もろもろあって、昨日来、朝から晩まで、移動の時は電車の中でまで、超単純作業。いっそのこと外注したいけれど、個人情報満載の事案でそれもできない。今、やっと1/4ぐらい。先が長すぎて吐き気がしてくる。でも、こういう作業を乗り越えないと、「新しい価値」が生み出せない。楽じゃないよ、自分の前に道がないってことは。 昨日、日本人がノーベル賞を受賞したっていう報道があったけれど、ノーベル賞は、こういう「新しい」何かを生み出したことに対する功労賞。ところがなぜか、日本ではそれが予算獲得の看板に利用される。偉いのは、ノーベル賞を貰う前からその人を評価し、尊敬していた人なのに、目立つのはそのひとを神輿に担いで自らの権益を拡大しようとする人たち。きっと、今回もそういった動きが出るのだろう。 だけど、過去に新しい価値を生み出したからといって、将来新しい価値を生み出せるとは限らない。予算は、過去に活躍した人ではな
現在開発中のどうぶつしょうぎは日本語版と英語版を同時発売する予定。となると必要なのが英語版のマニュアル。さて、どうしたものかな、ということで、とりあえずyahoo.com(yahoo.co.jpじゃないです)のアカウントを取得して、ゲームサイトに行って、チェスの様子を視察(笑) あんまり参考にならない。そもそも、チェスには「待った」なんてないのだ。潔い。でも、今作っているどうぶつしょうぎは軟弱なので、待ったボタンがある(汗)。 「2、3回使ってみれば待ったの意味もわかるだろう」ということで、マニュアルでは待ったはスルーしちゃった。あと、iPhoneで見てちゃんと収まるように、ということで、横幅300ピクセル。パソコンで見るとちょっと変。そのうちパソコン版とは分けた方が良さそう。今回は突貫工事なので、これから徐々に直していかないと。 英語版どうぶつしょうぎ マニュアル ちゃんとappleの承
一般参加型のネットシステムはどうしてすぐに衆愚化が叫ばれるのか。この問に対する回答は簡単なんだけれど、いくつか順を追って考えてみる。 ミクシィにしても、はてブにしても、2ちゃんにしても、必ずと言って良いほど、サービス提供からある程度の時間が経つと「衆愚化が進んでいる」という問題提起が行われる。そして、その時点ではもうその流れは修正不可能となっている。というか、「衆愚化している」というのはあくまでも評論的視点であって、だからどうだということは、最初からない。そして、この流れはどんなサービスであっても逃れられないというのが僕の私見で、だから、「Twitterは衆愚化している」と言えばそこそこの確度で正しいし、「Twitterは衆愚化しつつある」と言えばかなりの確度で正しいし、「Twitterは衆愚化する」と言えばもうこれはまず間違いがない。 では、ここで言うところの衆愚化とは何なのか、というこ
昨日の朝生では、ベーシックインカムについての議論(というか、意見表明)が少しあったようだ(眠かったので、いい加減に見ていた)。僕はベーシックインカムについては今のところ懐疑的なスタンス。でも、世の中のネット住民の中では結構好意的に受け入れられているようだ。どうして受けが良いのか、そのあたりがちょっとわからないのだけれど、一応自分の頭の整理だけやっておく。 ベーシックインカムに対する個人的認識 基本的人権の保障のようなものとして、社会の構成員全員に定期的に一定額を供給する(例えば、日本国民に一律に月額5〜8万円を支給する)システム。所得の再分配制度のひとつ。 ベーシックインカムのメリット 企業の福祉負担軽減 生活保護のように資格をチェックするフェイズがない(社会保障制度の単純化) 被雇用者(公務員を含む)を保護しなくて済む 解雇に対する負担(金銭的、心理的)の軽減 個人で完結する(世帯単位で
まじめに使い始めて約一ヶ月。ちょっと感じたことを簡単に書いておく。 1.みんなが使っているTwitter 古くはfj、メーリングリスト、個人設置のBBS、そして2ちゃんねる、近いところではミクシィと、これまでに色々な面白いメディアが現れてきたわけだが、Twitterは、過去のメディアに比較して、明らかに利用者たちのネットリテラシーが低い。これはどういうことかというと、悪意に対する免疫力が低いということ。つまり、何らかの悪意にさらされたときに、その影響が出やすい環境にある。たとえばTwitterをベースにしたウィルスライクな試みが行われた時、それが蔓延するスピードはこれまで以上に早いと考えられる。 対策:なし 2.危険サイトへの誘導 Twitterで良く利用されるものとして、URLの短縮システムがある。これは140字以内に文章をまとめるために非常に便利なシステムだが、大きな弱点は、それをぱっ
政権交代が起きたおかげで、色々とパラダイムシフトが誘発されて、第三者的に見ていて面白い。 そんな中、時々目にするのが「こんなときこそシンクタンクが必要だ」という意見。それはそれで間違いないのだが、ここで少なくない人が誤解しているのは、「シンクタンクというものは中立的に正しいことを主張するんじゃないか」ということ。三菱総研にいた僕が言うのだから、少なくとも三菱総研については間違いがないが、政治的にも、思想的にも、完全に中立な主張などは三菱総研の中には存在しない。これは当たり前と言えば当たり前で、別に三菱がどうとかじゃなくて、シンクタンクならどこだって偏りがある。また、顧客とか、その担当者に都合の良いように報告書をまとめるのも日常茶飯事。特に三菱総研はついこの間株式公開したわけで、一層中立性は担保されにくくなったはずだ。 ただ、政治的、思想的に偏っていたからといって、そこが発信する情報に価値が
雇用者が過剰に保護されているおかげで雇用が流動化しない、というのは散々書いてきていることだけれど、この間の選挙を見ていても、そのあたりについて抜本的な対策を提言した政党はどこにもない。相変わらず駄目な国だな、日本は、という感じなのだけれど、自民党が負けたおかげで多少は変化が生まれるのかも知れない。 【09衆院選】自民秘書ら2000人が失業!? だそうで。素晴らしいことじゃないですか。 「家族がいるのに…」「雇用悪化の中、就職先が見つかればいいが」と一様に不安顔だ そういう思いでプレッシャーを受けながら生きている人間がこの国にどれだけいると思ってるんだ。こいつら、想像力が足りないんだろうね。「負けたらどうなるんだろう」とか、「仕事がなくて困っている人は日々どういう思いで暮らしているんだろう」ということを考えたことがなかったってこと。でも、大丈夫。想像力がなくても、そういう立場に追い込まれれば
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