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2013年7月22日のブックマーク (2件)

  • 答えはただ、風に吹かれて(『風立ちぬ』感想) - あままこのブログ

    映画『風立ちぬ』を見て来たので感想を。一応ネタバレになりそうなところは注釈に回したつもりです。 ひこうき雲 40周年記念盤 (CD+DVD)(完全生産限定盤)(LPサイズ絵仕様)posted with amazlet at 13.07.21荒井由実 EMI Records Japan (2013-07-31) 売り上げランキング: 13 Amazon.co.jpで詳細を見る まず感想を一言で言うと、「期待は見事に裏切られた。しかし、期待とは違うけれど、心に残るずしりと重いものを受け取った」という感じです。 僕がこの映画に期待していたことは、まず「答え合わせ」なんですね。ゼロ戦設計者の堀越二郎という人物を映画で描くということは、当然実在した兵器、そして実際に起きた戦争を描かなければならないということですから、そこではパンフレットで鈴木敏夫プロデューサーが書いている通り「戦闘機が大好きで、戦

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  • 栄冠はオレに輝く 「風立ちぬ」 - 挑戦者ストロング

    風立ちぬ [Blu-ray] ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社Amazon宮崎駿の新作「風立ちぬ」を新宿ピカデリーで観ました。以下ネタバレ感想。 二郎は美という呪いに囚われた、永遠の奴隷だ。それでも懲りない、懲りないのが凄い。 (★4) 死期が近づいた作家は子供に還ったかのように、自身の生涯を貫くテーマを正直にゴロリと吐き出すものらしい。たとえば教える者と教わる者、教育と学習を大きなテーマとしていた黒澤明は、遺作「まあだだよ」で身も蓋もない甘々の師弟の姿をぬけぬけと描いていた。宮崎駿の場合それは、職能至上主義と高純度のオタク人生にあたるようだ。「風立ちぬ」は堀越二郎と堀辰雄の物語であると鈴木敏夫は笛を吹いているが、その実態は宮崎駿の理想化された自伝である。そもそも紙の上で鉛筆を走らせてありもしないものをでっちあげるアニメ屋の仕事は、設計士のそれによく似ている。アニメーションという特殊

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