東武東上線で池袋から6分ほどのところに位置する板橋区・大山。「長年に渡って住み続けている人がとても多く、若い人の中にも大山の中で何度も引っ越すという住民は多いですね」と語るのは、在住歴10年の佐藤啓太さん(仮名・40歳・独身・彼女いない歴9年)だ。 なぜ大山には独身男性が多く住むのか。 大山と聞くとたびたびメディアで取り上げられる活気溢れる商店街や、手頃な家賃相場・物価の安さなどを思い浮かべる人も多いかもしれないが、全国的な知名度はそれほど高くない。 住めば都とはいえ、根強い“リピーター”人気を誇っている大山のコスパの実力、オトコが一度住んだら頑固に住み続けたくなる理由とはどのようなものなのか。実際に大山に住む男性たちの言い分を紹介していこう。 大山を語る上で欠かせないのが2つの巨大商店街。山手通りから旧川越街道を入った地点から始まる直線550メートルの遊座大山商店街と、大山駅から川越街道