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EVシフトの盲点とは? トヨタが「水素車」に固執するこれだけの訳
トヨタはEV化の盲点を突く考えを持っている?(写真は2019年1月、米デトロイトのモーターショーに出席し... トヨタはEV化の盲点を突く考えを持っている?(写真は2019年1月、米デトロイトのモーターショーに出席した豊田章男社長) Brendan McDermid-REUTERS 自動車の電動化(EVシフト)が進んでいる。「EnergyShift」発行人の前田雄大さんは「トヨタをはじめとする日本勢が電動化で出遅れているとの見方があるが、それは間違いだ。トヨタがEVよりも水素自動車(FCV)にこだわり続けているのには理由がある」という──。 なぜ「EV化」ではトヨタの名前がないのか 2016年のパリ協定の発効以後、国際社会では着々と脱炭素化が進展していた。加えて昨年9月、中国の習近平国家主席が国連総会で、2060年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を宣言。アメリカも脱炭素を全面に打ち出すバイデン政権が発足したことで、その流れは決定的となった。 自動車のEV化はもはや世界
2021/06/19 リンク