MicrosoftとGoogleは、ジオロケーション(地理位置情報)技術を手がけるGeoTagが保有する特許について、合同で異議を申し立てた。この特許に基づいてGeoTagに提訴された企業は300社以上にのぼっている。 GeoTagはこれらの企業がジオタギング技術に関連する当該特許を侵害していると主張して数百件もの訴訟を起こしており、今回の提訴はその結果だと、MicrosoftとGoogleは述べている。訴状には、GeoTagが提訴した企業の多くは「Bing Maps」および「Google Maps」サービスの顧客だと書かれている。 また、訴状には次のような記載がある。「これらの訴訟は原告のウェブ向け地図サービスに影を落とし、顧客各社が原告に救済を求める原因ともなり、原告とGeoTagの間で法的に決着をつけるべき論争を生み出した」