米Appleは3月19日(現地時間)、配当の再開と自社株の買い戻しを発表した。同社は前日に、「現金残高に関する議論の結果」に関する電話会見を開催すると発表し、配当の再開か、大規模買収の発表ではないかとうわさされていた。 Appleが配当を支払うのは1995年12月以来だ。 同社のピーター・オッペンハイマーCFO(最高財務責任者)は、年間100億ドル以上を配当に充て、向こう3年間で450億ドルを配当と自社株買い戻しに費やすと語った。 同社は第4四半期(7~9月)に1株当たり2.65ドルの配当を支払う。また、2013年度から最高100億ドル分の自社株を買い戻すという。 この電話会見については、あらかじめ保有現金の用途以外の話はしないと発表されていたが、新iPadの売れ行きについての質問に対してティム・クックCEOは「記録的な週末を体験した」とのみ答えた。 また、株式分割についても検討したが、当
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