(CNN) 東欧の北マケドニアでこのほど、ダウン症を抱える11歳の女児が学校でいじめを受けているとの報告を受け、大統領が女児の登校に付き添う出来事があった。 ペンダロフスキ大統領は7日、エンブラ・アデミさんと手をつないでゴスティバル市内の小学校まで一緒に歩いた。 ダウン症は学習障害や健康問題、特徴的な顔つきといった症状を引き起こす遺伝子疾患。大統領府の報道官によると、エンブラさんはダウン症が原因で学校でいじめを受けている。 大統領府は声明で、ペンダロフスキ氏が「エンブラさんと家族が日々直面している困難」について両親の話を聞き、解決策を話し合ったことを明らかにした。 ペンダロフスキ氏は「子どもの権利を危険にさらす人々の行動は容認できない。相手が非定型発達の子どもであればなおさらだ」と語ったという。