展望台にはまっている。 ビルの上にある展望台ではなく、屋外の丘のうえにある、火の見櫓のような展望台だ。 風を直にうける爽快感があるし、思った以上に景色が良い。そしてたいてい誰もいない。そこから見える景色をちまちま調べるのがとにかく楽しい。 そんな展望台をいくつか紹介したい。
![郊外の展望台から都心を眺める(稲城・川崎・入間編)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1b01c803323d6d2d9e1c9729e8d5f5c9718607d5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.dailyportalz.jp%2F3816%2F9759%2F6172%2Ftop2.jpg)
「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 前の記事:テレビでよく見る酸素缶を吸ってみる > 個人サイト 日本海ぱんく通信 敷島製パンのダブルメロン 愛知県出身の私とダブルメロンとの出会いは覚えていない。なぜなら物心がついたときから、いつもそばにダブルメロンはあったからである。 敷島製パンは名古屋の会社 パスコのブランドで全国展開している敷島製パンは地元愛知で親しまれている。 とくに子供たちに人気で、東海地方の子供は夏休みのプール帰りによく売店でこれを食べるのだ。 見た目はよくあるコッペパン なぜ特に東海地区の子供たちに人気なのか? 理由の前に問題です。
景色からたちどころに国が分かる人がいる Googleのストリートビューを使った場所当てゲーム「GeoGuessr(ジオゲッサー)」というものがあるのだが、そのトッププレイヤーたちのレベルが凄まじいことになっている。 先日「RTA in Japan Summer 2023」という、いろいろなゲームを全速力でクリアする大会の一種目に GeoGuessr の枠があり、プレイヤーである Daig_O さんのプレイがすごいと話題になった。 ↑実際のプレイの動画 プレイ中の画面。この景色からどこの国かを当てるのだ。(「GeoGuessr - RTA in Japan Summer 2023」より。以下、イベント風景のキャプチャは全て同動画から) GeoGuessr にはいろいろな遊び方(モード)があるが、この大会では国を当てるモードでプレイが行われた。そのようすを少し紹介したい。 第1ラウンドめ(30
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:アメ横チャーハン紀行~チャーハン部活動報告 暑い 冒頭から暑いとしか書いてないが、暑すぎる。7月は世界的にも暑かったようで、外に出た瞬間に体力がゼロになるほど暑かった。 9月に少しは暑さも落ち着きを見せつつあるが、まだまだ暑く、ちょっと外を歩いだけで汗をかいてしまう。そんな中で、冷房がガンガンにきいたお店に入ったときの気持ち良さったらない。 今回、検証をするにあたり、今の気温はどのぐらいだろうか。気温と湿度を測れる温度計を購入したので計測してみる。 現在、34度。34度ってもうダメじゃん。 34度である。部活に行きたくない気温だ。運動するならアクエリアスとかポカリ、麦茶を持って行こうな。 コンビニ 最初に五反田
平成を代表するスーパーアイドル、木村拓哉。今なお人々を夢中にさせる存在である。彼について、こんな噂を聞いたことはないだろうか。 「あそこのマンションの最上階の部屋、実はキムタクが別荘に買ったらしい」「あそこの海にキムタクが別荘を持っていて、時々サーフィンをしているらしい」 キムタクからしたらなんとも迷惑な話かもしれないが、こうしたキムタクの住まいに関する噂は全国各地にあるらしい。気になってアンケートで集めてみたら、100件を超える噂が集まった。 100て! ※本記事では敬意を込めて木村拓哉さんをキムタクと表記します キムタクは河童か空海か ここまで来ると生きる伝説だ。この資料がなにかの手違いで100年200年と残ってしまったら、未来の人はキムタクを一体何者だと思うだろう。 集まったアンケートを読み込んでいくと、キムタクの噂に一定の傾向があることがわかった。 そこでDPZライターの唐沢むぎこ
道路の方角は、隣り合う街どうしで微妙に違っていたりする。それが分かりやすいように道を方角によって塗り分けてみたところ、街の地形や歴史が見えて面白かった。 北海道、東京、京都、ニューヨークなどでやってみた。 今回、こんな地図を作った。 なんのこっちゃと思うが、拡大するとこうなっている。 道路を、その方角によって塗り分けたものだ。 右側の黄色いエリアは江東区。中央のカラフルなのは銀座とか日本橋だ。街ごとに道の方角が少しづつ違うということが色によってとても分かりやすくなっている。銀座から日本橋まで歩くと少しづつ道がカクッと曲がってるなーという感覚があるが、そういうこともまざまざと示されている。 こんなことできるかなと思ってやってみたらできて、結果も面白かったのでいろんな場所でやってみようというのが今回の趣旨です。 (本記事の地図は OpenStreetMap のデータをもとに加工したものです。末
先日、こんな地図を作った。 なんのこっちゃと思うが、拡大するとこうなっている。 じつは小さな文字が集まってできている。東京の地名の末尾の一文字だけを並べたものなのだ。 中央やや右でぽつんと「田」となっているのは、千代田の「田」だ。全体をよく見ると「山」「谷」「海」などが散らばっている。それぞれ、代官山だったり渋谷だったり青海だったりするのだが、こうやって末尾の一文字だけにすることでうまい具合にその土地の特徴や地形が浮かび上がるように見える。 どうしてこんなものを作ったか これを作ったきっかけは永太郎さんという方のツイートだ。 永太郎さんは京都で地理を専攻している学生だ。先日も「なんでもない地図を語る会」という記事でお世話になった。なにかの調査の一環だと思うが、地図から地名だけを抜き出してものを作っていた。これがとても面白く、しかもそれ自体ぎりぎり地図と言えないこともない。しかし、残念ながら
大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:「餅は餅屋」は本当だったし、さらに「米屋の餅」もおいしかった 私が持っている「シマダス」を見てください さてその「SHIMADAS(シマダス)」、正式には「日本の島ガイド『SHIMADAS(シマダス)』」というタイトルなのだが、これから文中に何度もタイトルが出てくることになるので、ここでは「シマダス」という表記に統一させていただきたいと思う。 シマダスは1993年に初めて作られ、その後、改訂版が数冊出ている。私の部屋にあるのがこれ。1998年版だ。 1998年に刊行されたシマダス。1,152ページある。 150ページぐらいの文庫と比べてみる。デカい ズシッと重たいこの1998年版シマダ
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:新幹線でディナーを
1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:夜の埋立地散歩 ~超穴場夜景スポットと地の果て~ > 個人サイト 日和見びより ルーツは日本最古の理容店 というわけで東京大学の本郷キャンパスへやってきた。東大は敷地も広大なので美容院くらいあってもおかしくないだろうという思いと、本当に構内に美容室が必要か…?という思いが混ざり合う。 目的の美容室は東大のランドマークともなっている安田講堂のすぐ近く、法文2号館の地下にある。 お店の名前は「kitadoko」だ。 法文2号館は設計者の内田祥三の名前から通称「内田ゴシック」と呼ばれるアーケードが美しい 渋い並びの地下のテナント。フォントがゴシック体なことと建物がゴシック調なことに関係はあるのか(多分な
1978年、東京都出身。漂泊の理科教員。名前の漢字は、正しい行いと書いて『正行』なのだが、「不正行為」という語にも名前が含まれてるのに気付いたので、次からそれで説明しようと思う。 前の記事:叔父の遺品を紹介します(デジタルリマスター版) > 個人サイト まさゆき研究所 新棟 美術室のぞうきんでもきのこは育つ そもそも紙や布できのこは育つのか。 これについては先例の情報がある。 高校生の頃、美術の先生がニカワを拭いた雑巾を掃除ロッカーに夏の間放置していたら、夏休み明けにきのこが生えていた、という話をしてくれたのだ。 つまりこういう環境でも,栄養があれば雑巾にきのこが育つと! この話が16歳の時に聞いて以来ずっと頭に残っていた。 ということは、布・紙のようなピュアな植物繊維でも、ちょっと栄養を与えてうまく培養すればきのこを育てることができるということだ。 今年こそ、これを試してみたい。
東京・赤坂に地図を肴にお酒を飲む「地図バー」ができたという。なんだそれは。 地図好きとしては大変気になる。お酒はいっさい飲めないが、とりあえずかけつけてみた。 店の中は地図だらけ そのお店とは赤坂のバー「M」である。まずは中のようすをばばばっと見てください。 オープン記念ということでたくさんの人が駆けつけていた。 薄暗い、いかにもバーっぽい店内なのだが、壁に地図がぎゅうぎゅうにかかっている。これらがすべて立体地図なのだ! 東京の目黒川あたりの魅力的なデコボコ あまりにもギザギザな京都北部 かっこよすぎる富士山周辺 新潟あたりの山々にグッと来て 世界地図もとうぜん立体! すごいでしょう。地図好きの人はきっと震えながら「場所を…! 場所を教えてくれ!」となっていることと思う。 改めてお店を紹介します このお店「M」は東京・赤坂のTBSの隣のあたりにある(詳しい住所は最後に)。 看板に「M」って
1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:近所にあるかも?戦前の街頭ラジオの痕跡「ラジオ塔」 > 個人サイト オカモトラボ フライドポテト難民になった 僕はとある映画館のフライドポテトが大好きだった。そのフライドポテトは細くカットされ、ジャガイモの皮があって、衣を付けて揚げてあり、ちょっとコンソメ風の味だった。 しかしその映画館からフライドポテトが姿を消し、僕は突如としてフライドポテト難民となった。 似たフライドポテトはどこの店に行けば食べられるのか? 意外とそういう情報がなく、ファストフードはもちろんコンビニや居酒屋などでもメニューにフライドポテトがあれば食べまくった。 フライドポテト比較表 以下はこれまでに調査したフライドポテトの概要を示す表である。 なお
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:ライスバーガーごはん(デジタルリマスター版)
こんにちは、編集部藤原です。明日はなんとかセール(Amazonのプライムデー)ですね。いろいろ欲しいものがある…と思いつつ改めて考えると出てこないんですよね。 デイリーポータルZは記事の終わりにアンケートが出ることがありまして、そこで聞いているのが「買ってよかったもの」。 いっぱい集まりすぎて(600件以上!)紹介していかないとこの知恵が無駄になってしまいます。なにしろ明日はなんとかセール(便乗したいだけなんですが)でちょうどいいので一部紹介します。 すこし長いですが、ツツーっと読んでいただければ幸いです。 ※記事中のAmazonリンクはアフィリエイトになっておりますので、経由して買っていただくとDPZの運営費になります。商品画像がリンクになっています。世露死苦!
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:トラックの荷台で飛んでるドローン、トラックが急発進するとどうなるのか? > 個人サイト むかない安藤 Twitter つくばは今日もいい天気だった 前に茨城県に住んでいた頃、彼女がつくばに住んでいたので週末のたび訪れていた。 あの頃も確かつくばはよく晴れていたように思う。そのおかげか木々の生い茂り方がすごい。放っておくとこの一帯だけ太古に戻ってしまうんじゃないかというくらいに、緑が力強い。 空が広くて緑が多くて四角い建物がある。これが僕のつくばの印象です。 そんな「つくばの中のつくば」とも言える、産業総合研究所の敷地内に地質標本館はある。思いっきり研究施設のど真ん中だけれど、受付を通れば基本的に誰でも入ることができるのであきらめないでほし
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:惣菜系スナックはそこそこおかずになる
1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:岡山は桃太郎好きが高じて完全にモモタライゼーションが完了しました > 個人サイト オカモトラボ ラ・ムーとディオとは? ラ・ムーといっても菊池桃子が組んでいたバンドの話ではないし、ディオといってもジョジョの奇妙な冒険の話ではない。 こっちがラ・ムーで、 こっちがディオ。 2つとも商品が安いディスカウントスーパーだ。 上の写真のディオは西日本豪雨で被害を受けた岡山県倉敷市真備町にある。いち早く再開し復興の助けになっているということで報道されていたことも記憶に新しい。 しかしながら、ラ・ムーとディオを初めて聞いたという人もいるだろう。 ラ・ムーとディオがある府県を塗るとこんな感じだ。 ラ・ムーとディオは中部以西から福岡県に
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