2010-01-08-FRI
プロジェクトの失敗とは見積もりが失敗しているのだ、という下記Blogを読んで考えたことをメモ。 #以下はラフなメモ書き。 【元ネタ】 Agileが根付かないもう一つの理由 - masayangの日記(ピスト通勤他 【1】SW開発のプロジェクトは規模が大きくなるほど、失敗する確率も高くなる。 SIerならば、成功の基準は、黒字だ。 そして、IT業界にいる人なら誰でも、「黒字=納期に間に合う=品質が良い」という等価な式が成り立つことを経験的に知っている。 失敗に至るプロジェクトのパターンはいつもワンパターン。 要件定義、設計と進みながらも、システムのスコープや細部を詰め切れず、裏ではRailsやSeasarなどの新技術を取り入れて実装を並行開発する。 そして、殆どの画面を作った後も仕様変更が五月雨式に落ちてきては手直しし、結合テストやシステムテストで初めて稼動させた時に、大きな穴に気付く。 い
「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」で指摘した「アジャイルごっこ」についてメモ書き。 【元ネタ】 続・書評『アジャイルな見積りと計画づくり』 - TECH-moratorium : テクモラトリアム DeclineAndFallOfAgile - アジャイルの衰退と凋落 【1】「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」の訳者あとがきに、こんな一節がある。 XPを代表とするアジャイル開発の技術的プラクティスは、開発現場の日々の作業を明らかに改善してくれる。 しかし、その効果はいずれ限界が来る。 結局、プロジェクトのスコープとスケジュールが固定されている状況では、最終的に開発者に様々なしわ寄せが来る。 このように、開発者だけがアジャイルなプラクティスを導入している状況を、木下さん(レビューワー)は「アジャイルごっこ」
スクラムはラグビーにおいて最も危険な段階であり、それというのも、潰れたり不適切なかみ合い方をすると、前列のプレーヤーが怪我をしたり、首の骨を折る危険すらあるからだ。—Wikipedia 私が子供の頃には、コレステロールは体に悪いものだった。これは覚えやすかった。脂肪は悪い。コレステロールは悪い。塩分は悪い。みんな悪い。しかし近頃では、コレステロールが「いい」コレステロールと「悪い」コレステロールに分かれている。私たちがこの2つをどうにかして見分けられるとでもいうように。そしてその切り替わりは奇妙なものだった。FDAが突然プレスリリースを発表して、殺鼠剤には2種類、いい殺鼠剤と悪い殺鼠剤があり、いい方はたくさん摂って悪い方は摂ってはならず、そして決して2つを混ぜたりしてはいけないのだと言ったかのようだった。 一年くらい前まで、私はいわゆる「アジャイル」プログラミングに対して、ごく一次元的な見
追記 id:discypusさんから、狩野分析法の出典に関するコメントをいただきました。 狩野法って、 狩野 紀昭 氏 http://www.sangakuplaza.jp/page/134499 の http://www.yahoo-vi.co.jp/method/b10.html の手法かと 思うのですが、合ってますでしょうか? まさにこれですね。http://www.yahoo-vi.co.jp/method/b10.html にある日本語のほうがすっきりしてます。 お詫び 分析用配列に誤りがありました。修正してあります。 要旨 先日受講したScrum Product Owner Trainingで印象に残った分析法を紹介。 Agile開発では「優先度順に要件(フィーチャ)を開発していく」のが基本だが、いざ優先度をつけようにも話は簡単ではない。発注側に強力な指導者がいてその人が独裁的
初めて会社員になって早3ヶ月。会社の仕組みもやっと分かってきたし、そろそろ本格的に開発プロジェクトも動いて行くということで、今後、社内で私と一緒に開発して行く人に、「私がどういう考えで仕事を進めていきたいか」という事を知ってもらうためのプレゼンを作ってみました。(今のところ一人だけど) NIFTYさんと仕事した時も、作業に入る前に「今までどうやって遠隔地で仕事を進めてきたのか」をプレゼンしていました。特に初めて仕事をする場合、「今まで自分はどういう風に仕事をしてきて、この仕事はどういう風に勧めていきたいか」を明確にしておくと、スムーズに仕事を進めることができます。 仕事、特にその上でのコミュニケーションをうまく進めていくためには、信頼と共通認識が必要だと思ってます。信頼は当たり前の話ですが、開発を進める上での共通認識についてはあまり重要視されることが無い気がしています。 仕事をする上ではコ
米IBM Practice Leader Agile DevelopmentのScott W.Ambler氏 19日、東京都千代田区において、IDGジャパン主催の技術カンファレンス「JavaWorld Day 2007」が開催された。JavaWorld Dayは、昨年末まで定期刊行されていたJavaWorld誌の内容をライブで技術者へ伝えることを目的として始まった技術カンファレンス。同誌が休刊になった現在も、継続して開催されている。 7回目を迎えた今年のJavaWorld Dayでは、「The Agile Modeling(邦訳:アジャイルモデリング)」などの著書で知られるScott W.Ambler氏をはじめ、国内外の著名なエンジニアによる10のセッションが設けられた。ここでは、同カンファレンスの中からScott W.Ambler氏の基調講演を取り上げ、その模様をお伝えしよう。 アジャ
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