日清食品創業者の安藤百福と、その妻・仁子をモデルにしたNHK連続テレビ小説『まんぷく』。好評のまま、物語は佳境を迎えつつあるが、終盤の山場は、安藤氏が無一文からチキンラーメンの開発で「一発逆転」を勝ち取るところだ。一方、安藤氏や日清食品側はかねて「発明」説をとってきたが、そこには異論も少なくない。本連載「世界漫遊『食考学』の旅」の番外編として、安藤氏が暮らした台湾と大阪の現地取材で検証した。 「発明」説にはいささか納得できない 夜食でチキンラーメンを食べるのが楽しみだった。柔らかめに麺を茹でるのが好きで、醤油と鶏ダシと油の混ざった汁を、たっぷり麺に吸わせて、ずるずるっと啜り上げる。高校時代の受験勉強で夜中にお腹が空くと、鍋に水と麺を最初から入れてつくった。そうする方が麺がよくふやけるからだ。気が向けば、卵もひとつ落とした。
「ブッフェ」はお洒落で、「バイキング」は庶民的なのか? 予想通り、最終回はスモーガスボード、しかも老舗の「レストラン ストックホルム」となった。唯一、筆者も過去に訪れた事のある銘店である。幼少期に近く、夢のような気分を味わったものである。 現在では「ブッフェ」と呼ばれる、いわゆる「食べ放題」だが、これはフランス語の「buffet」から来ており、意味としてはパーティーやレストランでの陳列棚から転じて、「立食パーティー」を意味するようになり、今日に至る。しかし、私のような昭和の男はブッフェなんて小洒落たことは言わない。「食べ放題」は断然「バイキング」である。一生の夢は帝国ホテルのバイキングである。 現在でも地方のホテルなどで「ランチバイキング」「特選寿司、しゃぶしゃぶバイキング」等と、すっかりブッフェはお洒落だが、バイキングは庶民的であるかのごとき扱いを受けている。しかし、帝国ホテルのバイキン
世界一の食都・東京において、未開拓の北欧料理の価値やいかに? ミシュランも、そしてミシュランのお墨付きなんかとっくに要らなくなった、つまり、誰がどう考えても世界一の食都となった東京において、「北欧料理」の株価というものは、一体どの程度なのか? 各区画にビストロやトラットリアが当たり前に並び、メキシコ料理やベルギー料理、ニューオーリンズのクレオール料理やアイリッシュパブまでが、大したインパクトは与えなくなった、この、コンビニのフードまでが美味しくなってしまったこの街で、ドイツやオランダ等のゲルマン語圏の国の料理と並び、スカンジナビア半島の料理は、未だに「ニシンの燻製で、強い酒飲むんでしょ」程度のパブリックイメージが抜け切れていないだろうし、IKEAに併設されたカフェの啓蒙によって「北欧って、ミートボールにフルーツのソース添えて出すみたいよ」ぐらいの常識が定着したとしても、まだそれは「うわあ、
ここ半年ほど、家でカレーを作るのにハマっています。きっかけはこの本: いちばんおいしい家カレーをつくる 作者: 水野仁輔 出版社/メーカー: プレジデント社 発売日: 2017/05/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 家カレーの壁って、「なんだ、結局カレールーだけで作るのが一番うまいじゃん」だと思う。日本のカレールーは、もう本当に暴力的とすら言える味調整力を持っていて、食材や調理のばらつきをものともせずに一定の味に仕上げてしまう。ちょっとやそっとのアレンジやちょい足しでは、この壁を乗り越えることはできないんです。 そこでこの本。レシピは「欧風カレー」「インドカレー」「ファイナルカレー」の三種類しか載っていない。しかしその一つ一つが異常に練り込まれた超合理的なもので、「普通のスーパーでも買える食材」で「ルーだけでは出せない領域」に導いてくれるんですね。 さ
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.470「お米の種類」 世界で栽培されているお米には様々な種類がありますが、大きく分類すると「ジャポニカ米」と「インディカ米」に分かれます。「ジャポニカ米」は私たち日本人が普段から食べているお米…例えばコシヒカリやササニシキがそれに当たります。 […] 続きを読む テーマは本物の海苔の味と新食感! お弁当・お惣菜大賞2024おにぎり部門最優秀賞は山形の名店「すず音」の「磯の香り満載おにぎり」 お弁当・お惣菜大賞2024が発表され、応募総数約14,000件の中からおにぎり部門で全国第一位の「最優秀賞」に山形の名店「すず音」から「磯の香り満載おにぎり」が選出されました。 昨年のトレンド […] 続きを読む
11月といえば… 【ボジョレー・ヌーヴォー!】 2023年の解禁日は11/16(木)です! いつも葡萄屋鶴見店でワインを買ってくださる皆様への感謝を込めて、今年はなんと3ℓのマグナムボトルをグラスワイン用に入荷しました!!16日の営業開始と同時に抜栓して、ご来店された方に1杯ふるまわせていただきます!!もちろん通常サイズのボジョレー・ヌーヴォーもありますので、飲んで買って楽しみに来てください! ~11月のオススメワイン~ 【ゲヴュルツトラミネール 2022】トラミン 葡萄屋鶴見店で今年一番売れているイタリアの白ワイン。 ゲヴュルツトラミネールらしい華やかな香りと、 すっきりとした後味を併せ持っているのが魅力です! デイリーな料理に合わせてもよし、 それだけで飲んでもよしの優等生! ぜひ一度はお試しください!! 【シルバー・ラベル(ドセ・メセス) 2020】フアン・ヒル 今月おすすめのしっと
[SUMMER GIFT] お中元・夏のギフトに、コーヒーでありがとうを贈りませんか。 2024.06.17
いろいろなホームページの中からタツマにお越し頂いたのもご縁あってのことと思います。まずはごゆっくりあなたの目で吟味して下さい。 タツマでは、昔ながらの作り方の、ちょっと頑固な干し芋農家と30年来お付き合いしています。そんな農家の干し芋は、口に含むと、自然に笑みがこぼれる懐かしい味わいです。 干し芋作りは一年がかりで行われます。早春に、種芋から苗を作りはじめ、春から夏にかけて栽培し、秋に収穫されたさつま芋を冬まで保管し、真冬に蒸かし上げ天日干しにし、仕上げます。 一見地味で素朴な干し芋ですが、そこにはとても奥深く、様々な物語・小宇宙があります。そんな干し芋の世界をご案内できれば幸いです。 干し芋のタツマでは、農家が一年間、何度も何度も手を掛けて出来上がった干し芋、心を込めて作られた干し芋を、干し芋好きなあなたにお届けしています。
このたびアトリエ・ド・アイは、2018年7月31日をもちまして、閉店することとなりました。 8年間ご愛顧いただき、ありがとうございます。 �これまでの皆様からのご支援、心より感謝申し上げます。 9月2日より店名を新たに、【白金chez tomo Natural Cuisine】として新装開店いたします。 シェ・トモ グループ オーナーシェフ 市川 知志が長年温めてきた、Natural Cuisine Franciase をコンセプトとし、銀座シェ・トモで使われているこだわりの有機野菜、 オーガニックの原材料をベースに、人・地球にやさしい自然派にこだわった 上質な食材で織りなすフランス料理。 白金シェ・トモ ナチュラル キュイジーヌ Lunch:4皿コース 3,200円 (税別) Dinner:6皿コース 4,882円 (税別) 営業時間 Lunch 11:30 - 15:00 (L.O.
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