Tony Nicklinson氏は、ラグビーのファンであり、夫であり、父親である。また、彼は閉じ込め症候群を患っており、全身麻痺の状態だ。彼の唯一のコミュニケーション手段は、眼球と頭の小さな動きで動作する特別に設計されたコンピュータシステムを通してのものとなる。 Nicklinson氏のソーシャルメディアへの進出のスタートとなる先週のツイートは次の通りであった。「皆さん、こんにちは。わたしはtony nicklinson。閉じ込め症候群にかかっています。これがわたしの初めてのツイートです。#tony」 閉じ込め症候群は、よく知られているように、映画「The Diving Bell and the Butterfly(邦題:潜水服は蝶の夢を見る)」で描かれているが、体内のほぼすべての随意筋が麻痺した状態となる。Nicklinson氏の意識は正常であるが、随意筋が麻痺した状態のままであることが