生体子宮移植手術を受けた36歳の女性が2014年9月にスウェーデン・ヨーテボリ大学(University of Gothenburg)の病院で出産した男の赤ちゃん。英医学専門誌ランセット(Lancet)提供(2014年10月4日提供)。(c)AFP/HANDOUT/THE LANCET 【10月4日 AFP】(写真追加)スウェーデンで先月、世界で初めて、生体子宮移植手術を受けた女性が出産していたことが分かった。英医学専門誌ランセット(Lancet)が4日伝えた。不妊に悩む女性たちにとって、画期的な出来事だと指摘されている。 同誌によると、妊娠高血圧腎症を発症したスウェーデン人の女性(36)が、妊娠31週で帝王切開により男の子を出産した。赤ちゃんの出生時の体重は1775グラムで、母子共に健康だという。 女性は遺伝的な要因により先天的に子宮がないが、卵巣は正常に機能している。家族の友人であり、