“古代パレスチナの地を追われて流浪の民となったユダヤ教徒は、大きく二つのグループに分かれた。欧州大陸に向かいドイツのライン河流域に定着した東方ユダヤ人(アシュケナージ)と、イベリア半島(現在のスペイン、ポルトガル)に定着したセファルディである。今日、世界各地に居住するユダヤ人の大半はアシュケナージ系で、十五世紀にイベリア半島から追放されたセファルディは少数派として、スペイン語系の言葉や独特の伝統を維持している(スペインを去らず、キリスト教に改宗したセファルディはマラーノ〈=豚〉と呼ばれた)。”
コートジボワール・アビジャン(Abidjan)の動物園で撮影された2頭のチンパンジー(2014年6月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/SIA KAMBOU 【7月5日 AFP】チンパンジーの高度なメッセージのやりとりの解読を目指す研究で、チンパンジーの間で「ついて来い」、「やめろ」、「受け取れ」などの意思を手話のように伝えるジェスチャーが存在するとみられることが明らかになった。 遺伝的に最もヒトに近い種であるチンパンジーが、ジェスチャーで意思の疎通を図っていることは過去の研究で明らかになっており、その情報伝達システムは人間の言語を共通の起源を持つのかという疑問が持ち上がっていた。 米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)が3日付で公開した英スコットランド(Scotland)のセントアンドルーズ大学(University of St Andrews)の研究チームの
(CNN) アフリカ西部で被害が深刻化しているエボラ出血熱の問題で、地域11カ国の保健相らは5日までにガーナで会合を開き、感染の拡大阻止を図る共同戦略の構築で合意した。 世界保健機関(WHO)がギニアに小規模の地区を対象にした対策センターを設置し、感染防止策の作成などで支援することが決まった。監視や発症報告での制度改善、地域社会や政治指導者をより積極的に取り込んだエボラ出血熱に対する警戒態勢の強化、地域諸国間の密接な連絡態勢づくりなども盛り込まれた。 エボラ出血熱はギニア、シエラレオネ、リベリアの3カ国で今年3月から感染が拡大。WHOによると、3カ国での犠牲者は今年6月30日時点で計467人。発症例は759件に達した。致死率は最悪で90%に達することもあり、有効な治療方法はまだ確立されていない。 専門家らはエボラ出血熱の感染例としては最悪規模との懸念を表明。WHOは先に、感染を阻止するには
橋やトンネルなどの名前や施工者などを記した「銘板」と呼ばれる金属製のプレートが盗まれる事件が全国で相次ぎ、国や自治体などが調べたところ、今年度に入って2000枚以上がなくなっていることが分かったということです。 盗難が相次いでいるのは道路の橋やトンネルに設置されている「銘板」です。 維持管理に必要な情報を確認できるよう、橋などの名前や竣工(しゅんこう)した年月、使用した材料、それに設計や施工をした会社名などを記したものです。 ことし4月1日に島根県安来市の国道の橋でなくなっているのが見つかり、その後、国や自治体などが調べたことろ、少なくとも全国8つの県で合わせて2006枚がなくなっていることが分かりました。 被害額は9000万円以上に上るということです。 最も多いのが福井県で762枚、次いで岐阜県で533枚、石川県で328枚、島根県で233枚、愛知県で81枚、鳥取県で60枚、茨城県で6枚、
国土交通省は4日、都市部から離れた農村・中山間地の住民について、生活に必要な機能を持つ全国約5千拠点の周辺に集まって住むことを想定した2050年時点の目標をまとめた。人口減に対応し、狭い範囲に人を集めて病院やスーパーなどの施設がつぶれるのを防ぐ。維持にお金がかかる道路や橋などのインフラも最小限に抑える狙いだ。 まとめたのは「国土のグランドデザイン2050」。今後、土地利用の基本方針として閣議決定する「国土形成計画」に反映させる。1962年から5回の全国総合開発計画(全総)と、後継である08年の国土形成計画で常に掲げていた「国土の均衡ある発展」との文言は外した。「インフラを賢く使う」としており、くまなく都市化を目指した戦後の国土政策の大きな転換といえる。 グランドデザインでは、50年に人口が現在の1億2700万人から9700万人になると予想。全国を1キロ四方のマス目状に分けると、いま人が住ん
米ノースダコタ(North Dakota)州タイオガ(Tioga)そばの石油採掘施設で、水圧破砕法(フラッキング)用の貯水池のそばで燃える天然ガス(2011年8月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/Karen BLEIER 【7月4日 AFP】米中西部オクラホマ(Oklahoma)州の地震の急増は原油・天然ガス採掘施設で地下に注入される排水が近年増加したことが原因であるとする研究が、3日の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 オクラホマ州の地震発生回数は今年、米国で地震の多い州として知られるカリフォルニア(California)州を抜いた。マグニチュード(M)3以上の地震の発生回数はカリフォルニア州の71回に対しオクラホマ州は190回に上っている。「1976~2007年の期間と比較すると2008~13年のオクラホマ州の地震活動は40倍に増加している」と報告書は述べた。 地震
ドイツ北部ワッケン(Wacken)で開かれたヘビーメタルの音楽祭でヘッドバンギングするファン(2013年8月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/PHILIPP GUELLAND 【7月4日 AFP】ヘビーメタル音楽のファンが、英バンドのモーターヘッド(Motorhead)のコンサートで激しく頭を上下に振る「ヘッドバンギング」をした1か月後、脳出血していたことが発覚した。ドイツの医師らが4日、英医学専門誌ランセット(Lancet)に発表した。 ヘッドバンギングはそれほど害のない動きにみられることが多いが、50代の男性ファンは2013年1月のライブ後、徐々に悪化する頭痛に悩まされることになった。 治療に当たったハノーバー医科大学(Hanover Medical School)の神経外科医らは、男性の右脳に「慢性硬膜下血腫」と呼ばれる脳の外膜と脳の間にできる血腫を発見した。 ■ヘッドバンギングの
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