ニューヨーク市スタテン島にある米Amazonの物流倉庫では4月に入り、従業員の投票で、同社の施設では米国初となる労働組合の結成が決まった。現従業員と元従業員が結成した団体Amazon Labor Union(ALU)はこうして大きな勝利を収め、さらに米国時間4月6日、Joe Biden米大統領から精神的な支援を受けた。 Biden氏はこの日、北米建設労働組合(NABTU)の会議で演説し、AmazonでのALUの勝利を意味するこの出来事に、肯定的に言及した。 「ところで、Amazonの話だ。われわれはここまで来た」とBiden氏は聴衆に語りかけ、歓声を受けた。さらに、広く労働組合を称賛し、自分たちは「必死に働く人々に威厳と敬意をもたらす」ために存在すると述べた。 Amazonにコメントを求めたが、今のところ回答はない。 スタテン島の物流倉庫で働く従業員は、労組結成の是非をめぐり、6日間にわた
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