら:「研究所流出説」を甦らせた素人ネット調査団、新型コロナの始祖ウイルスを「発見」! ......最初に現地入りを試みたのはBBCのジョン・サドワース記者。数台のトラックと治安要員に行く手を阻まれ、鉱山には近づけなかった(サドワース記者はその後まもなく中国当局に記者証を取り上げられ国外退去を命じられた)。ほぼ同時期にAP通信の記者も試み、NBC、CBC、USAトゥデーなど他の

    武漢研究所は長年、危険なコロナウイルスの機能獲得実験を行っていた
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    dltlt 2021/06/05
    「武漢ウィルス研究所のウェブサイト上からデータベースが消えたのは2019年9月12日で、パンデミック発生の少し前だった」
  • 「研究所流出説」を甦らせた素人ネット調査団、新型コロナの始祖ウイルスを「発見」!

    <パンデミック発生後早い段階で「反中の陰謀説」とされてきた新型コロナウイルスの「研究所流出説」がここへ来て急に見直されているのは、中国の説明がおかしいと感じた世界各地のアマチュアネットユーザーがチームを組んで否定しがたい新事実を科学界と大メディアに突きつけたからだ> 新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な大流行)は中国・武漢の研究所から手違いでウイルスが流出して引き起こされた──これはつい最近までオルト・ライト(新右翼)的な陰謀論としておおむね無視されてきた主張だ。 ワシントン・ポストは2020年初め、「専門家が何度もその誤りを証明した陰謀論を、執拗に蒸し返している」として、トム・コットン上院議員を批判。CNNは「陰謀論や誤情報を信じている友人や家族を説得する方法」を伝え、ニューヨーク・タイムズも「非主流の説」扱いをし、公共放送のNPRも「研究所の事故で流出したという説は虚偽だと

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    dltlt 2021/06/05
    「シーカーが2つの論文のリンクを貼った直後に、中国はCNKIのアクセス管理を変更し、彼が行なったような調査はできなくなった」
  • 日立製英高速列車の亀裂は800車両 応力腐食割れが原因か 日本の製造業に打撃

    <「ドル箱」の高速列車の運休で運行会社は大幅な減収必至。「鉄道の日立」は信頼を損ねたが、問題はそれだけではない> [ロンドン発]イギリスで5月8日「鉄道の日立」のフラッグシップ、高速列車800系に亀裂が見つかった問題で、車両体下のボルスタに亀裂の入った車両は800車両にのぼることが地元の鉄道記者の証言で分かった。応力腐割れが疑われているが、根的な原因は依然として分かっておらず、修理にどれだけの期間がかかるのか見通しは全く立っていない。 日立レールの説明では今年4~5月、ボルスタの安定増幅装置ヨーダンパー・ブラケット接続部と車両体を持ち上げる時に使用するリフティングポイントで亀裂が見つかった。リフティングポイントの亀裂は全編成の約50%、ヨーダンパー・ブラケット接続部の亀裂は約10%で見つかった。近郊輸送用車両385系の亀裂ははるかに少なかったという。 筆者が関係者から入手したヨーダ

    日立製英高速列車の亀裂は800車両 応力腐食割れが原因か 日本の製造業に打撃
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    dltlt 2021/06/03
    リフティングポイントなんて、普段は自重しか掛かってないように思われるが、引張り応力……が原因になるとすれば、溶接で生じた残留応力だろうか?
  • 2万5000年前、東アジアはコロナの猛威を経験? 新型で死者少ない理由か

    2万5000年前の東アジアでのパンデミックが遺伝子に耐性をもたらした? akinbostanci -iStock <2万5000年前、東アジアでコロナウイルスが猛威を振るっていた可能性が明らかになった。現在流行中の新型コロナに対し、死者が少ない理由を説明できるという> 昨年からのパンデミックを引き起こした新型コロナウイルスは、アメリカ、ブラジル、ヨーロッパ、インドなどで多数の犠牲者を出している。一方、私たちの住む日や当初の震源地だった中国などを含め、東アジアの国々は死者が比較的少ない。 背景には社会制度や経済など多数の要因が絡むが、新たな研究によると、数万年前に東アジアでコロナウイルスが流行しており、私たちの遺伝子に耐性をもたらした可能性があるという。 今回の内容を発表したのは、米アリゾナ大学のデイヴィッド・エナード助教授ら研究チームだ。チームは既存の国際研究「1000ゲノムプロジェクト

    2万5000年前、東アジアはコロナの猛威を経験? 新型で死者少ない理由か
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    dltlt 2021/05/03
    昨年12月以降の米国国勢調査局のデータを元に人種ごとのCOVID死亡率を算出すると、アジア系が一番低いらしい→https://www.apmresearchlab.org/covid/deaths-by-race
  • 新型コロナのスーパー・スプレッダーになりやすい3つの要因が明らかに

    新型コロナウイルスのスーパー・スプレッダーになりやすい要因を分析した...... toeytoey2530-iStock <ハーバード大学などの研究チームは、スーパー・スプレッダーになりやすい要因は「年齢」、「BMI(肥満度)」、「新型コロナウイルス感染症の経過」という3つの要因と関連していることを示した......> 重症急性呼吸器症候群(SARS)や腸チフス、エボラ出血熱など、これまでに発生したアウトブレイクでは、多くの人々に感染を広げる「スーパー・スプレッダー」が存在した。一般的には、20%の感染者が感染症例数の80%に関与していると考えられている。 「年齢」、「肥満度」、「感染症の経過」の3つの要因 米ハーバード大学、テュレーン大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)の共同研究チームは、「スーパー・スプレッダーは小さな呼吸器飛沫を大量に吐き出す性質がある」ことに着目し、新型コロナウ

    新型コロナのスーパー・スプレッダーになりやすい3つの要因が明らかに
  • 「地球上で最も奇妙な動物」カモノハシの全ゲノムをマッピングすることに成功

    紫外線を照射すると毛皮が青緑に光ることも、昨年判明した...... JohnCarnemolla-iStock <さまざまな奇妙な生態を持つカモノハシ。世界で初めて、カモノハシの全ゲノムをマッピングすることに成功した...... > 豪州に生息するカモノハシは、「地球上で最も奇妙な動物」とも言われる。哺乳類だが卵を産み、乳首を持たずに腹部の乳腺から乳を分泌し、後ろ足から毒を分泌する。平たく大きなクチバシは、ゴムのように柔らかく、このクチバシで生き物に流れるわずかな電流を察知し、魚やエビを捉える。また、紫外線を照射すると毛皮が青緑に光ることも、昨年判明した。 デンマーク・コペンハーゲン大学、オーストリア・ウィーン大学、中国・浙江大学らの国際研究チームは、世界で初めて、カモノハシの全ゲノムをマッピングすることに成功し、2021年1月6日、学術雑誌「ネイチャー」で研究成果を発表した。 哺乳類と鳥

    「地球上で最も奇妙な動物」カモノハシの全ゲノムをマッピングすることに成功
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    dltlt 2021/01/13
    論文では、ハリモグラも解析してるのだが
  • 欧州が備えるバイデン時代の対中技術輸出管理と人権制裁メカニズム

    米欧関係は再び動き始めており、両地域の複雑な利害関係の調節のための枠組みが整備されていく...... REUTERS/Joshua Roberts/ <欧州はバイデン時代の国際環境下において、欧州が産業政策及び外交政策上の主導権を握るべく具体的な取り組みを開始している...... > 同盟国との協調を掲げるバイデン政権発足を見据えて、欧州は国際情勢で主導権を取るべく様々な仕掛けを準備しつつある。トランプ時代に冷え込んだ米欧関係は再び動き始めており、両地域の複雑な利害関係の調節のための枠組みが整備されていく見通しだ。 その代表的な取り組みが「技術輸出管理」と「人権問題」の枠組みづくりである。 バイデン政権が求める同盟国重視・対中抑止を実現するための枠組み提示 欧州委員会は新技術に関する共同基準を設定するための「大西洋横断貿易技術評議会」の設置をバイデン政権に提案する予定だ。同評議会は共通の価

    欧州が備えるバイデン時代の対中技術輸出管理と人権制裁メカニズム
  • 新型コロナは2019年9月にはイタリアに広がっていた──新研究

    COVID Spread To Europe Months Before China Reported It, Study Claims <新型コロナウイルス感染症は2019年12月の武漢で最初に報告されたという公式見解が覆れば、このパンデミックの歴史が書き換えられることになる> イタリアの科学者らは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2019年9月からイタリアで拡散していた可能性があると考えている。この見解は、新型コロナウイルスがこれまで考えられていたよりも数カ月早く、中国国外で広がっていたことを示唆している。 世界保健機関(WHO)によれば、COVID-19と呼ばれる疾病の発生は、2019年12月に中国中部の武漢市で最初に報告された。イタリア最初の感染者は、北部ロンバルディア州のミラノ近郊の町で2020年2月21日に確認された。 だが、ミラノにある国立がん研究所の研究によ

    新型コロナは2019年9月にはイタリアに広がっていた──新研究
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    dltlt 2020/11/18
    ブラジルでも11月には感染が拡大していたようだ。https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.06.26.20140731v1
  • ドイツで進む「新しいクルマ」のあり方 企業も市民も行政も価値観を変えた

    ベルリンのタクシーはメルセデス・ベンツとトヨタ・プリウスに二分される。ベンツのお膝元でも、プリウスの評価は高い。写真はトヨタ・プリウス。車体にはFREE NOWのロゴがある <ベルリンでは、数年前からMaaS(サービスとしてのモビリティ)の可能性を実感できるサービスが次々と登場している......> ドイツには226のカーシェアリング・プロバイダーがある 人が移動する手段や、社会の交通システムと情報コミュニケーションとを最適化するのがモビリティ・マネージメントである。これは「サービスとしてのモビリティ(Mobility as a Service: MaaS)」としても知られ、より個人化された移動サービスの基盤でもある。世界中でMaaSの市場に勢いが生まれた背景には、ライドシェアリング、配車サービス、バイクやスクーターを含むカーシェアリング・サービスなど、革新的なモビリティ・サービスプロバイ

    ドイツで進む「新しいクルマ」のあり方 企業も市民も行政も価値観を変えた
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    dltlt 2020/08/08
    SHARE NOW、縮小してるみたいだけど。https://en.wikipedia.org/wiki/Share_Now#Downsizing
  • 新型コロナが細胞に生やす不気味な触手の正体は

    Coronavirus Makes Cells Grow Tentacles, Microscopic Images Reveal <「フィロポディア」と呼ばれる突起は、周囲の健康な細胞にもウイルスを広げていくための悪魔の触手。これを阻止できれば治療薬の開発につながるが> 「SARS-CoV-2ウイルス(新型コロナウイルス)」は、細胞に侵入した後に触手のような突起を伸ばし、周辺の健康な細胞を犯していく――こんな研究報告が発表された。 米学術誌「セル」に掲載された研究報告には、サルの腎臓の細胞に入り込んだ同ウイルスが触手を伸ばす様子を、特殊な装置で撮影した顕微鏡画像が添えられている。 国際的な研究チームが実施した同研究によれば、新型コロナウイルスは、侵入した細胞に「フィロポディア(糸状仮足)」の形成を促すようだ。フィロポディアは細い突起状の構造物で、細胞の移動や分裂に重要なタンパク質を豊富に

    新型コロナが細胞に生やす不気味な触手の正体は
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    dltlt 2020/07/04
    https://www.cell.com/cell/pdf/S0092-8674(20)30811-4.pdf プレプルーフだけど、感染によるフィロボディアの増加を観察したのはCaco-2細胞だった。こんな写真も載っていないが……?
  • 「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に

    <より多くの人をウイルスにさらすことで集団免疫を獲得する、というスウェーデンだけの「人体実験」には国内から反対も出始めている> ロックダウンに頼らない独特の新型コロナウイルス対策で知られるスウェーデンで、感染者が増え続けている。しかも米ジョンズ・ホプキンズ大学の集計によれば、死亡率は4月30日時点で12%超。これは、感染者が1000人を超える国の中で6番目に高い割合で、現在の感染拡大の中心地で死者数も最多のアメリカ(約5.8%)、ウイルスの発生源とされる武漢市がある中国(約5.5%)と比べても2倍以上の高さだ。 新型コロナウイルスの感染拡大を抑える対策としては、北欧諸国も含むヨーロッパの多くの国が全国的な封鎖措置を取り、厳しい移動規制を敷いている。こうしたなか、スウェーデンは全国的な移動規制や外出制限をしないという独自路線を貫いており、ストックホルムの通りの人でもカフェの客入りも一見、普段

    「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に
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    dltlt 2020/05/02
    ブラジルは普通に対応してないか?ボルソナロは孤立してるっぽいので。| スウェーデンの検査は警官や老人福祉士など社会で必須の職に集中と。https://www.brusselstimes.com/opinion/107000/comparing-swedens-covid-19-testing-with-others-in-europe/
  • 遂に「日本売り」を招いた新型肺炎危機──危機を作り出したのはウイルスでも政府でもなくメディアと「専門家」

    世界から見た新型肺炎危機の「震源地」、ダイヤモンドプリンセス号(横浜、2月12日) Kim Kyung-hoon-REUTERS <日は新型コロナウイルス危機の震源は中国の武漢と思ってるが、世界には横浜のダイヤモンド・プリンセス号が震源だと思われている> 2月24日。日は振り替え休日で、テレビのニュースはひたすら新型肺炎でうんざりだったが、夜になるとネットのマーケットニュースは危機を伝えていた。 米国株価指標、ダウ平均は1031ドルの下落という大暴落。ナスダックの下落率はそれ以上で、3.7%の大暴落。3連休明けの日市場の株価は日経平均の下落は1000円を超えるものになるのは確実だ(これをみなさんが読んでいる頃は大暴落のあと、乱高下しているだろうが)。 当然だ。 これまで、株価が暴落しなかったほうがおかしい。 中国では工場も学校も実質閉鎖。再開したとはいうものの、学校はすべてオンライン

    遂に「日本売り」を招いた新型肺炎危機──危機を作り出したのはウイルスでも政府でもなくメディアと「専門家」
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    dltlt 2020/02/25
    感染制御の問題、岩田教授がYoutubeで話したのとは別に、外国の乗客からも発覚しているようだから、仮に後者だけだったとすれば、海外からの印象はもっと悪くなっただろう。