ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (12)

  • 傲慢の見本のような記事 - 新小児科医のつぶやき

    3/4付朝日新聞デジタルより、 犠牲者の氏名伝える意義は 朝日新聞「報道と人権委員会」 読んでムカムカしたので取り上げます。まずもって肝心な事を殆んど触れていないように思います。アルジェ人質事件の実名公表問題で一番世論の怒りを買ったのは何かです。日揮も政府も実名公表を控える方針としていたので、 朝日新聞は遺族をペテンにかけて実名リストを入手し、約束を踏み破ってこれを報道した この点についての御意見が見当りにくいところです。口頭の約束(だったと思う)ですから法律的にどうかは私ではわかりませんが、口頭の約束で相手を信用すると言うのは、相手を深く信頼していた事になります。そういう信頼を反故にするような人物・組織は、それだけで社会の信用を失います。朝日は白昼堂々これをやらかしたわけです。その点をまず触れないとはまさに奇々怪々です。私の知る限り、この信義違反に朝日はまともな回答は行っていないかと存じ

    傲慢の見本のような記事 - 新小児科医のつぶやき
    e_tacky
    e_tacky 2013/03/06
    宮川委員「本件のような事例では、遺族は氏名の報道を拒否できないと思う。氏名を報道するかどうかは、報道機関がその責任において判断することであり、遺族が決めることではない」
  • 双葉病院事件の説明会 - 新小児科医のつぶやき

    ソースは、 9/30付産経 9/30付産経 10/1付福島民報 10/1付m3.com ここからです。3つは同じ説明会(双葉病院)の様子を報じています。 ■まずは産経 院長「謝罪の必要ない」 怒りの遺族、退席相次ぐ 双葉病院50人死亡 政府事故調の報告に続き、双葉病院は病院側の責任を否定したが、鈴木市郎院長(78)が「謝罪の必要はない」と話すなどしたことに遺族側は激高。途中で退席する遺族が相次いだ。 「亡くなったことに対しては謝罪はなかった」。ドーヴィル双葉にいた姉=当時(79)=を亡くした会津美里町の男性会社員(67)はそう憤る。男性会社員によると、説明会で鈴木院長は「謝罪の必要はない」「家族が病院側に安否を問い合わせるべきだ」と神経を逆なでするような発言をしたという。男性会社員は公開質問状の提出を検討する考えを示した。 浪江町の主婦(53)は双葉病院にいた兄=当時(62)=を亡くした。

    双葉病院事件の説明会 - 新小児科医のつぶやき
    e_tacky
    e_tacky 2012/10/02
    「先に責任付謝罪を行わざるを得ない状況が作り上げられ、そういう状況下で心情的謝罪がやりにくい状況が続いていた」
  • 地域の事情 - 新小児科医のつぶやき

    2/23付河北新報より、 東日大震災で津波被害は、もともと医療過疎が深刻だった岩手、宮城、福島3県の沿岸部の地域医療に大きな爪痕を残した。震災発生後、医療従事者は被災地の医療を懸命に支えたが、一方で医師・看護職員と地域住民の離散が加速。街の将来像が定まっていないこともあり、被災地の地域医療は綱渡りが続いている。(高橋鉄男、菊池春子、東野滋)=5回続き 午後2時半、宮城県南三陸町の仮設施設の公立南三陸診療所。常勤医の渡辺源也さん(29)は、重い体を車の座席に沈めた。この日は前夜の宿直に続き、午前の外来をこなした。 「夜間診療は町民の安心感につながる。だけど、貴重な日中の時間を移動で奪われ、仕事も疲れもたまっています」 診療で35キロ移動 ハンドルを握り、沿岸から内陸へ車を走らせる。目的地は約35キロ先。隣接する登米市米山町に移った公立志津川病院だ。 大津波で南三陸町唯一の病院は全壊した。間

    地域の事情 - 新小児科医のつぶやき
  • 歴史マニアの血が騒いでしまいました - 新小児科医のつぶやき

    ネタモトは天漢日乗様の 「『日書紀』の記述と合致」という紀年大刀に関する疑問 紀年と暦 庚寅銘は元嘉暦なのか ネタモトと言うより天漢日乗様と私では知識がプロとアマですから、当の意味での御高説を御紹介する形になります。まず天漢日乗様同様に銘文入り大刀の発見記事を、9/22付産経記事から引用します。 福岡市教育委員会は21日、同市西区の元岡古墳群(7世紀中ごろ)で、西暦570年を示すとみられる「庚寅(こういん)」や「正月六日」など19文字の銘文が象眼された鉄製の大刀が出土したと発表した。 調査を指導した九州大の坂上康俊教授によると、大刀の製造年代を示すとみられる「庚寅」は、南朝の宋から百済経由でもたらされた「元嘉(げんか)暦」に基づく干支(かんし)とみられ、暦法使用の実例としては日最古の発見という。 坂上教授は「元嘉暦は554年には大和政権にもたらされたと考えられ、大刀の銘文は元嘉暦の伝

    歴史マニアの血が騒いでしまいました - 新小児科医のつぶやき
  • 姫路日赤の訴訟と関係ない後日談のさらに続き - 新小児科医のつぶやき

    前回のお話は姫路赤十字病院小児悪性リンパ腫死亡事件と関係ない後日談で、姫路日赤の訴訟と関係する部分は、主人公になっているのが当時の原告側弁護士の佐藤功之氏であるだけです。前回の話も煩雑で整理が悪かったのですが、少しでも努力して話をまとめなおしてみます。 ■DV夫技法 佐藤弁護士は離婚訴訟についても専門であるようで、その佐藤弁護士が離婚訴訟で常用されるのが「DV夫技法」だそうです。至極簡単には夫をDV夫に仕立て上げて、離婚協議とか離婚調停とか離婚訴訟を有利に進める技法だそうです。ただ前回も出てきた疑問は、夫側がなぜにこれに従ってしまうかです。 当にDV夫ならともかく、濡れ衣を着せられて金まで払うなんて「アホウの極み」にしか部外者には見えません。ただこれには技法と呼ばれるだけのカラクリがあるようです。なんと言っても縁の無いお話ですから、知識のモトダネは弁護士と闘うからのものと御理解下さい。

    姫路日赤の訴訟と関係ない後日談のさらに続き - 新小児科医のつぶやき
  • ワクチン問題 3月8日会議 - 新小児科医のつぶやき

    今日はこれを書かないといけないのですが、まず基的情報です。平成22年度第11回薬事・品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会及び第2回子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会(合同開催)と言う長い名前が専門家会議の正式名称のようです。ここに会議に使われた参考資料が公開されています。素早い公開に感謝します。 このうち問題になった5つの死亡例にだけリンクを張って置きます。残りの資料は厚労省のリンク先から御参照お願いします。 宝塚症例経過概要 西宮症例経過概要 川崎症例経過概要 京都症例経過概要 都城症例経過概要 私はまだじっくり読む時間が無かったので、個々の症例の評価についての個人的な見解は差し控えさせて頂きます。こういう資料を使われて出された昨日の結論が、 小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンの安全性について このうちワクチン接種再開の可否についての部分のみ引用しておきます。 国

    ワクチン問題 3月8日会議 - 新小児科医のつぶやき
    e_tacky
    e_tacky 2011/03/09
    「2週間の時間の重みがワクチンの行方をどう左右するかは、今後のワクチン行政の方向性を決めてしまうぐらいのものになりそうな感じはしています」
  • 福島大野病院事件は風化したのか - 新小児科医のつぶやき

    ある意味怪情報ですが、あの事件で検察側証人を務められた教授が日産婦理事に当選確実の情勢になっているようです。日産婦理事の選出手順は、 各ブロックが理事候補を選出 → 各都道府県の代議員が郵便にて信任投票 ちなみに郵便投票は3月8日だそうです。これは学会によって色合いは違うでしょうが、日産婦では年功序列に副って各ブロックの理事が定数通りに選出され、信任投票は実質的にお儀式になっていると推測されます。まかり間違って不信任になると、理事候補の再選出からやり直さないといけませんから、最初から不信任はありえない設定になっていると考えるのが妥当です。 学業的な年功については門外漢ですから知る由もありませんが、それでもその他の「功」については素直に疑問符が付けられます。日産婦の中でもさすがに問題視する声があがっているようですが、これまでの慣例の重さを打破するほどのものになっていないとの事です。実際に問題

    福島大野病院事件は風化したのか - 新小児科医のつぶやき
    e_tacky
    e_tacky 2011/03/03
    福島大野病院事件「あの事件で検察側証人を務められた教授が日産婦理事に当選確実の情勢になっているようです」「福島大野病院事件も風化しつつある様に感じてしまうお話でした」
  • 行ってしまって、終わった人のお話 - 新小児科医のつぶやき

    にゃご様からの情報です。 いまさらではありますが、かの御仁についての新ネタをご紹介します。 地元の市医師会へ産婦人科医会から質問状が突きつけられました。 なにかというと、これです。 糸島産屋プロジェクト 発起人 http://www.itoshimaubuya.com/staff 読売新聞の記事 http://goo.gl/vcrCP 映画「玄牝」でも話題になった、あの吉村医院をモデルに 「産屋うぶや」なるものを作る事業を、信友先生は推進しておられるようです。 http://goo.gl/AmJE5 とりあえず1/18付読売記事を起します。 糸島市に「産家」を 自然なお産に備えて心と体を整える場として、糸島市で「産屋」をつくろうという計画が動き始めている。児童虐待などの子育てを巡る問題が深刻化する中、母親となる女性やその家族に新たな命を産み育てる力を養ってもらおうというのが狙い。(向井由布

    行ってしまって、終わった人のお話 - 新小児科医のつぶやき
  • 検察審査会の起訴と推定無罪 - 新小児科医のつぶやき

    小沢氏問題があったのでこの話題を取り上げたのは否定しませんが、小沢氏自身への評価は相当微妙なのでその点は誤解無いようにお願いします。 訴訟なんて生まれて以来長い間、興味も関心も薄い事柄だったのですが、医療訴訟問題を調べだしてから無理やり断片的な知識がついてしまいました。色々学んだ事の中で一番重要と思うのは、 推定無罪 この原則を常に意識しておく必要があると感じています。刑事事件の被告であっても、あくまでも容疑者であり、訴訟によってその容疑が当にそうであったかどうかを決めるわけです。判決が下るまでは「推定無罪」でなければならないと思います。 もっとも例外はあるわけで、現行犯逮捕であったり、容疑者が罪状を認めて刑の軽重のみを争うときには扱いは当然変わるとは思います。しかしそうでなく、容疑者が無罪を主張している時には「推定無罪」として扱うべきだとやはり思います。罪の有無を判断し、刑罰を下せるの

    検察審査会の起訴と推定無罪 - 新小児科医のつぶやき
    e_tacky
    e_tacky 2010/10/08
    「容疑者が無罪を主張している時には「推定無罪」として扱うべきだとやはり思います。罪の有無を判断し、刑罰を下せるのは司法のみに許された権限であるからです」
  • 2010-09-11

    思いつきなんですが、医療崩壊史の年表を作ろうと考えています。記録にしてまとめておくのは大事ですからね。ボチボチ叩き台の作成にかかっているのですが、枝葉末節を含めると膨大な情報量ですし、そもそも起源をどこから始めるのかの問題もあります。私もそれなりのウォッチャーのつもりですが、すべての情報に精通している訳ではありませんし、忘れた事も多々あります。 そこで賢明なるコメンテーターの皆様へのご協力をお願いする次第です。募集情報は、 起源をどこに置くか。 年表に記載しておく重要情報(年月日入り)断片的でも構いませんから、お寄せ頂いたら嬉しく思います。起源については意見が割れる部分も多いとは思うのですが、ある年を元年として、それ以前を紀元前とするような構成を思い描いています。それだけに元年はそれなりに象徴的な事件をおけたら好都合と考えています。 それと前もってお断りしておきますが、暫定版レベルまで完成

    2010-09-11
  • 三宅議員転倒劇 - 新小児科医のつぶやき

    ここのところ医事ネタから離れ気味になっているのが遺憾なんですが、妙に気になるというか、野次馬的ですが、軽いネタで埋め草とさせて頂きます。もう一つの隠れた狙いは、いつもテキストベースで字ばかりなので、たまにはふんだんに画像を使った華やかなエントリーを書いて見たいというのもあります。5/14付読売新聞より、 民主、三宅議員負傷で自民・甘利議員に懲罰動議 民主党は14日、自民党の甘利明衆院議員に対する懲罰動議を横路衆院議長に提出した。 民主党によると、甘利氏は12日の衆院内閣委員会で国家公務員法等改正案を採決した際、同党の三宅雪子議員らを突き飛ばし、右ひざ打撲などのけがを負わせたという。これに対し、甘利氏は自らのホームページで、三宅氏との接触を全面否定した。 そんなニュースが流れていました。まあ、国会審議で時に混乱と言うか乱闘があるのは常の事で、委員会審議なら強行採決時に野党側委員が委員長席に殺

  • 長妻大臣配布資料 - 新小児科医のつぶやき

    10/1の大臣記者会見での配布資料の一つに医療の確保、検疫、学校・保育施設等の臨時休業の要請等に関する運用指針(二訂版)と言うのがあります。大臣記者会見の配布資料ですから、大臣公認と言うか、厚労省公認の配布資料であるとは思うのですが、どれぐらいの位置付けになるかは私には判断できません。軽いと言っているわけではなく、やや混乱しているインフルエンザの診療方針に対してどの程度のものかと言う意味です。 前線の医師として関心が強いのは診断治療方針です。「発生患者と濃厚接触者への対応」と題されるところがあるのですが、まず「発生患者」の方です。 発熱、呼吸器症状等のインフルエンザ様症状を有する者のうち、基礎疾患を有しない者については、人の安静のため及び新たな感染者をできるだけ増やさないために外出を自粛し、抗インフルエンザウイルス薬の内服等も含め医師の指導に従って自宅において療養する。 基礎疾患を有する

    長妻大臣配布資料 - 新小児科医のつぶやき
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